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あるいは、透明な海へ 片山 一行(著/文) - 創風社出版
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あるいは、透明な海へ (アルイハトウメイナウミヘ)

文芸
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発行:創風社出版
四六判
96ページ
上製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-86037-214-9   COPY
ISBN 13
9784860372149   COPY
ISBN 10h
4-86037-214-X   COPY
ISBN 10
486037214X   COPY
出版者記号
86037   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年11月
書店発売日
登録日
2015年12月5日
最終更新日
2015年12月5日
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紹介

「それでも今日、私にもあなたにも無関係に鳥が飛ぶ」――そう書き綴って現代詩の新たな地平を開いた第一詩集から10年。「俳句」という定型詩の世界を模索し始めた著者の、端正な第二詩集。詩の中にときおり数句が嵌め込まれる。

目次

1.海溝への白い道
2.つながっている一筋の祈り
3.村の情景
4.夏至の雨
5.シルヴィア、泳いでゆけ!
6.あるいは虎落笛
7.きのうの胸に
8.風のフーガ
9.地図を出る道
10.海のパンセ
11.緑の足跡
12.栴檀の花の下で
13.ふたたび、シルヴィアへ!
14.夜の声を超えて
15.時間、セグロセキレイの場合の、
16.もうひとつの脈絡へ
17.溶けていく記憶の、色
18.何かへのプロローグ

著者プロフィール

片山 一行  (カタヤマ イッコウ)  (著/文

1953年、愛媛県宇和島市生まれ。
 宇和島東高校を卒業後、上京。早稲田大学第二文学部を卒業後、(株)中経出版(現・KADOKAWA)に入社。経営実務書の編集に携わる。7年後、(株)かんき出版に転職、『手にとるように経済のことがわかる本』を初めとする「手にとるようにわかるシリーズ」を立ち上げ、数々のミリオンセラーを生み出す。
 約15年間かんき出版に在籍し、取締役編集部長として同社編集部の基盤をつくる。その後、1998年に独立し、フリーの「編集職人」として、(株)すばる舎、(株)フォレスト出版、(株)PHP研究所などの本づくりに関わり、さまざまなスタイルの「ビジネス書」をつくりあげてきた。2013年、愛媛県松前町に移住。新しいスタイルの編集者として各出版社とさまざまな仕事に携わっている。
 (株)中経出版入社以来、一貫して「ビジネス書」を手がけてきた。「わかりやすい実用書」づくりにおいては業界でも屈指と言われている。
 一方で、「ビジネス」とは正反対とも言える、詩作、俳句なども手がけ、単なる編集者だけではない一面も持つ。2005年、第一詩集『おそらく、海からの風』を出版、「現代詩の新たな地平を切り拓く」と高い評価を得る。俳句では、「銀漢俳句会」に所属、「銀漢」同人「さへずりのひとかたまりに移りけり」「飛ぶときは飴色になり蚊喰鳥」……などの句を俳句誌『銀漢』に発表し続けている。
 「俳句は詩であり、いのちのうた」であるが持論。そのため、この第二詩集には、俳句のテイストも随所で見られる。
 著書として前述の『おそらく、海からの風』の他、編集者としてさまざまな人と関わって来た経験をもとにした、『すごい! 聞き方』(ダイヤモンド社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。