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環境・文化・未来創造 奥谷 三穂(著) - 芙蓉書房出版
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環境・文化・未来創造 (カンキョウブンカミライソウゾウ) 学生と共に考える未来社会づくり (ガクセイトトモニカンガエルミライシャカイヅクリ)

社会一般
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四六判
200ページ
並製
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-8295-0579-3   COPY
ISBN 13
9784829505793   COPY
ISBN 10h
4-8295-0579-6   COPY
ISBN 10
4829505796   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年3月
書店発売日
登録日
2013年2月12日
最終更新日
2014年1月30日
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紹介

環境問題・過疎化問題・文化の喪失など、日本人がいま考えなければならない課題をさまざまな実例をあげてわかりやすく提示する。
  ❃京都府長岡京市の地下水を守る取り組み
  ❃宮津市の棚田をを守る取り組み
  ❃中国の開発と環境問題
  ❃ブータンのGNH政策
京都府立大学での講義をもとに、やさしく語りかける。
テーマごとに大学生のレポートを多数掲載する。

目次

第一章 未来社会づくりにおける文化と環境
 1 未来社会づくりのための文化の役割
   環境と文化/地球システムと文化
 2 地域環境政策から考える未来社会づくり
   日本の環境問題における特徴としての都市と農村の格差/長岡京市における西山の自然と地下水を守る取組
  【今どきの学生①】長岡京市環境基本計画見直しへの提案
   宮津市上世屋における棚田の自然と文化を守る取組/地域の自然と文化を基盤とした文化創造のプロセス/文化の維持システムと自然システムの類似性/環境政策と文化政策の統合/地域環境創造の進め方
  【今どきの学生②】学生の環境意識アンケートから
  【今どきの学生③】学生たちの過疎化アイデア102

第二章 未来社会づくりにおける新たな価値の創造
 1 塩見直紀氏の講義「半農半X」に学ぶ
   「半農半X」という生き方/文化創造における個人の変革と進化~生命誌の視点からの考察~
  【特別寄稿】「我々は何をこの世に遺して逝こうか」 半農半X研究所 塩見直紀
  【今どきの学生④】塩見直紀さんの講義を聞いて

第三章 中国とブータンの社会づくりを考察する
 1 中国の開発と環境問題から考える
   黄土高原における退耕還林政策/陝西省延安市呉起県での退耕還林政策事例/経済林の植林を進めるNGO神木生態協会の視察から/黄土高原における炭鉱開発政策/陝北地域生態環境保護関連の主な法律と対策/神木県大柳塔鎮の炭鉱開発現場の視察から/水位低下が著しい内陸湖「紅碱淖」の視察から/行政関係者のヒアリングからの考察
 〈中国環境調査のまとめと今後の研究展望〉
   地域本来の自然を基盤とした環境ビジョンの必要性/退耕還林政策による文化の変容/対蹠的環境政策の限界/文化を基軸とした環境政策へ/まとめと今後の研究展望
 2 ブータンのGNH政策から考える
   なぜブータン王国のGNH政策を取り上げるのか/仏教思想の浸透/国王による統治の特徴/GNHの方針と政策への反映/GNH政策における伝統文化の継承/日本とブータンとの文化的な相違/文化創造のプロセスに関する考察
 【今どきの学生⑤】学生のレポートから読み取れる若者の価値観

著者プロフィール

奥谷 三穂  (オクタニ ミホ)  (

1957年岐阜県に生まれる。花園大学文学部仏教学科で禅学を学ぶ。京都府庁に入庁し様々な分野の行政に携わる中で、環境政策に9年間関わる。環境と文化の問題を追究するため京都橘大学大学院に社会人入学、2008年、博士(文化政策学)を取得。2010~2011年、京都府立大学公共政策学部准教授。現在、京都職員として文化行政に携わる。

上記内容は本書刊行時のものです。