書店員向け情報 HELP
NA建築家シリーズ 坂茂 増補改訂版
- 書店発売日
- 2017年4月28日
- 登録日
- 2017年4月13日
- 最終更新日
- 2024年3月11日
紹介
木材や紙管を用いた建築で世界の注目を集める坂茂。2013年に発刊した初版に、プリツカー賞受賞後の主要作を加えた増補改訂版。
プリツカー賞を受賞した2014年以降の主要作5件と2017年4月に完成したパリの音楽ホール「ラ・セーヌ・ミュジカル」をいち早く紹介。また、国内外の被災地での取り組みも追加しました。
ボーダーレスに広がる坂茂の活動を過去から現在まで、すべてを網羅した、木造という注目分野の実務教本であり、海外にチャンスを見出したい人のための「生き方」の指南書です。
◎追加収録したプロジェクト(5本)は以下の通り。
・ラ・セーヌ・ミュジカル(2017年)
・大分県立美術館(2015年)
・女川駅、女川温泉ゆぽっぽ(2015年)
・タメディア新本社(2013年)
・紙のカテドラル(2013年)
◎被災地・紛争地マップ活動マップ」(CHAPTER1)は、2013年以降の取り組みも加えて再構成した。
◆主な内容
◆CHAPTER 1:被災地を駆ける
インタビュー1: 「一般の人のために働くのは自分を磨くトレーニングだ」
インタビュー2 :「災害支援も失敗に学べ」
プロジェクト:紙の教会/新潟中越地震避難所用 紙の家/四川大地震復興支援成都市華林小学紙管仮設校舎・仮設住宅/東日本大地震津波支援プロジェクト避難所用間仕切りシステム/川町仮設住宅/紙のカテドラル
被災地・紛争地活動マップ(2017最新版)
◆CHAPTER 2:建築家・坂 茂の実像
ラグビー少年が「建築家」になるまで
坂事務所リポート1988
超過密スケジュールの乗り越え方
あの建築はこのスケッチから
私が見た、坂 茂の核心
◆CHAPTER 3:進化する紙管建築
プロジェクト:小田原パビリオン?ときめき小田原夢まつりメーン会場ホール/紙のログハウス/ハノーバー国際博覧会日本館/紙管建築クロニクル
◆CHAPTER4:素材・技術を形に
プロジェクト:羽根木の森/9スクウェア・グリッド/ねむの木美術館/今井病院附属託児所/紙の資料館 特殊製紙総合技術研究所Pam B/ジーシー名古屋営業所/成蹊大学情報図書館/ノマディック美術館/アルテック パビリオン/ニコラス・G・ハイエック センター
◆特別対談 坂茂×山梨知彦(日建設計)「発想の根源は『それってもったいない!』」
◆CHAPTER5 木の挑戦
プロジェクト:ポンピドー・センター・メス/ナインブリッジズ ゴルフ クラブハウス/タメディア新本社/女川駅、女川温泉ゆぽっぽ/大分県立美術館/ラ・セーヌ・ミュジカル/スウオッチ新本社
坂茂年譜
目次
目次 CONTENTS ※印の記事は増補改訂版で新たに収録、もしくは大幅加筆した記事
CHAPTER 1 被災地を駆ける
PROJECT01 紙の教会[1995年]
INTERVIEW01 「一般の人のために働くのは自分を磨くトレーニングだ」
PROJECT02 新潟中越地震避難所用 紙の家[2004年]
PROJECT03 四川大地震復興支援 成都市華林小学紙管仮設校舎・仮設住宅[2008年]
PROJECT04 東日本大地震津波支援プロジェクト 避難所用間仕切りシステム[2011年]
INTERVIEW02 「災害支援も失敗に学べ」
PROJECT05 女川町仮設住宅[2011年]
READING01 被災地・紛争地活動マップ※
PROJECT06 紙のカテドラル[2013年]※
CHAPTER 2 建築家・坂 茂の実像
READING02 ラグビー少年が「建築家」になるまで
READING03 坂事務所リポート1988
READING04 超過密スケジュールの乗り越え方
READING05 あの建築はこのスケッチから生まれた
COLUMN 私が見た、坂 茂の核心
----------
01 神田裕
02 真壁智治
03 平井広行
04 中尾眞
05 原研哉
06 マーサ・ソーン
07 ヴィム・ファン・デ・カンプ
08 安住宣孝
09 三宅理一
10 平賀信孝
----------
CHAPTER 3 進化する紙管建築
PROJECT07 小田原パビリオン[ときめき小田原夢まつりメーン会場ホール][1990年]
PROJECT08 紙のログハウス[1995年]
PROJECT09 ハノーバー国際博覧会日本館[2000年]
READING06 紙管建築クロニクル
----------
アルヴァ・アアルト展[1986年]
水琴窟の東屋[1989年]
小田原パビリオン[1990年]
詩人の書庫[1991年]
紙のギャラリー[1994年]
紙の家[1995年]
紙の教会[1995年]
紙のログハウス[1995年]
紙のドーム[1998年]
国連難民高等弁務官事務所用の紙のシェルター[1999年]
ハノーバー国際博覧会日本館[2000年]
紙のログハウス トルコ[2000年]
紙のアーチ[2000年]
紙のログハウス インド[2001年]
紙のスタジオ[慶応義塾大学SFC坂茂研究室][2003年]
ペーパー・ドーム[2003年]
ブルゴーニュ運河博物館 ボートハウス[2004年]
紙の仮設スタジオ[2004年]
バザレリー・パビリオン[2006年]
紙の橋[2007年]
ノマディック美術館[2007年]
四川大地震復興支援 成都市華林小学紙管仮設校舎[2008年]
ペーパー・タワー[2009年]
紙のカテドラル[2013年]
モスクワ仮設美術館[2013年]
----------
CHAPTER 4 素材・技術を形に
PROJECT10 羽根木の森[1997年]
PROJECT11 9スクウェア・グリッド[1997年]
PROJECT12 ねむの木美術館[1999年]
PROJECT13 今井病院附属託児所[2001年]
PROJECT14 紙の資料館 特種製紙総合技術研究所 Pam B[2001年]
PROJECT15 ジーシー名古屋営業所[2004年]
PROJECT16 成蹊大学情報図書館[2006年]
PROJECT17 ノマディック美術館[2007年]
PROJECT18 アルテック パビリオン[2007年]
PROJECT19 ニコラス・G・ハイエック センター[2007年]
DIALOGUE 「発想の根源は『それってもったいない!』」|特別対談 坂 茂×山梨 知彦[日建設計 設計担当プリンシパル]
CHAPTER 5 木の挑戦
PROJECT20 ポンピドー・センター・メス[2010年]
PROJECT21 ナインブリッジズ ゴルフ クラブハウス[2010年]
PROJECT22 タメディア新本社[2013年]※
PROJECT23 女川駅、女川温泉ゆぽっぽ[2015年]※
PROJECT24 大分県立美術館[2015年]※
PROJECT25 ラ・セーヌ・ミュジカル[2017年]※
PROJECT26 スウォッチ・オメガ新本社[2015年―]※
坂 茂年譜 ※
執筆者/日経アーキテクチュア掲載号
上記内容は本書刊行時のものです。