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地域包括ケアから社会変革への道程【理論編】 中島康晴(著/文) - 批評社
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地域包括ケアから社会変革への道程【理論編】 ソーシャルワーカーによるソーシャルアクションの実践形態 (ソーシャルワーカーニヨルソーシャルアクションノジッセンケイタイ)

医学
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発行:批評社
A5判
200ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-8265-0662-5   COPY
ISBN 13
9784826506625   COPY
ISBN 10h
4-8265-0662-7   COPY
ISBN 10
4826506627   COPY
出版者記号
8265   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年5月23日
最終更新日
2017年5月23日
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紹介

さあ、はじめよう! 社会福祉の世界から革命を!
■新自由主義の矛盾は、生の極限まで追い詰められ、最後の絆に托すしかない人びとの怨念に満ちている。地域改革から社会改革へ! 来るべき社会を実践する。

目次

はじめに
凡例
第一章 ソーシャルワークと社会変革――新自由主義に対抗するソーシャルワークの潜在力
●人間の尊厳と新自由主義/●ソーシャルワークの特有性と可能性/●ソーシャルワークが新自由主義に加担する危険――社会福祉基礎構造改革を問い質す/●社会構造を「人びと」の視座から捉える――ソーシャルワークにおける社会変革の勘所/●国境と民族の境界を超えて社会を捉える/●時代を超えて社会を捉える――持続可能な社会構築への貢献/●本書で社会変革を取り上げる理由/●社会変革と地域包摂――本書で取り上げるソーシャルアクションの実践形態/●地域包括ケアから地域変革へ――従来の地域包括ケアに欠けていた「まちづくり」と「住民参加」/●私たちはいつから「経済学者」になったのか――ソーシャルワークの価値に依拠した理論と実践を貫徹せよ!
第二章 「暮らしたい場所で暮らし続ける自由を守る」――新自由主義における「自由」の実相
●暮らしたい場所で暮らし続ける自由を阻害するもの/●暮らし方の自由を守るための実践/●新自由主義における「自由」の実相
第三章 ソーシャルワークからみる地域包括ケア
●人間の尊厳保障に資する地域包括ケア――「本人の望む場所で、本人の望む暮らしを」志向する/●地域発の地域包括ケアの実践――実践から理論をつくる/●公的責任の逃避としての地域包括ケア――自助・互助・共助・公助における序列化の弊害/●Integrated careからInclusive careへ――多職種連携から地域包摂へ/●ソーシャルワークの位置づけがなされていないことの弊害――ケアマネジメントとソーシャルワーク/●地域に「ひらく」ことによって進展する共生ケア――「我が事・丸ごと」の可能性と危険性/●地域包摂・地域変革に資する地域包括ケア
あとがき

著者プロフィール

中島康晴  (ナカシマヤスハル)  (著/文

1973年10月6日生まれ。花園大学では、八木晃介先生(文学部教授)の下、社会学を中心に社会福祉学を学ぶ。巷で言われる「常識」「普通」に対しては、いつも猜疑心を持っている。1億2千万人の客観性などあり得ない事実を鑑みると、「普通」や「常識」は誰にとってのそれであるのか、常に思いを巡らせておく必要性を感じる。いわゆる排除される側から常に社会を捉え、社会の変化を促すことが、実は誰もが自分らしく安心して暮らせる社会の構築に繋がると信じている。
主な職歴は、デイサービスセンター生活相談員、老人保健施設介護職リーダー、デイサービス・グループホーム管理者。社会福祉専門職がまちづくりに関与していく実践の必要性を感じ、2006年2月20日、特定非営利活動法人地域の絆を設立。学生時代に参加した市民運動「市民の絆」の名前を端緒として命名。代表理事。
公益社団法人日本社会福祉士会理事(2015年度~)、広島県認知症コーディネーター、東北大学大学院教育学研究科博士課程在学中(2014年度~)著書『地域包括ケアの理論と実践─社会資源活用術』 (介護福祉経営士実行力シリーズ、日本医療企画)。

上記内容は本書刊行時のものです。