初代大使が見たカザフスタン 松井 啓(著) - めるくまーる
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初代大使が見たカザフスタン
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2007年6月
- 書店発売日
- 2007年6月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2016年2月25日
紹介
1991年に旧ソ連から独立したばかりのカザフスタンは、生産活動の低下、物不足、流通組織の混乱などのため、外交官を受け入れる態勢は全く整っていなかった。初代大使として彼の地に赴任した著者の苦闘の記録と資源大国の国情や大統領の外交方針を紹介する。
目次
まえがき
第一章 カザフスタン在勤の生活体験（1996年12月作成）
（一）赴任
（二）パイオニアの大使たち
（三）カザフスタン外務省（トロツキーの住み家）
（四）大使館事務所の設営
（五）当初の勤務環境
（六）公邸の設営
（七）懐かしき思い出
第二章 カザフスタン在勤中の視察記録（1998年2月19日作成）
（一）バイコヌール宇宙基地（1994年10月14日～17日）
（二）セミパラチンスク核実験場（1995年6月6日～8日）
（三）ウルムチの国際見本市及びドルージュバ国境（1995年8月28日～9月4日）
（四）アクタウ高速増殖炉（1995年10月30日～11月1日）
（五）アクモラ－新首都予定地（1996年3月6日～11日）
（七）幻のアラル海
第三章 ナザルバーエフ大統領の訪日（1994年4月6日～9日）
大統領の横顔
大統領の日本に対する期待
宮中、明治神宮、日本刀
細川首相の退陣
新宿御苑
コンクリートの箱、レインボウ・ブリッジ
サーラ大統領夫人
綱渡りのスケジュール
第四章 カザフスタンという国（1996年10月作成）
（一）基礎知識
地理／国の象徴／民族、言語、宗教、国民性／風俗文化／歴史
（二）日本との関係
明治の先駆者たち／大戦による日本人抑留者／現在の対日観／大使館の開設／大統領の訪日／政治関係／経済関係一般／経済協力／人道支援等／文化・スポーツ／在留邦人
（三）政体
大統領／家族／政治／議会／政党等／司法／憲法評議会（ソヴェト）／地方制度
（四）国内政治
国内政治の推移／最近の国内情勢
（五）対外関係
独立した中央アジア諸国／カザフスタンの特徴／ロシアとの特殊な関係／外交方針／対外関係の推移
（六）経済
ソ連システムの崩壊／自国通貨「テンゲ」の導入／経済改革の推移／最近の経済動向
第五章 カザフスタン再訪（2006年9月9日～15日）
アルマティ
スペイン急行列車
アスタナ
カザフスタンの現在と将来
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。
