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出版者情報
在庫ステータス
在庫僅少
取引情報
直接取引:
なし
鎌鼬 新装普及版
発行:青幻舎
B4判
112ページ
上製
定価
5,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2009年11月
- 書店発売日
- 2009年11月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年1月30日
書評掲載情報
2017-07-22 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 平松洋子(エッセイスト) |
2009-12-13 | 日本経済新聞 |
2009-11-29 | 読売新聞 |
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紹介
写真家・細江英公と舞踏の創始者・土方巽との濃密なコラボレーションにより誕生した名作『鎌鼬』。
巣鴨とげぬき地蔵、葛飾界隈、そして秋田の伝統的な農村風景を舞台に、土方巽はパフォーマンスを鮮烈に繰り広げた。
人々との遭遇によって生じる波紋、そして疾走する土方巽の魂と肉体に共振しながら、風土への官能、生と死のオルガズムを深めていく細江の眼差し。
ここに、日本の原風景と記憶はモノクロームで焼き付けられた。
細江英公は半世紀余にわたり、自己の内面的な意識を写真として表現することを探求し続け、
独自の映像美学は国際的な評価を得ている。
安保闘争に揺れる1960年に発表した『おとこと女』では
肉体を裸形のオブジェにまで開放し、二つの性の拮抗するドラマを鮮烈なコントラストで描出。
このとき三島由紀夫を被写体としてバロック的な耽美空間を構築した『薔薇刑』を発表。
そして再び土方巽とのコラボレーションが結実し、不朽の名作『鎌鼬』を生んだ。
原本『鎌鼬』は1969年に現代思潮社より出版された。
2005年には完全復刻版(青幻舎/500部限定)が刊行された。
本書は、さらに8点の未発表作品を選び出し、ここに追加した。
著者:細江英公
舞踏:土方巽
序文:瀧口修造
随筆:ドナルド・キーン
詩:三好豊一郎
鎌鼬賛:高橋睦郎
造本:田中一光
上記内容は本書刊行時のものです。