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人間形成としての教養
ハンガリー、フィンランド、日本におけるドイツ的理念の受容と将来展望
発行:春風社
四六判
224ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2018年4月6日
- 登録日
- 2018年3月6日
- 最終更新日
- 2018年3月17日
紹介
教育における「教養」のあり方を、思想史や教育史、文化概念の問題から多角的に考察。多文化時代に人間性を養うことの意義を論じる。
目次
まえがき(高橋輝暁)
序章 人間形成としての教養をめぐる本書の議論を俯瞰する(高橋輝暁)
第一章 人間形成としての教養―豊かな伝統をもつ将来的課題(ティルマン・ボルシェ、訳=中山純/高橋輝暁)
第二章 ハンガリーにおけるドイツの教養理念の受容と展開(ゾルターン・センディ、訳=相澤啓一/高橋輝暁)
第三章 フィンランドにおける教養理念と新大学法(エーヴァルト・ロイター、訳=浜崎桂子/高橋輝暁)
第四章 文化と形成―キケロから西田にいたる文化概念の変遷― (ロルフ・エルバーフェルト、訳=大田浩司/高橋輝暁)
第五章 獨協大学創立者天野貞祐と教養教育(松丸壽雄)
第六章 道理と人格―天野貞祐の教育論における二つのアスペクト― (斉藤渉)
第七章 獨協大学外国語学部における教養教育(浅山佳郎)
第八章 これまでの、そして、これからの人間形成としての教養―グローバル化と多文化共生の時代のために―(高橋輝暁)
付論Ⅰ 文化、学問、教養、人間形成―四概念の関係を概念史的に繙く―(高橋輝暁)
付論Ⅱ 獨協学園とドイツ―獨逸学協会の歴史から繙く―(高橋輝暁)
あとがき(高橋輝暁)
執筆者および訳者のプロフィール
上記内容は本書刊行時のものです。