版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
Googleデータスタジオによるレポート作成の教科書 佐々木 秀憲(著/文) - マイナビ出版
..
【利用不可】

Googleデータスタジオによるレポート作成の教科書 (グーグルデータスタジオニヨルレポート サクセイノキョウカショ) 成果を上げるWeb解析レポートを徹底解説 (セイカヲアゲルウェブカイセキレポートヲテッテイカイセツ)

コンピュータ
このエントリーをはてなブックマークに追加
A5判
288ページ
定価 2,770円+税
ISBN
978-4-8399-6485-6   COPY
ISBN 13
9784839964856   COPY
ISBN 10h
4-8399-6485-8   COPY
ISBN 10
4839964858   COPY
出版者記号
8399   COPY
Cコード
C3055  
3:専門 0:単行本 55:電子通信
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月17日
最終更新日
2018年2月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

 「Googleデータスタジオ」は、Web解析レポートに特化したBIツール(ビジネスインテリジェンスツール)です。BIツールとは、蓄積されたデータを収集・分析・加工し、それを「ビジュアライズ」してレポート形式にまとめ、意思決定や進捗管理に活用するものです。従来のWeb解析レポートは、GoogleアナリティクスのデータからExcelやPowerPointで作成する必要があったため手間がかかっていましたが、Googleデータスタジオを使えば、大幅な省力化や作業の自動化が可能になります。
 本書では、Googleデータスタジオの基本的な使い方、「Googleアナリティクス」「Google AdWords」「Google Search Console」「YouTubeアナリティクス」といったツールと連携して解析レポートを作成する方法などを解説しています。
 しかし、Web解析でもっとも大切なのは、Webから得られる情報を「事業の成果につなげること」であって、レポートの作成ではありません。事業の成果につなげるためには、データの取得や整形といった「ルーチンの作業」を極力減らし、そこから得られる情報をもとにした改善提案やPDCAサイクルを回すことに時間を費やすべきなのです。本書には、ビジネス分析や発表レポートについての説明が含まれているのは、そのためです。
 まずは、Chapter 2でGoogleデータスタジオの使い方を学んでください。特にGoogleアナリティクスとの連携については詳細に説明しているので、自分のデータを使ったレポート作成ができるようになるはずです。Web解析そのものの基礎についてはChapter 3を、実践的なレポート作成のポイントについてはChapter 4を、レポートにおける効果的なビジュアライズの方法についてはChapter 5を参考にしてください。Googleデータスタジオで活用することを前提にしていますが、Web以外のデータの見方や報告書などの一般的なレポートについての理解も深まるはずです。
 Googleデータスタジオを使いこなすには、Chapter 6に注目してください。Googleスプレッドシートと連携して活用する方法を紹介しています。普段のビジネスで使っている手動管理の帳票などのデータを取り込んでWeb解析のデータと組み合わせる方法、Googleスプレッドシート上で演算処理を行ってデータ抽出したり新たな指標を作成したりする方法を解説しています。まさに「事業の成果につなげる」ための具体的な方策です。
 また、特別付録として、Googleアナリティクスからアクセス解析レポートを自動生成するサービス「KOBIT」の有料サービスを体験できるクーポンが提供されています。

目次

Chapter 1 これからのWeb解析レポートとは
 1-1 Web解析とは
 1-2 KPI設定の重要性
 1-3 ビジュアライゼーションで、直感的にわかりやすく

Chapter 2 Googleデータスタジオを使ったレポート作成
 2-1 Googleデータスタジオとは
 2-2 Googleデータスタジオの基本的な使い方
 2-3 Googleアナリティクスと接続して使う
 2-4 Google AdWordsと接続して使う
 2-5 Google Search Consoleと接続して使う
 2-6 YouTubeアナリティクスと接続して使う
 2-7 その他のデータソース(コネクタ・コミュニティコネクタ)

Chapter 3 解析の基礎
3-1 「解析」とは何をするものか
3-2 Web解析の目的
3-3 改善のヒントを得るための解析に必要な3つの観点
3-4 KPI作成のポイント

