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なにわ塾第8巻 女の自立
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 1982年9月
- 書店発売日
- 1982年9月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2020年7月15日
紹介
源氏物語を女性の視点からとらえたユニークな解釈や、それにまつわる話題を通じ、時代が求める女性像、自立した女の在り方を考える。
目次
まえがき
第一回講座 明治、大正、昭和を生きる
節句の宵に生まれたから“ひな子”?
女性の前に人間として育てられる
「でも」「しか」少女の育てられ方
わが子を立派な人間に育てる親の義務
明治人の強さよみがえるか
現代をあなたならどう生きる
子供を人間として尊重する
第二回講座 女性の自立ってなんだ?
日本の太古の女性は自立していた
平安朝以降、女性と男性の立場が入れ替わった
現代こそ女性は精神的に独立したい
それは女性の自立ではありません
女性よ、おなかに力を入れなさい
男性よ、女房に頼りすぎてはいけません
女性の自立と自立に似て非なるもの
日本の女性はねらわれている
パンだけでは生きられない
第三回講座 私と『源氏物語』とのかかわり
伝統が『源氏物語』を骨董品にした
封健社会の秩序を乱す男女の愛
『源氏物語』に精通していたおばあちゃん
私の『源氏物語』の読み方
女二の宮が訴える表現の自由
紫式部が後世にかけた望み
哲学書としての『源氏物語』
戦後“水曜クラブ”での『読書会』
第四回講座 私と婦人運動
女子青年団で教えたこと
時代が求めた婦人のリーダーとして
人間好きは父親譲り
人間を見、背後の流れを見る
女性よ、自分の意見はあるか
もう一度民主主義を考え直す
諸悪の根源は統制経済
よりよい社会をつくるための女性の役割
翔んでる女ではなく乗せられない女
第五回講座 なにわ文化、その移り変わりと現状
来たしかたのなにわの文化
白味噌仕立てのお雑煮とまろやかな上方言葉
京都で失われた人間発露が大阪に残る
豊かな文化が豊かな経済を生む
江戸時代の文学の中心は大阪だった
今は落ち目の大阪だけど・・・・・・
“東下り”が“上り東京ゆき”
大阪弁と関東弁
大阪礼讃
東京は権威、大阪は伝統
略年譜
塾生名簿
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。