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在来知と社会的レジリエンス 古川 柳蔵(編著) - 筑波書房
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在来知と社会的レジリエンス (ザイライチトシャカイテキレジリエンス) サステナビリティに活かす温故知新 (サステナビリティニイカスオンコチシン)

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発行:筑波書房
A5判
151ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-8119-0604-1   COPY
ISBN 13
9784811906041   COPY
ISBN 10h
4-8119-0604-7   COPY
ISBN 10
4811906047   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年6月28日
書店発売日
登録日
2021年5月26日
最終更新日
2021年7月29日
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紹介

本書では、地域の在来知の活用と社会的レジリエンスとの関係について、環境科学、文化人類学、教育学の専門家が最新事例に基づき考察し、執筆した。対象地域は、日本だけでなく、アフリカ・ナミビア、米国・アラスカ、フィリピン・ベトナム等のアジア地域といったように世界における在来知を対象としている。在来知はそれぞれの地域に由来するものであるが、論点に関しては共通点が多いことに気づくであろう。

目次

はじめに
第1章 自然との共生のための在来知と社会的レジリエンス
第2章 宮城県南三陸町入谷地区の自助・共助にみる在来知
─東日本大震災時の被災者支援活動を例として─
第3章 社会的レジリエンスとしての物々交換
─ナミビア農牧社会における気象災害時の食糧獲得─
第4章 アラスカ先住民の生存漁労と食糧保障
─米国政府野生動物管理における在来知─
第5章 ライフスタイル変革のための価値観の転換と在来知の活用
第6章 地域から探るレジリエンスな暮らし
─ミクロネシアで出会う新しい価値観─
第7章 アジアの無形文化遺産の教育・地域づくりへの活用
─在来知を活かした教育実践と持続可能な地域づくり─
おわりに

著者プロフィール

古川 柳蔵  (フルカワ リュウゾウ)  (編著

東京都市大学環境情報学研究科・教授。博士(学術)。専門は環境イノベーション。
東京大学大学院工学系研究科修了後、民間シンクタンク、東北大学大学院環境科
学研究科を経て、現職。持続可能なライフスタイル、バックキャスト、ライフス
タイルデザイン、ネイチャー・テクノロジー等、ライフスタイル変革の研究を行う。
未来の暮らし創造塾塾長。

生田 博子  (イクタ ヒロコ)  (編著

九州大学留学生センター・准教授、博士、Ph.D.(人類学)。米国アラスカ大学フェ
アバンクス校人類学部卒業。同大学大学院修士課程修了。英国アバディーン大学
大学院博士課程修了。米国ダートマス大学極地研究所、アラスカ州政府野生動物
管理局などを経て現職。北極圏の生存狩猟・漁労、気候変動が環境や人の生活に
与える影響、持続可能な開発などの研究に取り組んでいる。

島田 和久  (シマダ カズヒサ)  (

北海道大学高等教育推進機構・准教授。Ph.D.
総合地球環境学研究所共同研究員および、豪州アデレード大学客員研究員を兼任。
編著書に『レジリエントな地域社会―自然に寄り添う暮らしの実現に向けて』(総
合地球環境学研究所、2020)など。

藤岡 悠一郎  (フジオカ ユウイチロウ)  (

九州大学大学院比較社会文化研究院・准教授。博士(地域研究)
地理学。自然環境と人間社会の相互作用、気候変動への適応策、農山村における
生業変容に関わる研究に従事。

庄子 元  (ショウジ ゲン)  (

青森中央学院大学経営法学部・講師。博士(理学)
人文地理学(農業・農村分野)。地域営農組織の展開による農地利用ガバナンスの
再編、乾燥地における食料生産およびフードシステムの研究に従事。

三橋 正枝  (ミツハシ マサエ)  (

NPO法人スマートエンバイロメンタルソリューションズ研究所代表理事、合同会
社こころゆたか代表。2015年より東北大学大学院環境科学研究科で持続可能で心
豊かな暮らし方と価値転換の研究に従事。2020年より法人を設立し、自治体のま
ちづくり支援業務や高校での環境教育など、社会実装に取り組んでいる。

髙野 孝子  (タカノ タカコ)  (

早稲田大学文学学術院文化構想学部・教授。立教大学客員教授。NPO法人エコプ
ラス代表理事。早稲田大学政治研究科修士。ケンブリッジ大学M.Phil。英国エジン
バラ大学PhD。ジャパンタイムズ社報道部、インディペンデントライター&研究
者を経て、現職。体験的学びの長期的影響や、地域に根ざした教育の研究などに
取り組んでいる。

岩本 渉  (イワモト ワタル)  (

国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)所長。
文部科学省、国際教育科学文化機関等を経て現職。持続可能な開発のための教育
(ESD)、文化と持続可能な開発、無形文化遺産の保護に関する調査研究に従事。

大貫 美佐子  (オオヌキ ミサコ)  (

国立文化財機構アジア太平洋無形遺産研究センター(IRCI)元副所長・研究室長。
財団法人ユネスコアジア文化センター(ACCU)文化協力課長、日本女子大学講
師を歴任。主にベトナム、フィリピン、アフガニスタンなどを中心に消滅の危機
に瀕する無形文化遺産の調査及び復興プロジェクトに従事。

佐藤 真久  (サトウ マサヒサ)  (

東京都市大学大学院 環境情報学研究科・教授。Ph.D.
国内外において、協働ガバナンス、社会的学習、中間支援機能などの地域マネジ
メント、組織論、学習・教育論の連関に関するアクションリサーチに従事。

上記内容は本書刊行時のものです。