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サンゴいっぱいの海に戻そう
美ら海振興会がめざす未来
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年11月
- 書店発売日
- 2011年11月9日
- 登録日
- 2011年10月5日
- 最終更新日
- 2011年11月10日
紹介
沖縄の海からサンゴが消えようとしている!きれいな海を取り戻すために起ち上がったNPO法人の奮闘記。沖縄のダイビングショツプを中心に結成した美ら海振興会の事業が環境保全活動の新しいモデルとして注目されている。
目次
第一部 サンゴいっぱいの沖縄の海にするために(松井さとし)
1 いま沖縄の海で何が起こっているのか
壊滅の危機に瀕しているサンゴ礁/なぜサンゴ礁を守らなければいけないのか?/どうしてサンゴ礁の生態系は重要なのか?/サンゴにダメージを与える五つの原因/冬の水温の上昇で実感する地球温暖化
2 沖縄のダイビング業界の現状
ダイビングショップが抱える課題/観光客の大幅増にどう対応するか/健康管理せずしてダイビングはできない/沖縄に来るダイバーはリピーターが多い/慶良間諸島を利用する沖縄本島のダイビングショップが引き起こす問題……
3 環境保護活動の始まり
水中清掃から始める/サンゴの植え付け活動
4 任意団体からNPO法人へと発展した美ら海振興会
環境保護ネットワークの結成/任意団体からNPO法人へ/「慶良間地域エコツーリズム推進全体構想」に注目/サンゴ礁の保全と利用者数の問題/環境保全の共通ルールづくりを急ぐべき/美ら海振興会の目的のメインは環境保護/慶良間諸島の利用をめぐる沖縄本島ダイビング業界の危機感と結束/美ら海振興会の五つの事業……
5 美ら海振興会の理事たちの奮闘
サンゴの植え付け事業(第一事業部・池宮城竜治)/水中駆除事業(第二事業部・水野彰人)/水中清掃事業(第三事業部・福田順一郎)/陸上清掃事業(第四事業部・加藤淳一)/安全学習事業(第五事業部・當間祐介)
第二部 発展するNPOがめざすもの(吉崎誠二)
1 美ら海振興会の活動をサポートする企業
継続性のあるCSR意識の高まり/スポンサー企業との関係のあり方/美ら海振興会をスポンサードする沖縄企業/美ら海振興会を支える本土企業/なぜ、美ら海振興会へのスポンサード問い合わせは増えているのか?/変わるNPO法――寄付が増える/個人からのスポンサー資金はサンゴ株の購入資金に
2 発展するNPOに必要なこと――ミッションとリーダー
美ら海振興会の組織体制/NPOにおける理想的リーダー/NPOの最重要ポイントであるミッション/NPO法人は積極的な広報活動が必要/ホームページによる発信/マスコミとの関係を強化/活動を告知することがスポンサー資金集めにつながる
上記内容は本書刊行時のものです。