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官営八幡製鉄所の研究
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2003年10月
- 書店発売日
- 2003年10月1日
- 登録日
- 2014年8月28日
- 最終更新日
- 2014年8月28日
目次
序 章 本書の課題と方法
Ⅰ 課 題
Ⅱ 方 法
第1章 製鉄所の成立と経営方針
Ⅰ 設立と企業形態
Ⅱ 官業財政制度の特徴
Ⅲ 経営方針
補 論 赤谷鉄山問題
Ⅰ 本稿の課題
Ⅱ 赤谷鉄山開発をめぐる諸問題
Ⅲ 製鉄所と三菱合資会社との鉄鉱石輸送契約書について
第2章 創立期における製鉄所財政の構造
Ⅰ 創立費
Ⅱ 作業費
Ⅲ 作業収入と損益
結 語
第3章 製鉄所の拡張政策の展開と矛盾
序
Ⅰ 第1期拡張
Ⅱ 第2期・第3期拡張
Ⅲ 官・民の「対抗」と強調
第4章 拡張期における製鉄所財政の構造
Ⅰ 作業費の膨張
Ⅱ 作業収入と損益
結 語
第5章 「製鉄原料借款」覚書
はじめに
Ⅰ 漢冶萍借款の発端
Ⅱ 漢冶萍借款の展開
Ⅲ 製鉄原料の購入価格
結 語
第6章 製鉄所特別会計の成立
Ⅰ 問題の提起
Ⅱ 鉄鋼資本と特別会計
Ⅲ 国家財政と特別会計
Ⅳ 製鉄所特別会計の内実と特徴
結 語
解 題 石井 寛治
あとがき 花原 二郎
前書きなど
私が官営八幡製鉄所の研究に直接とりくみはじめたのは1965年4月ごろであった。その直接的契機は64年4月、法政大学経営学部の研究助手に採用され、専任講師にプロモートした場合に担当する予定科目に関係する論文を教授会に提出しなければならないことにあった。経営学部であるので、私は公企業論または公益事業論を希望し、教授会がそれを認めてくれた。そこで公企業論等に関する先学の研究成果の学説を本格的に勉強しはじめた。
(あとがき粗稿より)
上記内容は本書刊行時のものです。