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ルトワックの”クーデター入門" エドワード・ルトワック(著) - 芙蓉書房出版
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ルトワックの”クーデター入門"
COUP D'ÉTAT:A Practical Handbook, Revised Edition, 2016

四六判
336ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-8295-0727-8
Cコード
C0031
一般 単行本 政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2018年3月
書店発売日
登録日
2017年10月13日
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重版情報

3刷 出来予定日: 2018-04-10
好評です。4月7日より新聞各紙に広告が掲載されます。

紹介

「クーデターはやる気と材料があれば素人でもできる!」

事実上タブー視されていたクーデターの研究に真正面から取り組み、クーデターのテクニックを紹介するという驚きの内容。

『自滅する中国』(芙蓉書房出版)、『戦争にチャンスを与えよ』『中国4.0』(文春新書)などの著作で、いま注目度がきわめて高い論客エドワード・ルトワックが1968年に発表した衝撃のデビュー作「クーデター入門」が50年の歳月を経て、改訂新バージョンで登場。
「クーデターに適している国とはどんな国か」→ 国家の“弱さ”を知る
「クーデターはどうやって起こされるのか」→ 予測し、防衛する方法を知る

「こんなものを書いて読者を誤らせ危険な目に遭わせることにならないか?」という疑問に対し、ルトワックははっきりと答える。
「クーデターはすでにいたるところで起きている。この本でクーデターのやり方を学べば“クーデターの民主化”への一歩になり、すべてのリベラルな心の持ち主が賞賛するだろう」

本書の初版本をベースにして映画『パワープレイ』(1978年)が制作され、「アラビアのロレンス」でも名高いピーター・オトゥールが悪役を怪演するなど、出版当時は英語圏でもかなり話題になり、結果的に17の言語に翻訳されている。

目次

二〇一六年版へのまえがき
初版まえがき
ウォルター・ラカーによる序文(一九七八年)
第1章 クーデターとは何か?
  クーデターの定義
第2章 クーデターはいつ可能か
  クーデターの前提条件
  分派的な権益
  地域の政治組織
第3章 クーデターの戦略
 防衛組織の中立化
  軍の中立化
  ポルトガル軍:一九六七年の状況
  軍部への浸透:戦略その1
  警察の中立化:戦略その2
  警察組織の詳細分析:パリ警察の場合
   準軍事組織/地方警察/都市・国家警察
  公安機関の中立化:戦略その3
   純粋な諜報活動/対敵情報活動/防諜活動/国内の治安維持活動/国内の諜報活動
第4章 クーデターの計画
 政治勢力の中立化 Ⅰ:全般的な計画
  政府要人:戦略目標その①
  政府外の要人:戦略目標その②
  物理的施設・装備:戦略目標その③
   マスメディア/電信・電話/都市の出入り口となる道路網/交通の要衝/空港などの運輸施設/政府の建物
 政治勢力の中立化 Ⅱ:特定の集団
宗教団体:戦略目標その④
  政党:戦略目標その⑤
「集票」政党/「反乱」政党/準官僚的政党/先進国の政党
  労働組合:戦略目標その⑥
第5章 クーデターの実行
  クーデターの前夜
  タイミング、順序、機密保全:最終点検
  行動開始:襲撃目標
Aクラスの襲撃目標/Bクラスの襲撃目標/Cクラスの襲撃目標/
  クーデター直後の状況
自軍の安定化/官僚組織の安定化/大衆の安定化
補遺A 弾圧と経済
   最高の安全対策と最低の経済政策
補遺B クーデターの戦術的側面
   実行チームの編成/封鎖部隊の展開
補遺C 統計データ
 表C・1 経済発展とクーデター
 表C・2 クーデターの成功・失敗リスト
 表C・3 クーデターの成功率
 表C・4 クーデターの頻度
 図C・1 クーデターの頻度:一九四五~二〇一〇年
 図C・2 クーデターの成功と失敗の割合:一九四五~二〇一〇年
 図C・3 地域ごとのクーデターの頻度:一九四五~二〇一〇年(重ね表示)
 図C・4 地域ごとのクーデターの頻度:一九四五~二〇一〇年(三次元表示)
 図C・5 地域ごとのクーデターの分布:一九四五~一九六五年
 図C・6 地域ごとのクーデターの分布:一九六六~二〇一〇年
訳者あとがき(奥山真司)

著者プロフィール

エドワード・ルトワック  (エドワードルトワック)  (

ワシントンにある大手シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の上級アドバイザー。戦略家であり、歴史家、経済学者、国防アドバイザーとしての顔も持つ。国防省の官僚や軍のアドバイザー、そしてホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーを務めた経歴もあり。米国だけでなく、日本を含む世界各国の政府や高級士官学校でレクチャーやブリーフィングを行う。1942年、ルーマニアのトランシルヴァニア地方のアラド生まれ。イタリアやイギリス(英軍)で教育を受け、ロンドン大学(LSE)で経済学で学位を取った後、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で1975年に博士号を取得。同年国防省長官府に任用される。専門は軍事史、軍事戦略研究、安全保障論。著書は約20ヵ国語に翻訳されている。邦訳には『クーデター入門』(徳間書店)、『ペンタゴン』(光文社)、『アメリカンドリームの終焉』(飛鳥新社)、『ターボ資本主義』(TBSブリタニカ)、『エドワード・ルトワックの戦略論』(毎日新聞社)、『自滅する中国』(芙蓉書房出版)、『中国4.0』(文春新書)、『戦争にチャンスを与えよ』(文春新書)がある。

奥山 真司  (オクヤマ マサシ)  (監訳

1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。英国レディング大学大学院博士課程修了。戦略学博士(Ph.D)。国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学非常勤講師。著書に『地政学』(五月書房)、訳書に『大国政治の悲劇・完全版』(J・ミアシャイマー著、五月書房新社)、『米国世界戦略の核心』(S・M・ウォルト著、五月書房)、『平和の地政学』(N・スパイクマン著、芙蓉書房出版)、『戦略の格言』(C・グレイ著、芙蓉書房出版)、『進化する地政学』(C・グレイ編著、五月書房)、『戦略論の原点』(J・C・ワイリー著、芙蓉書房出版)、『現代の軍事戦略入門』(E・スローン著、芙蓉書房出版)、『クラウゼヴィッツの「正しい読み方」』(B・ホイザー著、芙蓉書房出版)、『現代の戦略』(C・グレイ著、中央公論新社)、『真説孫子』(D・ユアン著、中央公論新社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。