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フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る フランシス・フォード・コッポラ(著/文) - フィルムアート社
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フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る (フランシスフォードコッポラエイガヲカタル) ライブ・シネマ、そして映画の未来 (ライブシネマソシテエイガノミライ)

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四六判
価格 2,100円+税
ISBN
978-4-8459-1803-4   COPY
ISBN 13
9784845918034   COPY
ISBN 10h
4-8459-1803-X   COPY
ISBN 10
484591803X   COPY
出版者記号
8459   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2018年9月25日
最終更新日
2018年9月25日
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書評掲載情報

2018-10-13 日本経済新聞  朝刊
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紹介

現代アメリカ映画における最大の巨匠の一人フランシス・フォード・コッポラが、ついにそのベールを脱ぐ!
コッポラ最後のプロジェクトと言われている「ライブ・シネマ」を通して、自身の半生、映像制作について、そして映画の未来に向けた言葉が収められた、初の映画論!



『地獄の黙示録』『ゴッドファーザー』の巨匠は、映画のデジタル時代にいったい何を模索しているのか? コッポラ最後のプロジェクトと喧伝される、未だ謎に包まれた「ライブ・シネマ」についての構想を通して、幼年時代における映画/テレビとの出会いから最先端技術との格闘に至るまで、コッポラ自身の私的な映像史をめぐる決定的な一冊。

「ライブ・シネマ」は、「映画/テレビ/演劇が混在し合ったもの」としての今日の映画の新たな可能性を押し広げようとするプロジェクト。現代を代表する巨匠が若者たちと共同で新たな方法を模索していることで話題になっています。

自身の生い立ちや、これまでの映画との向き合い方、そして映像制作における実践について語る本書は、20世紀アメリカにおける巨匠の人生を総括する一冊として、世代を越えて語り継がれるであろうバイブルです。

目次

はじめに
私自身について 

第1章 ワークショップの概念(コンセプト) 
第2章 オペラ、映画、テレビ小史
第3章 俳優たち、演技、リハーサル
第4章 ライブ・シネマの機材
第5章 セットとロケーション
第6章 来るべき恥辱-ウィスコンシン州マディソン
第7章 『ワン・フロム・ザ・ハート』の教訓
第8章 『リップ・ヴァン・ウィンクル』
第9章 ライブ・シネマのリアリズム
第10章 ライブ・シネマへの試行錯誤
第11章 残された課題
第12章 ライブ・シネマにおけるハプニング
第13章 そして、映画の未来

おわりに 

付録
・OCCC(オクラホマシティ・コミュニティ・カレッジ)ライブ・シネマ プロダクション日誌
・本書関連用語解説
・ライブ・シネマ キャスト・スタッフ一覧

著者プロフィール

フランシス・フォード・コッポラ  (フランシスフォードコッポラ)  (著/文

これまで六つのアカデミー賞を獲得。代表作として主に『ゴッドファーザー』3部作と『地獄の黙示録』の監督として知られる。1939年、デトロイト州に生まれ、ニューヨーク州クイーンズで育つ。幼少期にポリオ麻痺に感染し、その治療期間に物語を書くこと、そして玩具として与えられた映画投影機に没頭し、映画製作への興味を育んだ。
 ホフストラ大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で演劇と映画を学びつつ、短編小説や戯曲を執筆(コッポラ自身は己のキャリアの発端を「作家」であると見做している)。1970年、『パットン大戦車軍団』の脚本家としてオスカーを受賞、1970年代には『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザー PARTⅡ』、『アメリカン・グラフィティ』、『カンバセーション…盗聴…』、そして『地獄の黙示録』などの作品で監督・脚本・製作を手がけた。その間に、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを2回、アカデミー賞では計12回のノミネートのうち5回の受賞を果たし、フィルムメイカーとして、その10年間は史上かつていない成功を成し遂げたことは疑い得ない。
 コッポラはまた35年にわたり、ナパ・バレーとソノマ・バレーにてワイナリーを経営し、ワイン生産を手がけていることでも広く知られている。その他のビジネス領域では、中米、アルゼンチン、イタリアでの豪華リゾート経営のほか、受賞実績もある短編小説を中心にした文芸誌『ゾエトロープ:オールストーリー』の発刊を手がけている。現在は、劇場、映画、テレビを組み合わせた「ライブ・シネマ」と呼ばれる新しい形式での芸術に取り組み、この新しいメディウムにおける脚本の執筆を続けている。

南波 克行  (ナンバカツユキ)  (翻訳

1966年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。映画批評。アメリカ映画を中心に研究・執筆活動を行う。編著書に『スティーブン・スピルバーグ論』、『トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力』(共にフィルムアート社)、著書に『宮崎駿 夢と呪いの創造力』(竹書房)、共訳書にリチャード・シッケル『スピルバーグ その世界と人生』(西村書店)、その他『キネマ旬報』、『ユリイカ』など、さまざまな雑誌・論集・紀要・ムックに、各種論考を寄稿。

上記内容は本書刊行時のものです。