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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:15:"道徳感情論";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-8222-5000-3";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:1597:" アダム・スミス『道徳感情論』新訳である。その冒頭ーー。 「人間というものをどれほど利己的とみなすとしても、なおその生まれ持った性質の中には他の人のことを心に懸けずにはいられない何らかの働きがあり、他人の幸福を目にする快さ以外に何も得るものがなくとも、その人たちの幸福を自分にとってなくてはならないと感じさせる」 スミスといえば、利己心が市場経済を動かすという『国富論』の記述が有名だが、スミスの『国富論』に先立つ主著である『道徳感情論』では、他者への「共感」が人間行動の根底に置かれる。 本書序文を書いているノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センは、こう述べている。 「スミスは、広くは経済のシステム、狭くは市場の機能が利己心以外の動機にいかに大きく依存するかを論じている。(中略)事実、スミスは『思慮』を『自分にとって最も役立つ徳』とみなす一方で、『他人にとってたいへん有用なのは、慈悲、正義、寛容、公共心といった資質』だと述べている。これら二点をはっきりと主張しているにもかかわらず、残念ながら現代の経済学の大半は、スミスの解釈においてどちらも正しく理解していない。」 リーマン・ショック後の世界的な経済危機を経て、新しい資本主義を考える際の必読書といえる。";s:6:"author";s:40:"アダム・スミス(著/文)…他2名";s:10:"publishers";s:12:"日経BP";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"日経BP";s:12:"release_date";i:1397833200;}

道徳感情論

アダム・スミス(著/文), 村井 章子(翻訳), 北川 知子(翻訳)
発行:日経BP

四六変型判   
定価 3,200円+税

ISBN 978-4-8222-5000-3   C0330

書店発売日 2014年4月19日
登録日 2015年8月13日

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書評掲載情報

2017-07-16 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者:服部茂幸(同志社大学教授)
2014-06-08 毎日新聞  
2014-05-25 日本経済新聞  

紹介

 アダム・スミス『道徳感情論』新訳である。その冒頭ーー。

 「人間というものをどれほど利己的とみなすとしても、なおその生まれ持った性質の中には他の人のことを心に懸けずにはいられない何らかの働きがあり、他人の幸福を目にする快さ以外に何も得るものがなくとも、その人たちの幸福を自分にとってなくてはならないと感じさせる」

スミスといえば、利己心が市場経済を動かすという『国富論』の記述が有名だが、スミスの『国富論』に先立つ主著である『道徳感情論』では、他者への「共感」が人間行動の根底に置かれる。

 本書序文を書いているノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センは、こう述べている。

 「スミスは、広くは経済のシステム、狭くは市場の機能が利己心以外の動機にいかに大きく依存するかを論じている。(中略)事実、スミスは『思慮』を『自分にとって最も役立つ徳』とみなす一方で、『他人にとってたいへん有用なのは、慈悲、正義、寛容、公共心といった資質』だと述べている。これら二点をはっきりと主張しているにもかかわらず、残念ながら現代の経済学の大半は、スミスの解釈においてどちらも正しく理解していない。」

 リーマン・ショック後の世界的な経済危機を経て、新しい資本主義を考える際の必読書といえる。

目次

アマルティア・センの序文 
第1部 行為の適否について 
第2部 価値と害悪、すなわち報いる対象と罰する対象について 
第3部 自分自身の感情と行動に関する判断の根拠について、および義務感について 
第4部 効用が是認の感情におよぼす影響について 
第5部 慣習と流行が是認の可否の感情におよぼす影響について 
第6部 徳の性格について 
第7部 道徳哲学の学説について

著者プロフィール

アダム・スミス(アダム スミス)

(1723-1790)近代経済学の父ともいわれる英国スコットランドの経済学者・哲学者。主著に『国富論』『道徳情操論』

村井 章子(ムライ アキコ)

翻訳家。訳書に『怒れ!憤れ!』『国家は破綻する』『資本主義と自由』『コンテナ物語』ほか

北川 知子(キタガワ トモコ)

翻訳家。訳書にルービニ『大いな不安定』(共著)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。