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すべての人を温かく迎え入れる村 リアーチェ アントニオ・リナルディス(著) - 八千代出版
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すべての人を温かく迎え入れる村 リアーチェ (スベテノヒトヲアタタカクムカエイレルムラリアーチェ) 多文化共生の一つのすがた (タブンカキョウセイノヒトツノスガタ)
原書: RIACE Il PAESE DELL’ACCOGLIENZA

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発行:八千代出版
A5判
168ページ
価格 3,400円+税
ISBN
978-4-8429-1803-7   COPY
ISBN 13
9784842918037   COPY
ISBN 10h
4-8429-1803-9   COPY
ISBN 10
4842918039   COPY
出版者記号
8429   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月1日
書店発売日
登録日
2021年1月25日
最終更新日
2021年3月2日
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紹介

イタリアで最も貧しく過疎化の進む地域にある小さな村リアーチェに、一隻の難民ボートが漂着する。首長ドメニコ・ルカーノの強いリーダーシップの下、難民たちはゆっくりとではあるが、住む人がいなくなった空き家に住まいを構え、村の伝統的な職人仕事を覚え、村社会の一員として共生していくようになる。不公正な負担や権力による圧力から人々を開放するユートピアを、部分的ではあるけれどやり遂げたのだ。リアーチェの、持続可能でヒューマニティにあふれた共生社会の物語をどうぞ

目次

プロローグ/心の赴くままに/お祭りの夏の夜/多文化主義と異文化理解/20世紀末のカラブリア/タランテッラの踊り手レオナルド/グローバル・ヴィレッジ/ゴドーを待ちながら/チッタ・フツーラ/16世紀の哲学者カンパネッラと20世紀の聖人ピノ神父/カラブリアのピニャーラの木の下で/農耕社会へのノスタルジー/2001年の再出馬/2体のブロンズ像/アフガニスタン人タヒラの物語/イラン人の大工モハメド/2人のパレスチナ人ラマドゥッラー/世界で40番目に影響を及ぼす人物/真夜中より暗い時は、誰もいない時/地域通貨/漂着したクルド人バーラム/ソマリア人の通訳オスマン/海が見える広場/ドメニコ・ルカーノの息子のマニフェスト/ブロンズの散歩道/リアーチェで生まれ育ったロザンナ/トーゴ人の石工アイワ/小学校教師エミリアとマリア/政敵レンツォ/伝統工芸職人アンジェラと女性たち/パキスタン人タヒラの物語/ホテル・ステラ・マリーナ/水道が出ない?/リアーチェの愛/役場のキャリア女性コジミナ/旅の終わり

著者プロフィール

アントニオ・リナルディス  (アントニオ リナルディス)  (

イタリア、トリノ地方の高校で哲学、ミラノ大学で講師として教鞭をとる。数々のエッセイや小説を執筆している。

中挾 知延子  (ナカバサミ チエコ)  (翻訳

東洋大学国際観光学部教授(学術博士)。多文化・他民族・多言語社会における人々のコミュニケーションに興味を持ち研究、ヨーロッパ特にフランスとイタリアでフィールドワークを行う。偶然リアーチェを知り訪問、その魅力に引き込まれ、以来南イタリアイオニア海沿いの村々に通い現在に至る。

上記内容は本書刊行時のものです。