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悦楽のクリティシズム 金子 遊(著/文) - 論創社
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悦楽のクリティシズム (エツラクノクリティシズム) 2010年代批評集成 (ニセンジュウネンダイヒヒョウシュウセイ)

芸術
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発行:論創社
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ23mm
296ページ
上製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-8460-1783-5   COPY
ISBN 13
9784846017835   COPY
ISBN 10h
4-8460-1783-4   COPY
ISBN 10
4846017834   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年2月25日
書店発売日
登録日
2019年1月21日
最終更新日
2019年2月7日
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紹介

2017年に著書『映像の境域』でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞した、気鋭の批評家・金子遊の初めてとなる「批評集」。/ 平成が終わり、2010年代も終わろうとしている現在、アラブの春や東日本大震災で開けた2010年代に書かれた金子の批評文によって、映像・文学・アートにまたがる批評行為から、その時代精神が見える。ポストモダンの時代を過ぎて、成熟した高度資本主義の時代精神に触れる批評を「悦楽」「欲望」「タナトス」「エロス」「誘惑」といったキーワードで章として、10年代の芸術・文化を「欲望」という観点から切り取る本格批評集成。

目次

まえがき/第一章 欲望するアート/「フランシス・ベーコンとデイヴィッド・リンチ」/「北西部をインスタレーションする」/「武満徹とラフカディオ・ハーン 耳という身体器官」/「土方久功のフォークロア芸術」/「窃視者は蝶を夢見る」/「モレキュラー・シアターの舞台と写真集」/「フィルム・アンデパンダンの時代」/「ニコトコ島はどこにあるのか?」/インタビュー金子遊「アピチャッポン解読講義」//第二章 文学のタナトス/「キートン・ベケット」/「銀幕の上のデュラスと太宰の出会い」/「ジョナス・メカス 日記映画から日記文学へ」/「gozoCine―妖精博士のマチエール」/「呪術と死人」/「憑り代としての手書」/「燃えあがる映画へのファンレター 吉増剛造」/「世界の開いた傷口 吉増剛造と福間健二」//第三章 映像のエロス/「監視映画というジャンル『LOOK』」/「女性の身体に刻まれた傷『LINE』」/「ブラジル現代映画の娼婦『スエリーの青空』」/「中平康 モダンボーイの憂鬱」/「共同体と鵺的なもの」/「柳田國男と『へばの』の六ヶ所村」/「いかにデジタルシネマを映画にするか」/「三島由紀夫、市川崑、ロマンポルノ…」//第四章 リアルへの誘惑/「野性のアクティヴィズム 『罵詈雑言』と無責任の体系 」/「佐藤真と生の芸術」/「『中華学校の子どもたち』」/「ソーシャル・デザインとしてのオキュパイ」/「実験的な映像としてのドキュメンタリー」/「映画のなかのヒトラー」/「チェチェンへ アレクサンドラの旅」/「群島を旅する 奄美大島」//第五章 老いの快楽/「シネマの中の高齢者」『月刊エルダー』11年6月号~連載//第六章 背徳の書評/佐藤亨著「異邦のふるさと」/加賀乙彦著「小説家が読むドストエフスキー」/吉増剛造著「静かなアメリカ」/小倉孝誠著「犯罪者の自伝を読む」/ツェーラム著「映画の考古学」/松江哲明著「セルフ・ドキュメンタリー」/沖島勲著「モノローグ 戦後小学生日記」/宮台真司著「正義から快楽へ」

著者プロフィール

金子 遊  (カネコ ユウ)  (著/文

"1974年生まれ。批評家、映像作家。著書『映像の境域』でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。著書『辺境のフォークロア』(2015年、河出書房新社)、『異境の文学』(2016年、アーツアンドクラフツ)、『映像の境域』(2017年、森話社)、『ドキュメンタリー映画術』(2017年、論創社)、『混血列島論』(2018年、フィルムアート社)。共編著に『クリス・マルケル』(2014年、森話社)、『アピチャッポン・ウィーラセタクン』(2016年、フィルムアート社)、『映画で旅するイスラーム』(2018年、論創社)など。
"

上記内容は本書刊行時のものです。