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桜奉行 幕末奈良を再生した男・川路聖謨 出久根達郎(著/文) - 養徳社
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桜奉行 幕末奈良を再生した男・川路聖謨 (サクラブギョウ バクマツナラヲサイセイシタオトコ カワジトシアキラ)

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発行:養徳社
四六判
344ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-8426-0120-5   COPY
ISBN 13
9784842601205   COPY
ISBN 10h
4-8426-0120-5   COPY
ISBN 10
4842601205   COPY
出版者記号
8426   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年10月31日
最終更新日
2016年10月31日
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書評掲載情報

2017-01-15 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 高橋千劔破(作家、評論家)
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紹介

 大国ロシア相手に和親条約締結を成し遂げた幕末の敏腕外交官・川路聖謨(としあきら)――その知られざる奈良奉行時代を直木賞作家が描く

 明治元年三月十五日
――江戸城総攻撃の日 前日の勝・西郷会談での攻撃回避決定を知らなかった川路聖謨は切腹の上ピストル自殺した――
 その時の彼の眼に映ったものは 奉行として初めて目にした古都奈良の桜ではなかったか……

 世相がすさみ町も寺も荒れていた奈良を建て直した人間味あふれる川路 中でも特筆すべきは庶民も巻き込んだ桜楓の植樹活動である

 その時植えられた桜は 百六十年たった今も 奉行所の裏を流れる佐保川の堤で美しい花を咲かせている

著者プロフィール

出久根達郎  (デクネタツロウ)  (著/文

出久根達郎(でくね・たつろう)

1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら執筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞、2015年『短編集 半分コ』で、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書は他に、『古本綺譚』『作家の値段』『七つの顔の漱石』『おんな飛脚人』『謎の女 幽蘭』『人生案内』『本があって猫がいる』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。