版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ガラテヤ書簡 浅野淳博(著/文) - 日本キリスト教団出版局
..
【利用不可】

ガラテヤ書簡 (ガラテヤショカン)

哲学・宗教
このエントリーをはてなブックマークに追加
A5判
538ページ
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-8184-0980-4   COPY
ISBN 13
9784818409804   COPY
ISBN 10h
4-8184-0980-4   COPY
ISBN 10
4818409804   COPY
出版者記号
8184   COPY
Cコード
C1316  
1:教養 3:全集・双書 16:キリスト教
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年9月27日
最終更新日
2017年10月2日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

日本語で書き下ろす聖書注解シリーズ、刊行開始!

パウロの論旨が明快になる最高水準の注解書

なぜ教会の破壊者が、異邦人宣教の使徒となったのか。このパウロの劇的な回心の背後にある、歴史と思想とを簡潔に語るガラテヤ書。本書簡を最新の研究成果に学びつつ読み解く。パウロ神学入門の役目をも果たす、納得と新しい気づきに満ちた、聖書読者必携の書。

【目次】

はじめに

緒 論
導入

注 解
第Ⅰ部 導入(1:1–9)
A. キリストの使徒からの挨拶(1:1–5)
    トピック#1 使徒職とパウロの使徒観
B. キリストの福音からの乖離(1:6–9)
    トピック#2 パウロとキリストの福音
第Ⅱ部 福音の啓示とその弁護(1:10–2:14)
A. 導入:啓示としての福音(1:10–12)
    トピック#3 パウロと黙示/啓示
B. 啓示とその前後(1:13–24)
    トピック#4 パウロとマカバイ殉教思想
C. 福音の真理の弁護(2:1–14)
 1. エルサレム会議(2:1–10)
    トピック#5 パウロの福音宣教と多様な教会観
 2. アンティオキア事件(2:11–14)
    トピック#6 ユダヤ教の宣教?

第Ⅲ部 福音の真理とその適用(2:15–6:10)
A. 導入:信頼性による義(2:15–21)
    トピック#7 信頼性/信仰とキリスト
B. 福音の真理(3:1–4:31)
 1. 信頼性と霊の受容(3:1–5)
    トピック#8 律法とユダヤ人の律法観
 2. 信頼性と契約の祝福(3:6–14)
    トピック#9 呪いと救い
 3. 約束と律法体制(3:15–24)
    トピック#10 キリストへの参与
 4. 約束の相続者(3:25–4:11)
    トピック#11 儀礼としてのバプテスマ
 5. ガラテヤ人によるパウロ受容(4:12–20)
    トピック#12 地中海世界のおもてなし
 6. 2つの契約のメタファ(4:21–31)
    トピック#13 聖典の解釈

C. 福音の適用(5:1–6:10)
 1. 自由の行使(5:1–15)
    トピック#14 古代地中海世界における割礼と去勢
 2. 相反する霊と肉(5:16–24)
    トピック#15 霊に対峙する肉
 3. 霊の共同体(5:25–6:10)
    トピック#16 律法、キリスト、キリストの律法

第Ⅳ部 結び(6:11–18)
    トピック#17 パウロとイスラエル

あとがきに代えて:その後のガラテヤ書
参考文献

目次

「NTJ 新約聖書注解」の刊行にあたって
凡例

はじめに(読んで下さい)
日本語訳について/パウロ書簡群の範囲について/テクストの名称について/
「ピスティス」について/視点について/適用について/謝辞

緒 論
導入
A. 著者としてのパウロ
B. ガラテヤとガラテヤ書の宛先
C. 執筆年代と執筆状況
D. 反対者のプロファイル
E. パウロの改宗
F. ガラテヤ書のアウトライン

注 解
第Ⅰ部 導入(1:1–9)
A. キリストの使徒からの挨拶(1:1–5)
    トピック#1 使徒職とパウロの使徒観
B. キリストの福音からの乖離(1:6–9)
    トピック#2 パウロとキリストの福音
第Ⅱ部 福音の啓示とその弁護(1:10–2:14)
A. 導入:啓示としての福音(1:10–12)
    トピック#3 パウロと黙示/啓示
B. 啓示とその前後(1:13–24)
    トピック#4 パウロとマカバイ殉教思想
C. 福音の真理の弁護(2:1–14)
 1. エルサレム会議(2:1–10)
    トピック#5 パウロの福音宣教と多様な教会観
 2. アンティオキア事件(2:11–14)
    トピック#6 ユダヤ教の宣教?

第Ⅲ部 福音の真理とその適用(2:15–6:10)
A. 導入:信頼性による義(2:15–21)
    トピック#7 信頼性/信仰とキリスト
B. 福音の真理(3:1–4:31)
 1. 信頼性と霊の受容(3:1–5)
    トピック#8 律法とユダヤ人の律法観
 2. 信頼性と契約の祝福(3:6–14)
    トピック#9 呪いと救い
 3. 約束と律法体制(3:15–24)
    トピック#10 キリストへの参与
 4. 約束の相続者(3:25–4:11)
    トピック#11 儀礼としてのバプテスマ
 5. ガラテヤ人によるパウロ受容(4:12–20)
    トピック#12 地中海世界のおもてなし
 6. 2つの契約のメタファ(4:21–31)
    トピック#13 聖典の解釈

C. 福音の適用(5:1–6:10)
 1. 自由の行使(5:1–15)
    トピック#14 古代地中海世界における割礼と去勢
 2. 相反する霊と肉(5:16–24)
    トピック#15 霊に対峙する肉
 3. 霊の共同体(5:25–6:10)
    トピック#16 律法、キリスト、キリストの律法

第Ⅳ部 結び(6:11–18)
    トピック#17 パウロとイスラエル

あとがきに代えて:その後のガラテヤ書
参考文献

著者プロフィール

浅野淳博  (アサノアツヒロ)  (著/文

1960年、山陰松江市生まれ。フラー神学校にてTh.M.、オックスフォード大学にてD.Phil.を取得。現在、関西学院大学教授、西日本新約聖書学会会長。

上記内容は本書刊行時のものです。