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失敗学 実践編 濱口 哲也(著/文) - 日科技連出版社
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失敗学 実践編 (シッパイガクジッセンヘン) 今までの原因分析と対策は間違っていた! (イママデノゲンインブンセキトタイサクハマチガッテイタ)

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A5判
184ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-8171-9599-9   COPY
ISBN 13
9784817195999   COPY
ISBN 10h
4-8171-9599-1   COPY
ISBN 10
4817195991   COPY
出版者記号
8171   COPY
Cコード
C3050  
3:専門 0:単行本 50:工学・工学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年11月28日
最終更新日
2017年12月22日
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紹介

 トラブルの原因を分析する際、多くの企業においては「結果論」からスタートした分析に終始している。例えば、マニュアルがなかったこと、チェックリストがなかったこと、ルール化していなかったことが原因であり、その対策は「マニュアルを整備する」「チェックリストを作成する」「ルール化する」といった具合である。
 しかし、「マニュアルがないこと」が失敗行動をした動機だったのだろうか?当事者は、そのとき正しいと思っている考えに従って行動したはずである。ただ、その動機的原因自体が間違っていたのである。
 失敗学では、動機的原因と不具合事象の関係を「ワナ」あるいは「失敗のカラクリ」と呼ぶ。最終的に起こる不具合事象はさまざまであるが、人間がハマるワナは業種や職種にかかわらず同じで、そのワナの種類はそれほど多くはない。だからこそ、過去に経験したワナや他分野で明らかになったワナから、自分野での未然防止ができるのである。
 前著『失敗学と創造学』で大反響を呼んだ著者が、さらに進化した実践的ノウハウを公開する。

目次

第1章 重要な基本的考え 
第2章 失敗学のエッセンス
第3章 失敗学のエッセンスのフレームワーク
第4章 フレームワークの重要ポイント
第5章 今までの原因分析と対策は間違っていた
第6章 失敗のイメージ図
第7章 「よく見かける分析」と「失敗学を使った分析」の比較
第8章 他の分析手法との比較
第9章 いい加減に使われている言葉
第10章 論理性のトレーニングのすすめ

著者プロフィール

濱口 哲也  (ハマグチ テツヤ)  (著/文

濱口 哲也
 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻社会連携講座 特任教授。株式会社濱口企画 代表取締役。1960年生まれ。1986年、日立製作所中央研究所入社、磁気ディスク装置の研究・開発・設計に従事。1998年、東京大学博士(工学)。2002年、東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助教授。2007年、同大学同専攻社会連携講座特任教授、2015年、株式会社濱口企画 代表取締役 現在に至る。

平山 貴之  (ヒラヤマ タカユキ)  (著/文

平山 貴之
 一般財団法人日本科学技術連盟 品質経営研修センター 営業・企画グループ 主任。1985年生まれ。2008年、日本科学技術連盟入職、研修開発課(現 営業・企画グループ)に配属、オンサイトセミナー(出張セミナー)の営業・企画・提案・運営・管理業務に従事。2014年、研修開発課主任 現在に至る。

上記内容は本書刊行時のものです。