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新版 孫育ての時間
祖父母に贈るはじめての育孫書
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年12月
- 書店発売日
- 2015年12月18日
- 登録日
- 2015年11月30日
- 最終更新日
- 2016年1月8日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2017-06-01 |
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紹介
孫育てのロングセラーを改訂して刊行。
産婦人科医、小児科医、助産婦、保健婦などがそれぞれの専門分野から最新の情報を持ち寄り、おじいちゃんとおばあちゃんのためにつくった「孫育て」の本。 乳児期と幼児期、それぞれの注意事項や赤ちゃんとの上手な接し方などを、細かく解説。若いお母さんに、言って「喜ばれること」「嫌われること」、してあげて「喜ばれること」「嫌がられること」などアンケートも掲載。 これを読んでおけば、嫁や娘に頼りにされ、好かれるおじいちゃんおばあちゃんになること間違いなし!
孫のために、ぜひとも読んでおきたい一冊。また、若いご夫婦から祖父母へのプレゼントとしても最適!
目次
一章 一歳までの孫育て
◎あなたは何型おばあちゃん?(チェックシート)
◎お母さんのこころと身体
◎赤ちゃんのこころと身体
◎おっぱいをあげる
◎沐浴のコツ
◎出産から一カ月くらいのこと
◎座談会 一歳までの孫育て
◎クイズにチャレンジ パート1
二章 一歳からの孫育て
◎孫にとってあなたはどんな存在?(チェックシート)
◎子どもが育つ仕組みと祖父母の関わり方
◎幼児のこころと身体
◎子どもの病気と事故
◎座談会 一歳からの孫育て
◎クイズにチャレンジ パート2
三章 みんなのホンネを聞きました
子育て中のお母さんに聞きました!
【妊娠中】祖父母に言われて「うれしかったこと」
【妊娠中】祖父母がしてくれて「うれしかったこと」
【妊娠中】祖父母に言われて「嫌だったこと」
【妊娠中】祖父母がしてくれて「嫌だったこと」
【育児中】祖父母に言われて「うれしかったこと」
【育児中】祖父母がしてくれて「うれしかったこと」
【育児中】祖父母に言われて「嫌だったこと」
【育児中】祖父母がしてくれて「嫌だったこと」
【孫に対して何をしてもらったら助かりますか?】
【孫に対してこれだけはやめて欲しいこと】
祖父母に聞きました
【若夫婦に言われてうれしかったこと】
【若夫婦に言われて嫌だったこと】
【若夫婦にされてうれしかったこと】
【若夫婦にされて嫌だったこと】
【祖父母が孫に気をつけていること】
【祖父母が若夫婦に気を遣っていること】
【祖父母が若夫婦に望んでいること】
【若夫婦との意見の違いは?】
【祖父母が孫に伝えたいこと
孫からのメッセージ
読んでみていかがでしたか?
前書きなど
新版「孫育ての時間(とき)」によせて
「孫育ての時間」の発刊から10年あまりが過ぎました。この間、多くの方々に読んでいただき心より感謝いたします。このたび祖父母とお孫さんのアンケートによる生の声を加え、改訂することにいたしました。
子どもはバ~バとジ~ジが大好きです。それはたぶん、祖父母が歩んできた人生の中で養われたこころの深さと知恵に、そして過ぎ去ったそれぞれの子育てへのほろ苦い思いへの償いにも似た、いのちへの愛おしさに包まれる心地よさを孫たちが感じるからでしょう。
子どものいのちは来るいのち、祖父母のいのちは行くいのちです。その〝いのちの交差点〟が「孫育ての時間」になります。孫と祖父母に共通なのは〝後で〟はなく〝今〟しかないという時間感覚だろうと思います。孫育てセミナーを開催以来、孫育てをいかに楽しむかで子どもと祖父母の、ひいては家族の人生が大きく変わった方々と出会いました。
「孫育ての時間」の刊行は長年の孫育てセミナーが背景にあります。私が孫育てセミナーを開いたのにはいくつかの思いがあります。
私の医者人生を方向づけたのは国立岡山病院名誉院長小児科医、故山内逸郎先生との出会いです。今から30数年前産科医の道を中断し、先生の元で小児科を研修させていただきました。その時感銘を受けたのが赤ちゃんのために母乳育児をすすめる山内先生の真摯な姿勢でした。先生は「母乳育児は産む女(ひと)を母に、生まれるヒトをひとにする当為です」と言われました。赤ちゃんが育つ上で最も大事なその母乳育児を支えるのが実は祖父母です。とくにおばあちゃんの気持ち一つでお母さんの子育てが大きく変わります。是非母乳育児への理解を深めてほしいというのが孫育てセミナーのねらいのひとつです。母乳育児はまさに子どもの「こころの根っこ」です。お母さんを責めるのではなく、癒やし、包む優しさで、支えてほしいと願います。
孫とのふれあいや生活は同時にその両親である我が子やその連れ合いとの交流です。「孫は来てよし、帰ってよし」という言葉がありますが、エネルギーの塊のような幼子を相手にすることは心身に大きな負担となります。その親たちへの心遣いも含めますと、気疲れは並大抵ではありません。
少しでもゆとりある孫との交流に、また皆様と人生の始まりを過ごした子ども達の「こころの根っこ」がしっかり養われるために、この本が少しでも道標(みちしるべ)となれば嬉しい限りです。
二〇一五年十一月 山縣 威日
版元から一言
孫ができたら読む本。孫育てのロングセラーを改訂。産婦人科医、小児科医、助産師、保健師らがアドバイス。うれしいこと、嫌なこと…ホンネが分かるアンケートを収録。
聖マリアンナ医科大学名誉教授 堀内勁氏が推薦!
「孫育てとは、孫が赤ちゃんの時は父母を支え、幼児期以後は孫の友達になることです。孫育ては家族力を高め、元気のみなもととなります。この書は、父母、祖父母、孫のそれぞれのお互いの気持ちが率直に述べられていて、お互いの体験を理解できます。そのための、知識、実践、そして智慧がきめ細かく述べられた解説書です。祖父母になる方、既になった方、必読です!!」
上記内容は本書刊行時のものです。