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ト・日 書店
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東大全共闘と社会主義 第4巻
戦後の資本主義化の進行と持続
発行:芙蓉書房出版
A5判
548ページ
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年11月
- 書店発売日
- 2016年11月21日
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年11月18日
紹介
“書かずには死ねない!”当事者による東大全共闘運動の総括と、社会主義社会への展望を提示する5冊シリーズ本。
第4巻は、戦後の社会主義運動が頓挫した理由、資本主義システムに重要な役割を果たした「金融」の摩訶不思議などを論ずる。
目次
第1章 社会主義国家建設の失敗と社会主義運動の沈滞化
1.ネックであり続けた旧ソ連の農業/2.中国文化大革命と提起された分業の克服/3.さまざまに試みられたがいずれも不如意の社会主義構想
第2章 金融資本の天下(自由金融制資本主義の時代)
1.バブルの発生と崩壊を必然とする資本主義/2.自由金融制資本主義の時代へ
第3章 リベラリズムのたそがれ(現代の正義、倫理、私有、および「覇権」)
1.リベラリズムの歴史伝統を否定する新自由主義の席巻/2.こんにちの世界に普遍する「価値観」とは何か
第4章 「自由金融制資本主義」の中での世界
1.急進イスラム主義運動の衝撃/2.アメリカの覇権状態は続くのだが……/3.動揺収まらない世界
第5章 資本主義の賞味期限
1.無限の成長を存続条件とする資本主義/2.インパクトあるイノベーションを励起できる可能性につく疑問符
前書きなど
“私は、1968年当時考えていた社会主義イメージはどのようなものであって、それが現在、どう生かされるべきか、考えたままを綴ることにした。そうした思考を通じてしか、現代社会が直面する危機に対処できないのではないかという感覚が働いた。そうした直感に原動力を得て書かれたものが本シリーズである。”
上記内容は本書刊行時のものです。