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チェンバレンの琉球・沖縄発見 山口 栄鉄(著) - 芙蓉書房出版
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チェンバレンの琉球・沖縄発見 (チェンバレンノリュウキュウオキナワハッケン)

社会科学
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四六判
180ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-8295-0693-6   COPY
ISBN 13
9784829506936   COPY
ISBN 10h
4-8295-0693-8   COPY
ISBN 10
4829506938   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年11月
書店発売日
登録日
2016年10月14日
最終更新日
2016年11月11日
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紹介

半世紀にわたってチェンバレン研究を専門分野としてきた著者が、「チェンバレンの日本学」をわかりやすく解説。チェンバレンが書いた琉球見聞録「琉球~その島と人々」を読みやすいように翻訳して収録する。

バジル・ホール・チェンバレン(1850-1935)
イギリスの日本研究家。明治時代にお雇い外国人として来日、以後38年間日本に滞在し、古事記の英訳、琉球の研究で数々の著作を残した。東京帝国大学名誉教授。『琉球航海記』で知られるイギリス軍人バジル・ホールの孫。

目次

Ⅰ チェンバレンと琉球弧との繋がり
那覇港に降り立った壮年期の学究/祖父キャプテン・ホールの古典的名著/ウランダー墓に眠る一水兵の霊/私から皆さんへのチャレンジと課題/旧薩摩武士、今県令との会見/異聞、生麦事件との関わり/薩摩より板良敷への出頭命令~その真因とは/薩英戦争の「新」解釈/旧都首里へ~「おもろさうし」の発見/尚家の面々との会見/松山御殿へ/尚典王子に招かる/冊封使歓待様式の宴/はつか正月と遊郭/ウチナー芝居を観る/平民、農民との接触、その習俗~馬上のチェンバレン/琉球国の進むべき道~チェンバレンの見解/琉球の民はチェンバレンの「祈るような気持」に答えたのだろうか

Ⅱ チェンバレンの琉球・沖縄見聞録
地理と風土(北東諸島/七島/中央諸島または琉球/先島諸島/明治中期の人口構成/地勢/動物相/気候)/歴史と民族的特性(伝承の古琉球/中国の古記録/日琉関係/秘伝?英雄為朝像/三山への経緯/薩摩の触手/身分制度の確立/迫り来る異国船/「琉球問題」の淵源/琉球国併合/私見~琉球の進むべき道/共通する神代史、古代史/原始日琉民族の影/琉球人の民族的特異性)/住民の風俗習慣(女性の入れ墨と結髪/頭上に物を運ぶ奇習/貴婦人、平民の女性/遊郭、遊女/はちか正月/精霊の日、墳墓,葬礼/泣き女/洗骨と厨子甕/祖先崇拝/迷信/婚姻の奇習/飲食品/生活環境、様式/古都首里の景観/畜産/村落形態/文明開化の兆し/交通機関/海上運輸/島人の気質の実像/主産業/芸能文化/娯楽/琉球の言語/与那国の「象形文字」、「すうちゅうま」、「結縄」/奄美、先島の風俗/尚順王子らとの会見/冊封使歓待様式の料理/さらば大琉球島
付記 「琉球」Luchu という呼称について
学会員による討議録/シーボーム氏/提督ジョン・ヘイ卿/英国地理学協会長

Ⅲ チェンバレンの「琉球語概観」
初期琉球語サンプルと『沖縄対話』/標準首里語と地方語/琉球語の派生、系統図/琉球語の表記/日琉両語の同系性/同系関係の実相/北方琉球語の変様/著しい本土語の影響/語源論に光明を投げ掛ける琉球語/侵略民族の到来/仮名文字、漢字/与那国の象形文字など/「おもろさうし」「混効験集」発見/戯曲と歌謡

著者プロフィール

山口 栄鉄  (ヤマグチ エイテツ)  (

1938年沖縄県那覇市生まれ。「国際琉球学」「欧文日本学・琉球学」研究者。チェンバレンの先駆的な琉球研究の全貌を『英人日本学者チェンバレンの研究―〈欧文日本学〉より観た再評価』『琉球語の文法と辞典―日琉語比較の試み』『チェンバレン日琉語比較文典』『王堂チェンバレン―その琉球研究の記録』等の著書、編訳書にまとめて紹介。國學院大学文学博士。米国在住。

上記内容は本書刊行時のものです。