書店員向け情報 HELP
さわってわかるクラウドAI Microsoft Cognitive Services実践ガイド
- 書店発売日
- 2017年12月16日
- 登録日
- 2017年11月29日
- 最終更新日
- 2017年12月13日
紹介
AIアプリ開発は簡単だ!
Azureでの実践法を基本から徹底ガイド
ディープラーニング(深層学習)という技術が登場したことにより、見る・聞く・理解する・考える・話すといった人のような認知機能を備えるAI(人工知能)がコンピュータで実現できるようになりました。
ディープラーニングは機械学習と呼ばれる技術の一種で、認知機能の精度・性能を向上させるには、正解とみなせる入出力データのセットである教師データを用意して学習させることが必要です。
そこで有用なのが、Microsoft Cognitive Services。学習済みのAI部品が29種類、クラウドサービスとして提供されており、自前で教師データを用意したり学習させたりする手間が最小限で済みます。
Microsoft Cognitive Servicesを使えば、認知機能を備えるAIを簡単に開発できます。
本書では、AIの基礎知識やMicrosoft Cognitive Servicesのサービス内容について解説したうえで、ピザ注文受付ボットやFAQ(よくある質問)回答ボットを題材として具体的な開発方法をステップバイステップで示します。
システムエンジニアやプログラマにとって、認知機能を備えるAIの開発を経験するうえで最適な1冊です。本書でAI開発の第一歩を踏み出してください。
目次
◎第1章 AIとは何か
1-1.「AI」の定義
1-2.機械学習とディープラーニング
1-3.ディープラーニングと教師データ
1-4.Azureの機械学習プラットフォーム
1-5.第3次AIブームの到来
1-6.少し先のAI、Intelligent Edge
1-7.Microsoft Cognitive Servicesの適用例
1-8.プライバシーとAI
◎第2章 Microsoft Cognitive Servicesを知ろう
2-1.Microsoft Cognitive Servicesとは何か
2-2.Microsoft Cognitive Servicesで実現するAIとは
2-3.Microsoft Cognitive Servicesの29種のAPI
2-4.Microsoft Cognitive Servicesの高度な使い方
◎第3章 Microsoft Cognitive Servicesに触れる
3-1.すぐに使えるCognitive Services
3-2.Computer Vision APIリソースを作る
3-3.APIを利用するためのサブスクリプションキーを確認する
3-4.テストコンソールから画像認識を試す
3-5.HTTP POSTツールを使ってOCR処理する
3-6.まとめ
◎第4章 QnA Maker APIを使って、よくある質問に答えるBotを作る
4-1.よくある質問を学習して回答する
4-2.QnA Serviceを作る
4-3.QnA Serviceを学習させる
4-4.テストと調整
4-5.Web API化する
4-6.Bot化する
4-7.まとめ
◎第5章 LUISを使って、ピザを注文できるBotを作る
5-1.自然言語を解釈する
5-2.LUISアプリケーションを作成する
5-3.インテントとエンティティを検討する
5-4.営業時間に関するインテントと例文を登録する
5-5.注文に関するエンティティ、インテント、例文を登録する
5-6.トレーニングとテスト
5-7.Web API化する
5-8.Microsoft Bot Frameworkを使ってBotを作る
5-9.BotアプリケーションにLUISアプリケーションを利用するロジックを加える
5-10.作成したBotを公開する
5-11.まとめ
◎Appendix 環境の準備と各種料金
A-1. Microsoft Cognitive Services の利用開始方法
A-2. Visual Studio 2017 の準備
A-3. 利用料金について
上記内容は本書刊行時のものです。