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鳩棲む街で －風のカナリヤⅡ－ 大早直美(著) - 創風社出版
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鳩棲む街で －風のカナリヤⅡ－
発行：創風社出版
四六判
230ページ
上製
定価
1,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2008年8月
- 書店発売日
- 2008年9月16日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
幼い頃から男の子として育てられ、成長してからも自分を「ぼく」と呼ぶ少女・玲とその友人たちをめぐる物語。
少年少女たちのローティーン期を描いた前作『風のカナリヤ』の続編で彼らの中学三年の半年間を描く。
物語は、玲と、玲を亡くした長男の身代わりとして育てた母との相克を背景に、玲の学校生活を中心にして展開する。自分自身の「性」に揺らぎ悩む主人公・玲を軸に自我に目覚め、さまざまな思いに揺れる少年少女たち。イジメや恋愛などを経験しつつ彼らはしなやかな感性で傷つきやすく不安に満ちた時期（とき）を乗り越えようとする
目次
Ⅰ 旭
Ⅱ 真菜
Ⅲ 玲
Ⅳ 紀子
Ⅴ 旭 Ⅱ
Ⅵ 玲 Ⅱ
Ⅶ 洋一
Ⅷ 冴子
Ⅸ 玲 Ⅲ
Ⅹ 終章 旭・真菜・玲・洋一
（目次タイトルは各章の語り手の名前を示す）
前書きなど
哀しいほどに 切ないまでに
揺らぐ性にとまどいながら育まれる思春期の愛
ぼくの心が男か女か、それはぼく自身が一番知りたいことだった
なぜ、ぼくは、ほかの女の子たちのようじゃないんだろう－－
（帯文より）
上記内容は本書刊行時のものです。
