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声にならなかった声 岩崎 保則(著) - 七つ森書館
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声にならなかった声

発行:七つ森書館
四六判
272ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-8228-1778-7
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2017年6月
書店発売日
登録日
2017年5月26日
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紹介

ショートでショートな投書は、ピリリとエスプリの香りがします。
ボツになってもへこたれない、元気なおじさん。
「戦争は高くつく」「原発も高くつく」と、“「私」の一人デモ”をやっています。

目次

Ⅰ 牛の歩み─二〇〇六~二〇〇九[政権交代まで]
   負け惜しみ/がんばれ あさひ/「あなたへ」/世界の中心の移動
   十キロ一万/再び目から鱗/対岸の火事/砂上の楼閣/同床異夢
   戦前を生きる/日本恥史/笑わせる/経済狂躁/金箍/夢の納税
   岩国の黄門/地元自治/「心の闇」/教育の基本/カープのC/国際社会
   格好いい障害/仮免首相へ/夏に一驚/嘘から出た真/満艦飾のスカーフ
   作家達よ/裸の大将/鈴木さんに一言/四割/一撃のもと/許そう
   見当違いのヒロイズム/夏は休もう/ウェーバー制/未来予想図
   便利な言葉/アンナのバトン/異和感/選択/虚実世界/愛宕山魔方陣
   反日経新聞を/妄想狂/ああ知らなんだ/子供に伝えたいこと/捨て台詞
   愚民主主義/この夏読んでみてほしい/発掘あるある大問題
   拉致と強制連行/そんなに競争したいなら/馬鹿な社長が会社を潰す
   自治自参/新聞重箱読み/三種の戦争観/政治的経済政策
   新保守主義の終焉/「怖い」が怖い/関係大あり/殺人と死刑
   スカーフと坊主/軍都だより1/「死に神」談義/軍都だより2
   竹内書店さんへ/鬼と一緒に笑いたい/納得できない/軍都だより3
   巨人アメリカ自民党/見果てぬ夢/生活保護って/裁判員になったーら
   短慮の一失/新共産主義/加藤さんの死/VTRを返せ/消息/消息
   軍都だより4/グローブと素手/茶番劇/軍都だより5/独歩/格差是正?
   次もまた保守?/裁判員制度の効用/北朝鮮を抱きしめる/漫画なハコモノ
   おれは海賊/地獄の沙汰/三度目にして/宗教の地金

Ⅱ 象の歩み─二〇一〇~二〇一二[胴震いに似た大震災]
   四ヶ月で?/再び竹内書店さんへ/現代職人歌合/米軍さん、いらっしゃい
   豪寇/社長万憂記/メディア支持率は/解ける五次方程式/九と二十五と
   都民の民度/ハトヤマ以後/世界経済は荒れ模様/仕事仕事
   『資本論』読了/25%/11月21日付け/竹垣立てたら/今年の一冊
   売り込み/軍都だより6/殺人者/志ん朝、慎重、伸長/永劫謝罪/来今昔
   軍都だより7/フールジャパン/若宮啓文さま/掃除を終えて/また、まだ
   頑張れ! 民主/上関へ/「家守」の由来/殺人者の最後
   誰のものでもない景色/なぜデモか/九と二十五で会いましょう
   科学者よ、お前もか/八百長風/ゴマと宇宙/憂危陸須/五倍は違憲か
   アリのピラミッド/軍都だより8/花粉と放射線/レレレのレ/読書習慣
   まだまだ/なんかおかしい/大阪二の丸、三の丸/新法成立か
   人のことは棚に上げ/アリのピラミッド パート2/おしえて、マルクスさん
   都は東北/軍都だより9/「国益」は「私益」/軍都だより10/看板に偽り
   三色オセロ/独立しちゃまずいですか/なにあれ/寄る辺なき「愛国」
   不感と過敏/自前映画館で/軍都だより11

Ⅲ 羊の歩み─二〇一三~二〇一五[屠所に引かれて]
   鳩菅小で再勝負/どっち/風塵舞えば王家儲かる/『それが友達』(私の一曲)
   自業自得/自己責任/夢が現に/私の試金石/つぎはぎけんぽう
   「理」のないところに人は住めぬ/ガラパゴスとエントロピー/ヒトはことば
   君の唇の唄/怖くない/「生活」の「保護」/むしろ、九条のみ、で
   軍都だより12/あなたも私もテロリスト/権力のスピーカー
   文句があったらアベに言え/勝令負改/一人でも/和解はなるか/雉と猟師
   備えることなど/fool Japanese only/日本丸沈没間近/偏向中立痩せ我慢
   軍都だより13/差別は犯罪でしょう/九条返上/一杯血に塗れる/民衆の敵
   今年の十冊(×2)/自爆ゼロ/テロたまねぎの芯/うちらの秘密
   いっそ空調廃棄の薦め/思案中 お見舞い申し上げます/ガラ投/予めの風評
   轍ちゃん/ほうちこっか/「読売」は/軍国のママ

Ⅳ 蟻の歩み─二〇一六~[ちまちま穴掘り]
   軍都だより/246/はっしと/黙って本を腐らせろ/アベノウンコ
   お若えの 歩きなせぇ/和解のための言葉/旗印/最後の一線/惚け者、業
   それでも五輪は御臨終/土を盛らずに穴掘った /この一年
   私は日本本土土人/金持ち猛々しい/愚干渉/Pメール派異聞
   セコハンの印象操作

「あとがき」に替えて Pメール派

前書きなど

「あとがき」に替えて

Pメール派

 私は「使えない」男です。二、三例を挙げれば、大抵の人は、「あ、こいつ使えない」と見限ってしまうでしょう。
 車の運転ができない(当然免許証はない)。
 パソコンに触ったことがない(ブラインドタッチなど夢のまた夢)。
 ケータイを持っていない(ああいうのは、常に携帯しててこそ自在に操れるもの)。
 どうです。「使えない」でしょ。
 なので私はPメール一本です。プリミティブメール、原始メール、つまり封書葉書人間てことですね。到頭自分も時代に置いてかれる側になったのかと、ささやかな感慨も。
 こんな「使えない」男は、こんな考えを持ってます。CO2削減(原発維持派のあざとい理由付けに使われます)など今やどこ吹く風ですが、そうしなければ、なにより車の台数を半分にすれば済む。「脱クルマ社会」。夏の平均気温も事故死も確実に減る。
 本気で節電する気なら、便利快適追求を見直す。まずはスイッチの数を減らす。その場所も考える。「非電化生活」。
 ジョブズも百均(一〇〇円均一)も、所詮ゴミの山を作るだけの能しかない。後始末は他人(税金)任せ。原発もそう。戦争関連産業など、他人を殺して金を儲け飯を食らってる連中だから、土台人間のクズだ。煽って楽しんでる奴らともども、地獄とやらへ墜ちてほしいなあ。
 以上、「使えない」男の休むに似た考えでした。誰も「使わない」か。そう言やあ、ケータイもパソコンも、電気がなきゃ「使えない」。同じじゃん。

 これは「週刊金曜日」の投書欄に採用されたもの。あとは「朝日」「週金」への投稿(全て没)です。ヘビの足として。それから、よく巻末に担当者への感謝感激アメフラシのような文言が添えられてるのを目にしますが、残念ながら実感。そこで一言。出版をお考えの方、七つ森へ。

著者プロフィール

岩崎 保則  (イワサキ ヤスノリ)  (

1953年生まれ。山口県岩国市在住。家守、作家。

上記内容は本書刊行時のものです。