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ト・日 書店
直接取引:なし
すべての人を温かく迎え入れる村 リアーチェ
多文化共生の一つのすがた
原書: RIACE Il PAESE DELL’ACCOGLIENZA
発行:八千代出版
A5判
168ページ
価格
3,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年3月1日
- 書店発売日
- 2021年3月1日
- 登録日
- 2021年1月25日
- 最終更新日
- 2021年3月2日
紹介
イタリアで最も貧しく過疎化の進む地域にある小さな村リアーチェに、一隻の難民ボートが漂着する。首長ドメニコ・ルカーノの強いリーダーシップの下、難民たちはゆっくりとではあるが、住む人がいなくなった空き家に住まいを構え、村の伝統的な職人仕事を覚え、村社会の一員として共生していくようになる。不公正な負担や権力による圧力から人々を開放するユートピアを、部分的ではあるけれどやり遂げたのだ。リアーチェの、持続可能でヒューマニティにあふれた共生社会の物語をどうぞ
目次
プロローグ/心の赴くままに/お祭りの夏の夜/多文化主義と異文化理解/20世紀末のカラブリア/タランテッラの踊り手レオナルド/グローバル・ヴィレッジ/ゴドーを待ちながら/チッタ・フツーラ/16世紀の哲学者カンパネッラと20世紀の聖人ピノ神父/カラブリアのピニャーラの木の下で/農耕社会へのノスタルジー/2001年の再出馬/2体のブロンズ像/アフガニスタン人タヒラの物語/イラン人の大工モハメド/2人のパレスチナ人ラマドゥッラー/世界で40番目に影響を及ぼす人物/真夜中より暗い時は、誰もいない時/地域通貨/漂着したクルド人バーラム/ソマリア人の通訳オスマン/海が見える広場/ドメニコ・ルカーノの息子のマニフェスト/ブロンズの散歩道/リアーチェで生まれ育ったロザンナ/トーゴ人の石工アイワ/小学校教師エミリアとマリア/政敵レンツォ/伝統工芸職人アンジェラと女性たち/パキスタン人タヒラの物語/ホテル・ステラ・マリーナ/水道が出ない?/リアーチェの愛/役場のキャリア女性コジミナ/旅の終わり
上記内容は本書刊行時のものです。