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我が国における食料自給率向上への提言 板垣啓四郎(編著) - 筑波書房
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我が国における食料自給率向上への提言 (ワガクニニオケルショクリョウジキュウリツコウジョウヘノテイゲン)

社会科学
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発行:筑波書房
A5判
162ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-8119-0381-1   COPY
ISBN 13
9784811903811   COPY
ISBN 10h
4-8119-0381-1   COPY
ISBN 10
4811903811   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年3月
書店発売日
登録日
2011年2月23日
最終更新日
2013年10月2日
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紹介

我が国の食料自給率を向上させるための有益で実践的な提言を示すこと。そして、食料自給率の向上を考えていく場合、生産側からみれば、資源、環境、技術、経営、制度、社会、人づくり、フードシステム、など様々な側面からアプローチし、それらを農業・農村という現実に即して適切に組み合わせ、総合化していかなければならない。

目次

はしがき
第1章 食料自給率と食料供給力:再考
第1節 食料自給率の低下と農業生産の課題
第2節 食料供給力の構成要素と強化
第3節 食料自給率の向上へ向けて─まとめに代えて─
第2章 国際経済環境と日本農業
第1節 変わる国際経済環境─成長するアジア─
第2節 土地賦存と日本農業の競争力
第3節 産業内貿易の可能性
第4節 WTOとEPA/FTA
第5節 どのような方向性が必要か
第3章 「食料自給率」の縁辺
第1節 食料自給率の視座
第2節 自給率の縁辺
第3節 自給力の向上にむけて
第4章 土地利用型農業と自給力の向上
第1節 土地利用型作物の動向
第2節 近年の土地利用型農業政策と国が目指す土地利用型農業の姿
第3節 自給率の向上と所得の拡大をめざす経営体の行動は一致するか?
第4節 地域の事例から土地利用型農業を考える
第5章 国産大豆の需給の実態と実需者主導による需要の創出
第1節 国産大豆の需給ギャップ
第2節 実需者主導による国産大豆の需要創出
第6章 IT活用による農地の高度利活用と農業生産支援の可能性
第1節 精密農業の概要と目的
第2節 リモートセンシング技術
第3節 精密農業の導入事例
第4節 作物モデルによる作物の発育と収量予測
第5節 IT活用の評価
第7章 加工・流通段階における主体間の連携に関する考察
    ─国内冷凍野菜製造業者と大手冷凍野菜開発輸入業者を対象に─
第1節 課題の設定
第2節 事例企業の位置づけと選定理由
第3節 脆弱な国産冷凍野菜の供給力
第4節 国内製造業者のメリット
第5節 まとめにかえて
第8章 土地利用型作物をめぐる技術革新のポテンシャリティ
第1節 稲作技術の新展開
第2節 水田の周年的な利用を目指した合理的な輪作体系の確立
第9章 ムギ類(コムギ)の増産に向けた技術的課題…丹羽 克昌
第1節 コムギと「緑の革命」
第2節 わが国のコムギ生産の現状
第3節 日本におけるコムギ育種の目標
第4節 倍数性育種法の利用による増産
第5節 雑種強勢育種法の利用による増産
第6節 遺伝子工学的手法の利用による増産
第10章 地力維持に重点をおいた環境保全型農業の実態と課題
第1節 環境保全型農業とは
第2節 作物の栄養 化学肥料
第3節 環境保全型農業の取り組み実態
第4節 食料自給率向上と食品ロス
第11章 食と農に関する学生の意識の所在
    ─東京農業大学の学生を対象とした意識調査の結果から─
第1節 調査方法と回答者の属性
第2節 農業の多面的機能と食料自給率向上に対する意識
第3節 食料自給率向上のための施策全般に対する意識1
第4節 国産農産物の安全性に関する施策の課題
あとがき…

著者プロフィール

板垣啓四郎  (イタガキケイシロウ)  (編著

1955年生まれ
東京農業大学国際食料情報学部農業開発学科教授。
東京農業大学農学部農業拓殖学科卒業。
博士(農業経済学)。
東京農業大学助手、講師、助教授を経て現職。
著書に『食料需給と経済発展の諸相』(筑波書房、2008年編著)
『村落開発と環境保全―住民の目線で考える―』(古今書院、2008年、共著)など

上記内容は本書刊行時のものです。