版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
玄界灘島嶼社会の変容 小林恒夫(著) - 筑波書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: ト|ニ|楽天|新日本|全官報|地方小
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

玄界灘島嶼社会の変容 (ゲンカイナダトウショシャカイノヘンヨウ) 佐賀県「玄海諸島」研究 (サガケンゲンカイショトウケンキュウ)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:筑波書房
A5判
263ページ
上製
価格 3,300円+税
ISBN
978-4-8119-0478-8   COPY
ISBN 13
9784811904788   COPY
ISBN 10h
4-8119-0478-8   COPY
ISBN 10
4811904788   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年2月
書店発売日
登録日
2016年1月5日
最終更新日
2016年2月24日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

少子超高齢化への急伸という現況面で、過疎問題の中心的場面の1つと考えられる島嶼地域を取り上げ、その実態と「地域づくり」=「島づくり」に関わる課題を探ったものである。

目次

序 章 課題と方法
1.過疎・離島(島嶼)問題をめぐる研究・政策論の現状
2.対象と課題
3.構成
第Ⅰ部 過疎・離島問題の構図-過疎・離島社会の展望と課題-
第1章 過疎対策および離島政策
1.離島振興法
2.国土交通省「新たな『国土のグランドデザイン(骨子)』」
3.「まち・ひと・しごと創成法」
第2章 日本創成会議提言等(増田レポート)の問題点
1.国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計
2.日本創成会議の人口予測(「消滅可能性都市」論)と提言
3.その後の研究・提案-「消滅可能性都市」批判-
第3章 過疎地域に関する近年の研究動向
1.はじめに
2.「限界集落」論(大野晃氏) 
3.これまでの「消滅集落」否定・これからの集落消滅危惧論(山下祐介氏)
4.集落撤退(「集落移転」)論(林直樹氏・齋藤晋氏ら)
5.超「限界集落」・生活構造変容論(徳野貞雄氏)
6.集落補完型新コミュニティ形成「農山村再生」論(小田切徳美氏)
7.まとめと本書の課題
第Ⅱ部 玄海諸島の概要-統計分析-
第4章 玄海諸島の特徴
1.玄海諸島は日本の島嶼(離島)の縮図
2.玄海諸島に関する既存の見聞録・研究報告書
第5章 玄海諸島の性格
1.人口・世帯数の減少と高齢化の進展
2.産業構造の変化
第Ⅲ部 玄海諸島の諸相-事例分析-
第6章 高島
1.はじめに―課題―
2.人口・世帯数および年齢構成の推移
3.インフラの整備状況
4.漁業の推移
5.農業の推移
6.少子化による教育・保育問題
7.観光対策
8.訪問調査結果―付論―
9.まとめ―提言に代えて―
第7章 神集島
1.はじめに―課題―
2.人口・世帯数および年齢構成の推移
3.インフラの整備状況
4.漁業の推移
5.農業の推移
6.少子化による教育・福祉施設問題
7.観光対策
8.諸団体の活動
9.まとめ―提言に代えて―
第8章 小川島
1.はじめに―課題―
2.人口・世帯数および年齢構成の推移
3.インフラの整備状況
4.漁業の問題と対策
5.出稼ぎの島
6.農業および作物栽培の問題と対策
7.少子化対策
8.観光戦略
9.付記
第9章 加唐島
1.はじめに―課題―
2.加唐島の今
3.交通・インフラ・診療所
4.漁業問題
5.農業問題
6.椿の実の販売と椿油の製造(加工)・販売―椿の島=加唐島―
7.高齢者問題
8.就業先確保問題
9.小中学校・保育所の存続問題
10.観光対策
11.提言
第10章 松島
1.はじめに―課題―
2.人口・世帯数の推移
3.インフラの整備状況
4.漁業の特徴
5.農業の推移
6.人口増加と小学校分校開校
7.観光対策
8.近年の新たな取組
9.まとめ
第11章 馬渡島
1.はじめに―課題―
2.馬渡島の今
3.漁業問題
4.農業問題
5.鳥獣被害対策
6.特産物開発
7.高齢者問題
8.学校教育―児童・生徒数の激減―
9.ブラジル移民
10.観光対策―総合対策―
11.むすび
第12章 向島
1.はじめに―課題―
2.向島の今
3.向島の産業史―農業主体の半農半漁から漁業専業へ―
4.向島の漁業
5.ブルーツーリズムの可能性
6.学校の閉校・休校問題
7.提言
終 章 まとめと残された課題  
1.まとめと提言
2.残された課題

著者プロフィール

小林恒夫  (コバヤシツネオ)  (

1950年栃木県生まれ。1973年宇都宮大学農学部農業経済学科卒業。
1981年九州大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学後、福岡県農業大学校と九州共立大学経済学部の非常勤講師、名寄女子短期大学(現在名寄市立大学)の講師・助教授、佐賀大学海浜台地生物生産研究センターおよび同大学海浜台地生物環境研究センターの助教授・教授を経て、2012年度から2015年度まで同大学農学部附属アグリ創生教育センター教授。農学博士(1990年、九州大学)

上記内容は本書刊行時のものです。