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鎌倉仏教と専修念仏 平 雅行(著/文) - 法藏館
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鎌倉仏教と専修念仏

発行:法藏館
A5判
535ページ
定価 9,000円+税
ISBN
9784831862464
Cコード
C3021
専門 単行本 日本歴史

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年4月17日
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紹介

顕密体制論や寺社勢力論が提起されてから、早くも四十年以上の年月が経過している。これらの研究がなお多くの課題を抱えているにせよ、一定の達成をみることのできた現在、黒田俊雄の問題提起を、積極面だけではなく難点まで含めて、率直に語りあうべき時期に来ているのではないか。本書は、顕密体制論が何を提起し、どのような達成があり、何が課題とされているのかを問うものである。
【目次】
序章 顕密体制論の方法とその課題 
第一部 顕密体制論をめぐって
 第一章 黒田俊雄氏と顕密体制論
第二章 王法と仏法
第三章 鎌倉新仏教論と官僧
 第四章 仏教思想史研究と顕密体制論
 第五章 新仏教と顕密体制論
 第六章 中世成立期の王権と宗教
 第七章 顕密体制論における聖をめぐって
第二部 専修念仏をめぐって
 第八章 善鸞義絶状と偽作説
 第九章 親鸞の配流と奏状
  付 論 建永の法難の史料学
第十章 建永の法難と九条兼実
第十一章 専修念仏の弾圧原因をめぐって
第十二章 法然教団と専修念仏の弾圧
結び
第十三章 鎌倉仏教の成立と展開
 あとがき
 索 引 
【「あとがき」より】
 いま私たちは、荘園公領制を基礎とする社会や国家を「中世社会」「中世国家」と規定したならば、封建社会論に依拠することなく「中世という時代」を語ることができるし、「中世宗教」概念を措定することもできる。となれば、社会構成体論に拠らずとも、顕密体制論を再構成することが可能なはずだ。その方法的考察を行ったのが序章であり、その方法論をもとに鎌倉仏教を具体的に論じたのが「結び」の第十三章である。それが成功したかどうかは読者諸賢の判断に委ねるしかないが、本書において私は、前著とは別の方向で野心的な試みを追求したつもりである。                          

目次

序章 顕密体制論の方法とその課題 
第一部 顕密体制論をめぐって
 第一章 黒田俊雄氏と顕密体制論
 第二章 王法と仏法
 第三章 鎌倉新仏教論と官僧
 第四章 仏教思想史研究と顕密体制論
 第五章 新仏教と顕密体制論
 第六章 中世成立期の王権と宗教
 第七章 顕密体制論における聖をめぐって

第二部 専修念仏をめぐって
 第八章 善鸞義絶状と偽作説
 第九章 親鸞の配流と奏状
  付 論 建永の法難の史料学
第十章 建永の法難と九条兼実
第十一章 専修念仏の弾圧原因をめぐって
第十二章 法然教団と専修念仏の弾圧

結び
第十三章 鎌倉仏教の成立と展開
 あとがき
索 引 

著者プロフィール

平 雅行  (タイラ マサユキ)  (著/文

1951年大阪市に生まれる。1975年京都大学文学部史学科卒業。1981年京都大学大学院博士後期課程修了。1984年京都橘女子大学文学部助教授,1986年関西大学文学部助教授,1989年大阪大学文学部助教授,1996年同教授,2015年京都学園大学教授,現在に至る。主な著書に,『日本中世の社会と仏教』(塙書房1992年),『親鸞とその時代』(2001年,法藏館),『歴史のなかに見る親鸞』(2011年、法藏館)、主な論文に,「鎌倉仏教論」(岩波講座『日本通史8 中世2』岩波書店,1994年),「鎌倉における顕密仏教の展開」 (『日本仏教の形成と展開』法藏館,2002年),「神仏と中世文化」(『日本史講座 第4巻 中世社会の構造』東京大学出版会,2004年),「中世仏教における呪術性と合理性」(『国立歴史民俗博物館研究報告』157,2010年)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。