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ボーダーツーリズム
観光で地域をつくる
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年12月1日
- 書店発売日
- 2017年12月6日
- 登録日
- 2017年11月1日
- 最終更新日
- 2017年12月6日
書評掲載情報
2018-01-21 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
国境は行き止まりではない。国境や境界地域の暗いイメージをどう打ち破るか。対馬・釜山、稚内・サハリン、八重山・台湾……。国境地域を見て、感じて、学ぶことがツーリズムになる。国境や境界を資源ととらえ、観光で地域の発展や振興を展望する、境界研究者たちの試み。
目次
はしがき
ボーダーツーリズム企画一覧
序 章 誕生秘話……………………………………………岩下明裕
【コラム】端っこ? とんでもない(刀祢館正明)
ボーダー体験から見えるもの(木村崇)
第一章 福岡・対馬と釜山をつなぐ………………………花松泰倫
【コラム】「国境の島」で暮らす(財部能成)
ウィンウィンの関係を目指して(武末祥人)
済州島と五島を結ぶ(久保実)
第二章 サハリン・稚内からオホーツクを結ぶ…………高田喜博
【コラム】稚内におけるボーダーツーリズム(斉藤譲一)
「国境のまち」で暮らす(三谷将)
15年前からボーダーツーリズム(米田正博)
第三章 沖縄・八重山と台湾への挑戦……………………島田 龍
【コラム】与那国・花蓮チャーター便の想い出(加峯隆義)
石垣島に来る時はパスポートを(小笹俊太郎)
第四章 小笠原断章――国境を想像する
【コラム】標準語になった小笠原方言(延島冬生)
第五章 ボーダーツーリズムが問いかけるもの…………古川浩司
【コラム】北方領土での共同経済活動とボーダーツーリズム
(本間浩昭)
根室市と北方領土の新たな交流を考える(松崎誉)
「国境に行く」をデザインしよう(田中輝美)
座談会――旅づくりの舞台裏
【コラム】ボーダー・国境という観光素材(伊豆芳人)
ツアー添乗と今後の展望について(川上朋来)
あとがき――日本でボーダーツーリズムがいかに生まれたか
上記内容は本書刊行時のものです。