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ゆらぐ親密圏とフェミニズム 海妻 径子(著) - コモンズ
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ゆらぐ親密圏とフェミニズム (ユラグシンミツケントフェミニズム) グローバル時代のケア・労働・アイ デンティティ (グローバルジダイノケア・ロウドウ・アイ デンティティ)

社会一般
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発行:コモンズ
四六判
200ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86187-113-9   COPY
ISBN 13
9784861871139   COPY
ISBN 10h
4-86187-113-1   COPY
ISBN 10
4861871131   COPY
出版者記号
86187   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年5月
書店発売日
登録日
2015年6月11日
最終更新日
2016年6月29日
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紹介

子育てや介護の経験をとおして見えてきた言葉にしにくい思い。
フェミニズムの立場から、社会の矛盾や日常生活でのとまどいを平易に語る。

目次

1 不安定労働の時代を生きる
 はずれた「家族の未来図」 
 「在宅ワーク」は「仕事と家庭の両立」か? 
 ヘゲモニーは親密圏でつくられる

2 成り立たない「ライフコース」
 「家族戦略」としての同居/別居 
 「マミー・トラック」から「初職トラック」へ 
 「お嫁さん願望」の功罪

3 地域社会と女性保守層
 私的扶養というモラル・マゾヒズム 
 「留守番」の政治学 
 「小泉純一郎好きおばちゃん」はミーハーなだけなのか

4 融解する境界線
 子どもの「連れ去り」と「置き去り」の国際化 
 父親の育児参加とホームレス 
 拡散するセックスと感情労働

5 震災は親密圏を変えたのか
 ゆらぐ大地、ゆらぐ親密圏 
 「プライベートを他者に知られること」をめぐる雑感 
 生の公共性

前書きなど

家族に限らず、「互いの健やかさや日常生活や必要な世話について無関心ではいられない人びとのかかわりあい」を、「親密圏」と呼ぶことが近年の学問の世界ではしばしばある。
この本で私が書こうとするのは、この「親密圏」をめぐる、「いま私たちの社会にあるのに、はっきりとは見えていない」問題なのである

著者プロフィール

海妻 径子  (カイヅマ ケイコ)  (

1968年生まれ。
お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科修了。
岩手大学人文社会科学部准教授。専門:ジェンダー研究・家族論・男性史研究。
主著=『近代日本の父性論とジェンダー・ポリティクス』作品社。

上記内容は本書刊行時のものです。