書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
なにわ塾第73巻 虚と実のはざまで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2000年2月1日
- 書店発売日
- 2000年2月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2020年7月15日
紹介
グラフィックデザイン界の巨匠が語る仕事とその周辺。みずみずしき世界の秘密にふれる。
目次
まえがき
第一回講座 早川良雄の世界―きれいな嘘のコンチェルト
はじめに
文章における理性と感性
パリで見つけたコルビュジエの名札
「マンタール」のマッチ
希薄なる物の宿命として
後ろめたさを感じながらも
本道と本道らしきもの
具象と抽象の間にあって
画面構成も感性のままに
天真爛漫に才能をぶつけた時代
文字に対する感性の重要性
絵画におけるデザイン的空間
ホワイトスペースも大切な構成要素
歳をとるということ
女性の美しさをめぐって
コンピュータを前にして
第二回講座 早川良雄の世界―危うさのハーモニー
イラストレーションの自由さ
大阪市立工芸学校の頃
デザイン教育について
システムとグラフィックデザイン
デザイナーと呼べないデザイナー
デザインを本業としない夢
ヘタウマの本物と偽者
イラストレーターとしての早川良雄
早川芸術の多面性について
ポスターはあくまで明るく
文字を小さくしたがる悪癖
自分の色に縛られている自分
黒澤作品と小津作品
第三回講座 早川良雄の世界―滅びのファンタジー
早川流カストリ明朝体
映画と出版に憧れていた頃
難しい軽やかさの持続
第一級の芸術品は涼やかなり
発見する喜びととまどい
フォルムと色彩にこだわって
ポスターの絵と文の相関
あとはコンピュータと戦うのみ
年齢とともに変わる色彩の好み
ミステークから生まれる波調の美
三度笠の似合う風景
西洋型造形文法からの脱皮
マイナーだからこその理解
美しい景観へのこだわり
典型的な日本美人を見そめて
朽ちてゆくものの美しさ
大阪は色、東京は形・・・・・・?
第四回講座 早川良雄の世界―再生へのプレリュード
塾生の質問に答えて
今竹七郎氏との再会
虚が虚を作り出すとき
バリアフリーは是か否か
その時にしか描けない絵
ひらめきから仕上げまで
過ぎた完成度のいやらしさ
先生はずうっとそのまま
都市開発とデザイナーの関係
建築物における色彩の問題
遠近両方の鑑賞に耐えられる作品を
思い切った飛躍による発見
ひたすら後悔後悔後悔・・・・・・
誰にも見せていない絵
どうせ叶わぬ恋ならば・・・・・・
「口は良雄」の本領はどこに?
講師略年譜
塾生名簿
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。