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ト|ニ|地方小
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ヘルマン・ヘッセの精神史
創作と癒やし
四六判
縦194mm
横133mm
厚さ18mm
294ページ
上製
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年12月22日
- 書店発売日
- 2022年1月7日
- 登録日
- 2021年12月3日
- 最終更新日
- 2022年1月5日
紹介
ノーベル文学賞受賞者であり、20 世紀を代表する偉大な作家ヘルマン・ヘッセ。
ヘッセ文学は終始ひとの心の内面に向かう探求であり、その統一的帰結が終生のテーマであった。
しかしヘッセを取り巻く世界情勢は、彼の願望をそのまま許そうとはしなかった。
家庭の周辺においても温床は存在しなかった。
その戦いは、ヘッセの心性に強い影響をもたらし、極度の精神不安を抱くようになる。
本書では、ヘルマン・ヘッセの自己治癒への道程をまとめながら、創造と精神分析、さらに筆者が追究する癒しという視点で作品分析を試みている。
目次
●目次
序章
第一章 自我同一性という相克
第二章 ヘッセ、精神分析を受ける
第三章 精神分析(1917・1918)夢日記 Traumtagebuch der Psychoanalyse 1917 /1918
第四章 創作デミアンと精神分析
第五章 『シッダールタ』 Siddhartha
第六章 『荒野の狼』 不滅の人へ
第七章 『ガラス玉遊戯 Das Glasperlenspiel』に
終章 ―各章のまとめとヘッセ最後の告白―
版元から一言
創造への情熱は衰えず、それは病の克服への支えとなった。
ヘルマン・ヘッセの自己治癒への道程をたどる
上記内容は本書刊行時のものです。