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国際地域開発の新たな展開 日本国際地域開発学会(編) - 筑波書房
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国際地域開発の新たな展開 (コクサイチイキカイハツノアラタナテンカイ)

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発行:筑波書房
A5判
221ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-8119-0494-8   COPY
ISBN 13
9784811904948   COPY
ISBN 10h
4-8119-0494-X   COPY
ISBN 10
481190494X   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年10月
書店発売日
登録日
2016年8月19日
最終更新日
2016年10月19日
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紹介

国際地域開発の論題は多岐にわたるが、途上国における農村貧困の諸相と解決策、自然環境や伝統文化と調和した農業・農村開発のあり方、環境・エネルギー問題の解明と対策などの諸課題に収斂している。本書の内容は多彩であるが、概ねグローバルかつマクロ的なテーマから地域・国別のテーマへ、そして技術的でスペシフィックなテーマへとつながるように構成した。

目次

はじめに
本書の目的と構成
第1章 農学・地域開発分野における国際人づくり協力の課題
Ⅰ.ケニアのビクトリア湖周辺域におけるガリエロージョン防止活動と人づくり
Ⅱ.人材育成にみる人道的援助と戦略的援助
Ⅲ.日本の大学における国際地域開発/国際協力への参画の新たな動向
Ⅳ.アメリカにおける国際協力と大学の参画
第2章 SDGs(国連持続可能開発目標)時代の農村開発
Ⅰ.俺ら東京さ行ぐだ─問題提起にかえて─
Ⅱ.MDGsとSDGsのわすれもの
Ⅲ.農村開発としての生活改善
Ⅳ.生活改善の政策的、実践的含意─むすびにかえて─
第3章 途上国の園芸作物輸出と農村開発…高根 務
Ⅰ.園芸作物貿易の特徴
Ⅱ.消費市場の特徴と途上国
Ⅲ.園芸作物輸出と途上国の小農
Ⅳ.おわりに
第4章 開発途上国の農業・農村開発における農業経営研究の貢献について
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.農業・農村開発についての基本認識
Ⅲ.農業・農村開発現場の現状把握における農業経営研究の貢献
Ⅳ.開発効果の評価における農業経営研究の貢献
Ⅴ.結び
第5章 北東アジアの乾燥地における農牧業─モンゴル国を中心に─
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.モンゴル国農牧業の過去半世紀の変動と近年の動き
Ⅲ.内モンゴルにおける牧畜業の動向
Ⅳ.おわりに
第6章 モンゴルにおける環境保全型開発について
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.モンゴルの環境問題
Ⅲ.モンゴルの環境問題に対する日本の取り組み
Ⅳ. モンゴル遊牧民の環境意識調査
Ⅴ.おわりに─当事者性と持続可能な環境保全型開発の課題─
第7章 ラオスの農業・農村開発における農耕文化研究の意義
Ⅰ.はじめに─ラオス農村の理解
Ⅱ.ラオスにおける農耕文化─現地調査の事例
Ⅲ.ラオスにおける農業・農村開発と農耕文化─現地における理解と還元
Ⅳ.おわりに─未来への可能性
第8章 太平洋島嶼国の開発課題と伝統的食料資源の活用
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.太平洋島嶼国の開発概況
Ⅲ.トンガにおける伝統的食料資源を活用した開発の可能性
Ⅳ.まとめ
第9章 グローバル化の中のアフリカ農業─ザンビアを事例に─
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.国の成り立ちと土地政策
Ⅲ.経済自由化後の農業変化
Ⅳ.おわりに
第10章 八重山地域における伝統的食文化の実態と継承性
Ⅰ.はじめ
Ⅱ.アンケート結果からみた伝統的な食事の喫食機会
Ⅲ.伝統的な食事の提供の実情
Ⅳ.おわりに
第11章 女性農業者のキャリア形成をめざした農業労働の実態─日本の概況と事例を中心に─
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.農業労働力を担う女性農業者の就労実態
Ⅲ.農業のイメージを変える女性たち─事例が示す方向─
Ⅳ.おわりに
第12章 開発途上国におけるエネルギー普及と今後の課題─再生可能エネルギーを使用した持続的開発を目指して─
Ⅰ.課題
Ⅱ.エネルギーと人口、CO2排出量、及びGDPとの関係
Ⅲ.世界主要国の消費電力と1次エネルギー構成比
Ⅳ.世界における再生可能性エネルギーの方向性
Ⅴ.
第13章 人工光型植物工場の普及とマーケティング上の課題
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.植物工場の発展と種類…
Ⅲ.人工光型植物工場ビジネスの現状と課題
Ⅳ.おわりに
第14章 グローバル・フードバリューチェーンと途上国の農業開発
Ⅰ.はじめに─グローバル・フードバリューチェーンと農村の貧困問題
Ⅱ.グローバル・フードバリューチェーンの概念を再検討する
Ⅲ.グローバル・フードバリューチェーンと農業開発
Ⅳ.おわりに
あとがき

著者プロフィール

日本国際地域開発学会  (ニホンコクサイチイキカイハツガッカイ)  (

日本国際地域開発学会は,自然,人文,及び社会科学の諸領域にわたり,国際的な視野の下,諸地域における社会経済の持続的成長と福祉の向上に資するため,国の内外における開発と環境保全に関する諸問題について学際的・総合的研究を,会員相互の交流を通じ一層発展させようとするものです。
日本国際地域開発学会創立50周年

上記内容は本書刊行時のものです。