版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
今日に生きる「農家生活リズム」 森川 辰夫(著) - 筑波書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|新日本|全官報|地方小
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

今日に生きる「農家生活リズム」 (コンニチニイキル ノウカセイカツリズム)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:筑波書房
A5判
88ページ
並製
価格 1,000円+税
ISBN
978-4-8119-0566-2   COPY
ISBN 13
9784811905662   COPY
ISBN 10h
4-8119-0566-0   COPY
ISBN 10
4811905660   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3061  
3:専門 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年12月19日
書店発売日
登録日
2019年11月26日
最終更新日
2019年12月20日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

現代社会は長時間労働が日本の労働現場にはびこっている。戦後の農家の素直な生活リズムの事例を紹介し、著者が薦める「生活リズム」を語った。

目次

I はじめに
1.過労死時代という現代に訴える
2.なぜそんな昔の農家を問題にするのか
3.この時代の農家とは
4.そもそも「生活リズム」って何?
Ⅱ 農家生活リズムの中味
1.戦後の代表的な農家生活時間の紹介
(1)この時代の農家とは
(2)限りなく8・8・8の生活時間配分に
  ─調査4事例に共通していること─
(3)山口米麦作農家2戸の例 1948.49年
(4)新潟単作農民と愛知二毛作農民の例 1949.50年
(5)山形・庄内農家の5年後比較の事例・1956→1963年へ
(6)福岡・4営農類型別にみた農家生活時間の事例 1960.63年
2.戦前の農民の姿
(1)近藤康男の『農業経済論』の指摘
(2)小作農家主婦の過酷な農繁期 1937年
(3)神奈川農家・主幹労働者5名の事例 1939年
3.農繁期と労働リズム
(1)農繁期の構成
(2)農家における労働リズム
4.より長い周期の生活リズム
(1)「農休日」という休日リズム
(2)年間における生活時間構成の変化
5.農家における一日生活リズム
6.農家生活リズムの重なり合い
7.農家における食生活リズム─1事例の紹介─
Ⅲ 身につけよう「生活リズム」─私の提案─
○ 昔ばなしですが
○ 生活リズムの基本は睡眠で
○ 8・8・8時間を
○ 仕事は多様、複雑が当たり前
○ いまさらですが、生活を刻むということ
○ 季節、そして生活周期について
○ 「生活リズム」はあくまで個人のもの
○ 現代の「一汁一菜」を
○ 地域生活リズムへの挑戦
─付録 「心も病み」「嫁が来ない」状態をどうするか“心も病む”という現状“花嫁難”と農家の生活
個性的な暮しに自信をもって
新しい家風をつくろう
自給再生から農家生活の見直しを

著者プロフィール

森川 辰夫  (モリカワ ヨシオ)  (

1936(昭和11)年、東京生まれ。東京教育大学農学部卒業。
千葉県農協中央会、農水省試験研究機関
(農業技術研究所、中国農業試験場、東北農業試験場、農業総合研究所)、
弘前大学教育学部勤務。
2001(平成13)年引退。茨城県牛久市在住。
主たる著作(本書中に紹介したものは略)
『農村の学校給食』(農政調査委員会、1979年3月)
『福沢諭吉と常民』(共著、農政調査委員会、1981年8月)
『生活者の創る農とくらし』(筑波書房、1993年4月)
『集落移転後の二十年』(農政調査委員会、1994年3月)
『これまでの普及 これからの普及』(共著、農政調査委員会、1996年3月)
『農村の暮らしに生活の原型を求める』(共著、総合農学研究所リポートNo.2、2002年7月)
『むらの話題、世間の話題』(筑波書房、2004年4月)
『農村生活時評─風倒木』(農と人とくらし研究センター、農と人とくらしNo.2、2017年3月)

上記内容は本書刊行時のものです。