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戦略論の原点【新装版】 J・C・ワイリー(著) - 芙蓉書房出版
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戦略論の原点【新装版】 (センリャクロンノゲンテン) 軍事戦略入門 (グンジセンリャクニュウモン)
原書: Military Strategy;A General Theory of Power Control

社会科学
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四六判
272ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-8295-0794-0   COPY
ISBN 13
9784829507940   COPY
ISBN 10h
4-8295-0794-2   COPY
ISBN 10
4829507942   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C3030  
3:専門 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年7月
書店発売日
登録日
2020年6月16日
最終更新日
2020年7月20日
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紹介

軍事戦略に限らず、ビジネス戦略・国家戦略にも幅広く適用できる「総合戦略書」として高評価を受けたロングセラーが再登場!

・陸上、海上、航空、ゲリラ戦の各戦略理論に分類し、〈順次戦略〉〈累積戦略〉というユニークな概念で解説
・クラウゼヴィッツ、ドゥーエ、マハン、リデルハート、毛沢東、ゲバラなどの戦略思想家の理論を簡潔に紹介

“本書は過去100年間以上にわたって書かれた戦略の理論書の中では最高のもの”(コリン・グレイ)

1967年にラトガーズ大学から出版され、後に米国海軍研究所から復刊されたJ・C・ワイリー(Joseph Caldwell Wylie: 1911-1993)元海軍少将のThe Military Strategy: A General Theory of Power Control(一九八九年版)の完全日本語版

目次

まえがき
1 戦略思想家と戦略
▲“戦略は科学にはなり得ない”
2 戦略研究のための分析法
▲“戦略には道徳的な価値判断は適用されない”
3 累積戦略と順次戦略
▲戦略を2つのパターンで具体的に分析
4 戦略理論の肯定
▲戦略の理論的分析は現役の軍人だけの仕事ではない
5 今までの戦略理論 
    ①海洋理論②航空理論③陸上理論④毛沢東の理論
▲4つの戦略理論を詳しく解説
6 今までの戦略理論の限界
▲リデルハートの「間接アプローチ」を高く評価
7 総合理論の根底にある想定
▲いつでも、どこでも適用できる戦略の総合理論とは
8 総合理論の発展
▲「戦争のパターン」と「重心の操作」の重要性を史実で説明
9 理論を応用するための教訓
▲実際に当てはめる時の3つの教訓とは
10 結 論
▲狭い分野に限定しての議論は危険である
あとがき:二十年後
▲初版刊行後20年の完全版で付け加えられた
【参考記事A】「太平洋戦線を振り返って」からの抜粋
【参考記事B】海洋戦略について
【参考記事C】なぜ水兵は水兵のように考えるのか
▲この3編も完全版で付け加えられた
イントロダクション(ジョン・ハッテンドーフ)
▲1989年の完全版で付け加えられた紹介文

訳者解説・あとがき(奥山真司)
索 引

著者プロフィール

J・C・ワイリー  (ワイリー)  (

Joseph Caldwell Wylie(1911-1993)
米国海軍の元少々。1972年に退役。マハン、ルース以来の現役軍人としての戦略思想家。第二次世界大戦の太平洋戦線では、 ガダルカナルの諸海戦で最新のレーダーを駆使して日本海軍と対峙。戦後は陸海空の指揮系統を統一して相互の協力関係を進める統合作戦の推進者として有名になる。本書の他にも 数多くの論文を専門誌に発表しており、米国軍内、特に海軍の士官教育や現代の軍事革命(RMA)の議論における思想的影響は大きい。

奥山 真司  (オクヤマ マサシ)  (

1972年生まれ。地政学・戦略学者。戦略学Ph.D. 国際地政学研究所上席研究員、戦略研究学会常任理事、日本クラウゼヴィッツ学会理事。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業後、英国レディング大学大学院で戦略学の第一人者コリン・グレイ博士に師事。
著書に『地政学』(五月書房)、最近の訳書に『目に見えぬ侵略』(C・ハミルトン著、飛鳥新社)、『ルトワックの日本改造論』(E・ルトワック著、飛鳥新社)、『大国政治の悲劇』(J・ミアシャイマー著、五月書房)、『現代の軍事戦略入門』(E・スローン著、芙蓉書房出版)、『戦略の未来』(C・グレイ著、勁草書房)、『ルトワックの“クーデター入門”』(E・ルトワック著、芙蓉書房出版)、『真説孫子』(D・ユアン著、中央公論新社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。