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新・教職のための教育原理 内海﨑 貴子(編著) - 八千代出版
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新・教職のための教育原理 (シンキョウショクノタメノキョウイクゲンリ) 2

教育
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発行:八千代出版
A5判
208ページ
並製
定価 2,100円+税
ISBN
978-4-8429-1802-0   COPY
ISBN 13
9784842918020   COPY
ISBN 10h
4-8429-1802-0   COPY
ISBN 10
4842918020   COPY
出版者記号
8429   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年4月6日
書店発売日
登録日
2021年3月10日
最終更新日
2021年4月1日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2022-04-01
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紹介

近代学校教育制度が始まってから、どのような環境にあっても、子どもと教師は学校生活をともに過ごし、多くの人と出会い育ってきた。学校教育には様々な課題や問題があるのも事実であるが、それでも子どもには教育が必要であるし、教育には可能性がある。本書は、まず家庭、学校、社会の3つの領域から課題を提示、次にこれらの課題を考えるために必要な教育学の基礎的基本的な知識・言説をまとめる。最後にこれからの学校教育を構想する知見を掲げるといった3部構成をとる。将来の教師達の課題解決に役立ち、知っておくべき必要な事項を踏まえた好著

目次

 第Ⅰ部 教育をめぐる現代的課題 
第1章 家庭と子ども
1子どもにとっての家庭・家族  2子どもの貧困と子ども食堂  3家庭内の暴力―児童虐待とDV―  
第2章 学校と子ども
1学校に行くのは楽しいか  2不登校問題を考える  3いじめ問題を考える  4学力低下問題を考える
第3章 社会と子ども
1「第四次産業革命」(Society 5.0)のもたらすもの  2オンラインでつながる子どもたち  3情報化社会における日本の教育課題  4Sciery5.0の教師像

 第Ⅱ部 教育の現代的課題を考える 
第4章 「教育」を考えるということ
1「教育」を考えることの意味  2語源から考える「教育」  3人間にはなぜ「教育」があるのか―人間の発達と教育―  4子育てと教育  5学ぶことと教えること  6教育には目的がある  7「教育」の限界を踏まえて
第5章 子どもをどう見るか、どう見られていたか
1人間を規定するもの―遺伝と環境、成熟と学習、生得と経験―  2人間はどのように学習するのか  3人間の知性  4学校教育への示唆
第6章 何を教える(学ぶ)のか
1教育課程とカリキュラム  2カリキュラム理論の多様な展開  3学習指導要領の変遷  4これからのカリキュラム
第7章 どのように教える(学ぶ)のか
1学校における授業の諸形態  2学びをどのように評価するのか  3教科書と教材  4ICT機器の活用とこれからの学び
第8章 日本の近代教育制度の歩み
1江戸時代の社会と教育  2明治時代における近代教育制度の確立と教育の画一化  3大正新教育における子どもの興味・関心と生活・経験の尊重  4戦時下の教育―錬成を中心とした戦争を遂行するための教育―  5戦後の教育改革―時代のニーズを反映した学習指導要領の変遷―  6教育課題の解決に向けた新しい教育の動き
第9章 西洋の近代教育思想から学ぶ
1コメニウスに見る「近代教育」の源流  2ルソーにおける「子ども」の発見  3コンドルセが提起した「公教育」  4デューイがめざした「学校と社会の結合」

 第Ⅲ部 これからの教育を構想する 
第10章 教員としてできること
1教師を取り巻く現代の諸相  2教師の仕事  3生徒指導―教師による子どもたちへの働きかけ―  4これから教師としてできること
第11章 人としての生き方を考える
1教師にとっての「人としての生き方」  2教育と価値  3価値をめぐる私たちの思考  4道徳教育  5価値観を伝えること
第12章 多様性を活かす教育―子どもの人権とジェンダー―
1子どもの人権と人権教育  2多様性とセクシュアリティ  3ジェンダーと教育 
第13章 教育を支える制度基盤
1教育の制度  2教育行政とは  3教育委員会制度  4教育財政  5変わりゆく教育制度
第14章 学校と地域社会
1地域社会における学校の役割とは  2学校・地域社会・家庭の関係性の変化  3「コミュニティ」の概念と「地域の教育力」の見直し  4コミュニティの学校づくり  5「希望」としての地域社会の学校

著者プロフィール

内海﨑 貴子  (ウチミサキ タカコ)  (編著

現在、川村学園女子大学教授。1983年から複数の大学で「道徳教育」「教育原理」等の教職科目を担当、1993年以降、川村短期大学・川村学園女子大学教職課程担当教員として、幼稚園から高等学校までの教員養成に関わる。専門は人権教育、ジェンダー平等教育。
「差別体験授業」「子どもへの暴力防止教育」教材を開発、様々な大学の教職科目、市町村教育委員会現職教員研修等で実践を重ねている。そうした実績により千葉県我孫子市小中一貫教育推進委員会委員長、文京区男女共同参画推進会議会長など歴任。
主著に『新・教職入門』(共著・学文社)、『スクール・セクシュアル・ハラスメント―学校の中の性暴力―』(共著・八千代出版)、『新編日本のフェミニズム8 ジェンダーと教育』(共著・岩波書店)など。  

上記内容は本書刊行時のものです。