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原発災害下での暮らしと仕事 小山 良太(監修) - 筑波書房
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原発災害下での暮らしと仕事 生活・生業の取戻しの課題

発行:筑波書房
A5判
192ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-8119-0493-1
Cコード
C0036
一般 単行本 社会

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2016年9月
書店発売日
登録日
2016年8月18日
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紹介

原発災害下での暮らしと仕事を豊富な事例や多様な視点の提起・論証をもって改めて示し「原発災害下」に生きることの重大さを15の題材でまとめた。

目次

はじめに
① 福島事故─過去・現在・未来
はじめに─欠陥商品としての原発
1.原発(軽水炉)の本質的欠陥
2.「技術的冒険」の行くつく先
3.最後の防衛線が突破されれば─シビアアクシデント
4.新規制基準の「目玉」は地震とシビアアクシデント対策
5.新規制基準の問題点
6.福島第一原発の現状と廃炉問題
7.同じ過ちを繰り返すのか
8.研究者の批判を弾圧してすすめられた原発建設
② 原子力災害から4年目の福島─食・農・くらしの再建と協働─
1.農林水産業の動向
2.避難と帰還をめぐる状況
3.福島で実践される協同組合間協同
おわりに
③ 原子力災害からの山村の復興と森林組合の「協同の任務」
1.地域林業の原発被災と森林組合
2.原子力災害からの復旧・復興と森林組合の「協同の任務」
まとめにかえて
④ 放射能汚染からの農と暮らしの復興と協同組合の役割
1.食と農に対する放射能汚染対策の現状と課題
2.なぜ福島県産農産物から放射性物質が検出されなくなったのか
3.福島の生産者・産地の思い
4.風評問題とメディア災害
5.福島県における協同組合組織の取組み
おわりに─震災復興に逆行する農協改革
⑤ 試験操業に託した福島県の水産復興と社会災害─協同組合は汚染水漏洩問題にどう立ち向かうのか─
1.原発事故からの漁業の再開
2.試験操業の経過
3.組織・業界内に突きつけられたもの
4.難航する汚染水対策
5.被災地に突き刺さる「汚染水問題」
6.汚染水漏洩事故をめぐる社会災害の構図
おわりに
⑥ 3.11を生きる二本松市東和地区に学ぶ─自給と暮らしの取戻しに向けて─
1.3.11 社会的変革点としての再認識
2.東和地区の3.11を支えた主体形成史─地域農業と暮らしを守る自治組織の取組み─
3.東和地区の復興への歩み─地域自治組織による先駆的放射能測定運動─
4.地域農業を守ったお年寄りの自給畑
5.3.11後 再び自給畑へ向かったお年寄り─自然の力、土の力を信頼して─
6.新たな世代が引き継ごうとしている東和の農業・暮らし
7.生業が向き合う課題─お金の論理に対抗した自給と暮らしの論理に向けて─
⑦ 福島の子ども保養─協同の力で被災した親子に笑顔を─
1.避難した親子は今
2.子どもとしての強い願望
3.コヨットとは
4.山農海で福島の親子のリフレッシュ
5.14年夏の取組み
6.コヨットの課題
⑧ 原発災害による避難農家の再起と協同組合の役割─離農の悔しさをバネに「福島復興牧場」を建設へ─
1.「福島復興牧場」の背景・目的
2.「福島復興牧場」の概要
3.「 福島復興牧場」に懸ける思い─5人へのインタビュ.から
4.関係団体の支援
おわりに代えて─協同組合の役割と展望─
⑨ 加害者保護へ向かう原子力損害賠償制度─議論なき改定、再び事故へ─
1.議論なき改定の危うさ
2.欠いた災害対策・賠償マニュアル
3.加害者無責任・保護への改定
4.重大リスクを映し出す原賠制度、原子力保険
5.なぜ、事実上破綻している東電ペースなのか
6.広く社会的議論を原発に頼らない電気を自分たちで作る─福島から全国へ、福島県農民連による自然エネルギー発電所づくり─
⑩ 原発に頼らない電気を自分たちで作る─福島から全国へ、福島県農民連による自然エネルギー発電所づくり─
1.福島県農民連のエネルギー自立に向けた取組み
2.NPOと協働した市民共同発電所の取組み
3.農家が作る地域共同発電所の広がり避難女性農業者による「小さな復興」の取組み─福島県飯舘村を事例に─
⑪ 避難女性農業者による「小さな復興」の取組み─福島県飯舘村を事例に─
1.飯舘村の地域づくりと復興計画の概要
2.女性農業者による「小さな復興」の取組み
まとめにかえて
⑫ 福島県における協同組合間協同─地産地消ふくしまネットの歩み─
1.福島県の概況
2.福島県における協同運動の興り
3.協同組合協議会の設置
4.地産地消ふくしまネット
5.福島大学の存在
6.協同組合間協同による「ふくしまSTYLE」の復興
おわりにかえて─共益と公益をむすぶ「協同組合間協同」
はじめに
⑬ 風評被害の構造と5年目の対策
1.風評被害と消費者意識
2.風評被害と「流通」
3.風評被害を解決する上でのポイント
4.風評被害の対策
おわりに
⑭ 福島県が抱える風評問題と地産地消を取り戻す意義─流通からのアプローチ─
はじめに
1.風評問題を「流通」から捉える意義
2.原子力災害と学校給食・地産地消
3.5年目における地産地消低迷の構造的問題
4.地産地消をめざす2つのフードコミュニケーション
おわりに
⑮ 原発災害下での暮らしと仕事─座談会─

著者プロフィール

小山 良太  (コヤマ リョウタ)  (監修

福島大学 教授

田中 夏子  (タナカ ナツコ)  (監修

大学非常勤講師、協同組合研究

上記内容は本書刊行時のものです。