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誰でもわかる防衛論 日本が生き残るための国家戦略の提言

社会一般 ラノベ

黒川 雄三(著)
発行:芙蓉書房出版

A5判   270頁  並製
定価 2,300円+税

ISBN 978-4-8295-0714-8   C0039
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年6月
書店発売日 2017年6月12日
登録日 2017年5月9日

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紹介

安全保障と防衛の問題は難しくない!

戦争の形態が変わり、さまざまな新しい脅威が生まれている今、「何も知らない、何もわからない」では生き残れない!
いま起きていることを正しく知り、どうすれば日本が生き残れるかを、わかりやすく具体的に提言する

目次

■第1部 新しい戦争と新しい脅威
第1章 21世紀の戦争と新しい国際秩序
戦争の敷居は低くなっている/大規模戦争は抑制されるが、国際化された内戦や制限戦・局地戦は減らない/覇権主義や膨張政策は大国の宿痾(持病)である/凄惨な宗教戦争や残虐な内戦が始まっている……
第2章 戦争の何が変わったか
軍事同盟の性質や強度の変化が引き金になる/政治指導者の戦略的過失が危機を起こす/国際化した内戦は世界の大きな脅威だ/挑発心や猜疑心、恐怖心が引き金になる/核拡散の脅威が増大する/ハイテク覇権国家は周辺国の大きな脅威だ/非国家主体への武器の拡散は深刻な脅威だ/衛星攻撃やサイバー攻撃そして電子戦でハイテク戦争に決着がつくようになる/制空権(航空優勢)の獲得が、領土や領海防衛の決め手になる/兵器プラットホームシステムの破壊も勝利の決め手だ/兵站システムの破壊も致命傷になる/一国や同盟国による個別的な努力だけで安全確保は無理/共通・協調的な安全保障から地域的集団安全保障を目指せ……
第3章 日本の安全保障と防衛の方向性は?
中国の脅威 ― 日中の中間線は中国の防衛と出撃の最前線である/北朝鮮の脅威 ― 北朝鮮を追いつめず変革させよ/海外での日本人や資産への脅威 ― 遠くの国際的危機も日本に波及する/日本の安全保障と防衛の方向性/防衛形態のオプションと選択……
■第2部 世界のトレンドが変わった
第4章 世界の未来(トレンド)を読む
統合へのトレンドと利己主義・国益主義のトレンドがせめぎ合う時代が始まった/2050年の世界を読む/イスラム世界の貧困・格差は世界の長期的リスク/中国、米国、インドなど超大国の覇権化は制限される/2030年以降の中国には多党制への転換の可能性あり/環境と資源は世界の長期的リスク/英『エコノミスト』誌の予測からトレンドを読む/米NIC(国家情報会議)の報告からトレンドを読む/国際安全保障のコンセプトを実現せよ(中国や北朝鮮を取り込め)/単独防衛とその利・不利……
第5章 東アジアの地域統合へのトレンドを読む
  ――日本の外交・安全保障戦略の方向性とは――
ASEANは地域統合の中核だ/ASEAN共同体構想の実現に協力せよ/地域統合へのプロセスには四つのステップ・レベルがある/経済統合は安全保障の統合を誘発する/ASEANの地域統合への「あゆみ」とトレンド/重層的な地域協力システムが世界の主流になる/日本はASEANを側面支援し統合に協力せよ/多国間安全保障協力への取り組みを強化せよ/集団的自衛権を、紛争の予防や管理に「限定的に活用する」方略を考えよ……
■第3部 国家戦略と安全保障・防衛・軍事戦略
第6章 日本の安全保障と防衛・軍事の戦略
大きく拡大・深化した日米同盟の歴史/問題は中国の覇権的行動と北朝鮮の核ミサイル/敵(脅威)を減らして、味方を増やす/日本の防衛政策 ― 防衛計画の大綱(二五大綱)/日本の軍事戦略 ― 日米防衛協力ガイドライン/ガイドラインは日本の軍事戦略そのもの/自衛隊の有事任務が飛躍的に増加し変化した/「座して死を待つ亡国の防衛法制」では困る/米軍の作戦支援は確約ではない?/安保防衛上の「国益」……
第7章 あるべき日本の外交・安全保障戦略と防衛政策・軍事戦略
  ――日本生き残りの戦略とは――
非核中規模軍事国家タイプを目指せ/巡航ミサイルで政経中枢や原発を狙え/海・空優勢確保の方法/ミサイル防衛を充実させよ/外交戦略の主要目標は、国民の安全の保障と経済的繁栄……

著者プロフィール

黒川 雄三(クロカワ ユウソウ)

1945年京都生まれ(滋賀県立膳所高校卒)。防衛大学校卒、防衛研修所一般課程(安全保障)修了。防衛大学校指導教官、防衛庁陸上幕僚監部防衛部員、調査部員、調査部班長、自衛隊地方協力本部長、陸戦学会理事、陸上自衛隊幹部学校主任開発研究官などを歴任。元陸将補。著書に『戦略思想家事典』(共著、2003年)」、『近代日本の軍事戦略概史』(2003年)」、『21世紀マネジメント戦略』(2006年)」、論文に「孫子の軍事理論(2005年)」「日中戦争初期の戦略問題(1999年)」、「日中戦争中期の戦略問題(1999年)」などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。