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次世代自動車2018 日経Automotive/日経ビジネス(編集) - 日経BP
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次世代自動車2018 経済引っ張る"巨大なスマホ"がAI、新エネルギーを飲み込む

発行:日経BP
A4変型判
278ページ
定価 25,000円+税
ISBN
9784822257286
Cコード
C3053
専門 単行本 機械
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月30日
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紹介

AIと自動運転の切っても切り離せない関係を解説
ものづくりからサービスに移行する自動車業界を詳説
内燃機関車禁止への対応をEV、エンジンの両側面から分析

現在の好景気の一つの要素は自動車だと言われています。これまで10年、スマートフォン(スマホ)関連のサービスや部品が経済を引っ張ってきました。スマホの需要が一巡し、自動車に期待が向かいます。情報化、電動化によって自動車は“巨大なスマホ”になります。スマホの1000倍大きな電池、100倍大きな半導体、10倍大きなディスプレーが必要になります。これらの業界は大きな需要に期待し、その期待感が投資につながります。

その先を行く「空飛ぶクルマ」の実現に向かう人たちがいます。次世代モビリティーを突き詰めていくと、道路を走るという形にこだわる必要はありません。これからの経済を引っ張ると言われる人工知能(AI)も、用途リストの最上段を争うのは自動運転とロボットです。AIがなければ自動運転はない、自動運転がなければAIはない――。切り離せない関係にあります。自動運転の各要素は既に実用化を始めています。AIは経験値で成長します。路上に飛び出して腕を磨きます。

自動車業界はものづくりからサービスに移行します。ソフトバンクや中国・滴滴出行などIoTの巨人が自動車業界に攻め込みます。家電からは英ダイソンが参入します。迎えるトヨタ自動車や各国のメガサプライヤーも先手をとって変わろうとしています。

フランス、英国が2040年に内燃機関車を禁止する方針を打ち出しました。電気自動車(EV)化に突っ走るのか、EVより環境に優しいエンジンの実現を目指すのか。「あいつらは間違っている」と、ののしり合っている場合ではありません。両者が競争するのが健全な姿です。

足元を見た競争も激しくなっています。200万円でも静かなクルマを作らなければ生き残れません。HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)、AR(拡張現実感)も活用して使い心地のよいクルマを目指します。品質、規制対応で不正を起こせば生き残れません。タカタの二の舞は避けなくてはいけません。本書では、経営の専門誌「日経ビジネス」と自動車産業の専門誌「日経Automotive」の記事から、経営と技術のエッセンスを再構成しました。今後を正しく読むためにご参考にしてください。

目次

【序章】明日の明日を語ろう

「空飛ぶクルマ」の衝撃 見えてきた次世代モビリティー
 Part 1 グーグル創業者、エアバス、トヨタも 始まった「空中戦」 ヒト、モノ、カネが殺到
 Part 2 規格外のEVベンチャー、日本を猛追する部品メーカー 産業ピラミッドが崩壊 震源地は中国
2030年に花開く10大材料
 Part 1 パワトレ、ボディーが変わる 効率向上、省資源、軽量化を実現
 Part 2 ナノレベルから見直す


【第1章】自動運転に賭ける

1-1 AIがすべてさ
産業秩序が激変 自動車を「操る」AI世界制覇の攻防
トヨタがNVIDIAと提携 自動運転、脱日本連合へ
エヌビディアの実像(上) 米国で目撃したAIカーの実力
エヌビディアの実像(下) 自動運転「あと2年」トップが語る革命

1-2 今、そこにある自動運転車
自動運転実車試験 急カーブと車線かすれで明暗
 Part 1 自動車線維持はどこまで有効か? 首位Eクラス、続くV90とレヴォーグ
 Part 2 公道試験結果が示す強みと課題 急カーブの両眼、かすれの高解像度
 Part 3 降雨・逆光への対応力を見る 単眼カメラでも最高点
Mobileye圧勝 JNCAP試験
 Part 1 歩行者を守る最強センサー 単眼カメラがステレオを超える
 Part 2 2025年までのEuroNACP 自動緊急操舵で衝突回避拡大
駐車支援の未来 2020年代に迫る自動バレーパーキング
 Part 1 自動駐車・駐車支援の可能性 利便性や安心感の先を見通す
 Part 2 7車種試乗調査から ブレーキ、シフトまで統合制御
見えにくい白線でも車線維持 進化するアイサイト


【第2章】次世代動力の行方

2-1 着々と進む電動化
中国で始まるEVの世界前哨戦
EV時代の隠れた勝者、ダブル・スコープ
電動パワートレーン主導権争い激化
中国EVに淘汰の波 それでも揺るがぬ覇権への野望

2-2 抵抗勢力と呼ばないで
過給は可変か電動か 低燃費エンジンの救世主
可変圧縮比の全貌 日産が狙う発電エンジンへの布石
 Part 1 燃費と走りを高次元で両立 2025年に熱効率50%の発電エンジン
 Part 2 インタビュー 平井俊弘氏「可変圧縮比で内燃機関とEVを融合」
 Part 3 20年以上かけた執念 独自の複リンクに多くの狙い
 Part 4 欧州勢は簡易式に挑む まずPorsche社が2018年に採用か
マツダ新世代スカイアクティブ 夢の超希薄燃焼、量産へ
 Part 1 エンジン革命第2幕 直6ディーゼル・FRで挑む高級化
 Part 2 ここまで分かったSKYACTIV-X 全域で点火プラグを使い圧縮着火


【第3章】えっ、あなたも自動車業界?

3-1 参入勢力の勢い
ソフトバンクの野望 グーグルもトヨタも飲み込むか
 Part 1 孫氏の未来図 誰が勝っても儲かる仕組み
 Part 2 AIのデータを巡る攻防 ホンダは協調、トヨタは内製
 Part 3米大手ITに一矢報いる新技術 新しいシェアカーにブロックチェーン
滴滴が世界を席巻か 中国モビリティーシェアの覇者
自動車産業の秩序を壊す新星、英ダイソン EVの電池革新でトヨタに挑戦

3-2 自動車プロパーの体制作り
トヨタは変わったか? 実像を知る100人の証言
 Part 1 身近だから見える 私の「トヨタ論」
 Part 2「全方位」で聞いてみた これが、今のトヨタだ!
揺らぐメガサプライヤー 自動運転で崩れるピラミッド構造
 Part 1 変わる業界構造 自動運転で岐路に立たされる
 Part 2 変化に対応するドイツ3社 全方位か一点突破か ・Bosch社 ・Continental社 ・ZF社
 Part 3 デンソーが生き残る道 コア技術内製し、低コスト化で勝負
「寄せ集め」を強さにするジェイテクト
日産離れで活路探るカルソニックカンセイ


【第4章】使い心地を追求する

200万円でも静かなクルマ
クルマにAR、2017年に実用化
次世代HMIは震わせて伝える


【第5章】品質を守り抜く

揺らぐ素材の品質 管理体制の見直しを急げ
日産・神鋼・タカタの問題で脚光浴びるトレーサビリティー 品質管理の「万能薬」
ディーゼル不正問題で加速する ドイツ自動車産業のデジタル化
VW排ガス不正の真相

上記内容は本書刊行時のものです。