Chapter 4 レポート作成の基本
 4-1 よいレポートとは
 4-2 レポートの準備
 4-3 レポートの構成を決める
 4-4 コンテンツを作る
 4-5 レポートを伝える

Chapter 5 レポートのビジュアライズ
 5-1 言いたいことが決まれば選ぶべきグラフは決まってくる
 5-2 グラフで見るべきポイントを指し示す
 5-3 Googleデータスタジオでグラフや表の見せ方を変更してみよう

Chapter 6 高度な分析を行うためのGoogleデータスタジオ活用法
 6-1 2つ以上のデータソースを利用したレポート作成
 6-2 販売計画のデータとアクセス解析データをつなげる
 6-3 スプレッドシートとデータスタジオを接続し、ビジュアライズする
 6-4 スプレッドシート上で四則演算し、新しい指標を作り出す

Chapter 7 Googleの分析ツールを活用する
 7-1 Web解析に活用できるGoogleの分析ツール
 7-2 Googleアナリティクス
 7-3 Googleタグマネージャ
 7-4 Googleオプティマイズ
 7-5 Googleサーベイ

Appendix 特別付録

著者プロフィール

佐々木 秀憲  (ササキヒデノリ)  (著/文

株式会社Task it代表取締役社長。Webコンサルティング、Web制作、Web解析やGoogleアナリティクスに関する講座やセミナーを多数実施している。2017年より、ウェブ解析士協会レポーティング研究会委員長を務める。

稲葉 修久  (イナバ ノブヒサ)  (著/文

人材系企業にてWebマーケティングにも携わった後、2012年にRIコンサルティング株式会社を設立し、Webコンサルティング事業と人材紹介事業を行っている。

小川 卓  (オガワタク)  (監修

Webアナリストとして、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンなどで勤務後、独立。複数社の社外取締役、大学院の客員教授などを通じてWeb解析の啓蒙・浸透に従事。株式会社HAPPY ANALYTICS代表取締役。

江尻 俊章  (エジリトシアキ)  (監修

一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事。2000年の創業以来、業界ではもっとも早い時期からアクセス解析に着目し、Web解析を軸にしたコンサルティングを行っている。

小田切 紳  (オダギリ シン)  (著/文

株式会社クラックス 執行役員。ECサイトのWebコンサルティングを中心に、クライアント企業のプロモーション企画・実施、広告運用、制作ディレクションなどに従事。2017年より、ウェブ解析士協会の地域マーケター育成プロジェクト「CMO47」のリーダーに就任。

藤岡 浩志  (フジオカ コウシ)  (著/文

長年、大企業・ベンチャー企業で、幅広い業界にわたるBI・CRM・デジタルマーケティング領域の導入支援に従事。

井水 大輔  (イミズ ダイスケ)  (著/文

2011年に株式会社エスファクトリー設立。Webコンテンツの制作や運用コンサルティングを中心に、企業の「作戦」を練り、実行を支援し、ビジネスに成果を出す仕組みづくりで売上向上に貢献している。2017年、ウェブ解析士協会関東支部長就任。

平野 泰章  (ヒラノ ヤスアキ)  (著/文

2011年からWebディレクターとして勤務。制作ディレクションのほかに、アクセス解析やユーザーテストなどWebサイトに関わる定量・定性調査に携わる。2017年より、博報堂アイ・スタジオでWebアナリストとして各種Webサイトの分析業務に従事。

小田 則子  (オダ ノリコ)  (著/文

2004年より、博報堂アイ・スタジオに勤務。解析ツールの導入から、レポーティングの勉強会などを行っている。クライアントワークが多く、幅広い業種を担当している。

窪田 望  (クボタ ノゾム)  (著/文

株式会社クリエイターズネクスト代表取締役社長。上級Web解析士。省庁やメーカー、介護医療業界不動産分野でのSEOコンサルティングを担当。

古橋 香緒里  (フルハシ カオリ)  (著/文

2007年8月、株式会社フェイスインテリジェンスを設立。中小企業を中心に約30社のWeb活用を支援。クライアント企業と長期で関わることで事業への理解を深め、組織のWeb担当者のような位置づけで活動中。

上記内容は本書刊行時のものです。