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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:40:"混迷する農政 協同する地域 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-8119-0355-2";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:280:"今日の混迷する日本農政や協同する地域を「世界金融経済危機と農業」、「混迷する新自由主義農政」、「協同組合はどこに行くのか」、「地域農業支援システム 」、「集落営農組織」の各テーマで論じた。";s:6:"author";s:21:"田代洋一(著/文)";s:10:"publishers";s:12:"筑波書房";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"筑波書房";s:12:"release_date";i:1257001200;}

混迷する農政 協同する地域

社会科学 ラノベ

田代洋一(著)
発行:筑波書房

四六判   276頁  上製
定価 2,500円+税

ISBN 978-4-8119-0355-2   C0033
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2009年10月
書店発売日 2009年11月1日

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紹介

世界的な金融・経済危機のなかで新自由主義は破綻した。その最後の局面にあって、にもかかわらず新自由主義的な農政を追及しようとするところに、今日の日本農政の混迷がある。日本農政を見続けている著者の鋭い視点で編まれた1冊。

目次

はしがき
第1章 世界金融経済危機と農業
第1節 今日の資本主義の歴史的位置
1 過剰資本の形成
2 金融自由化、バブルリレー
第2節 世界金融・経済・食料危機
1 サブプライムローン―債権の証券化
2 証券の再証券化
3 世界金融危機
4 世界経済危機
5 世界食料危機
第3節 日本の位置と課題
1 日本の位置 
2 日本農業への影響 
3 今後の事態と課題 
第2章 混迷する新自由主義農政
第1節 WTO農業交渉
1 金融資本主義とWTO体制 
2 WTO農業交渉―二〇〇七年まで
3 WTO農業交渉―二〇〇八年
4 日本の課題
第2節 米価と生産調整
1 問題構図
2 米価の歴史的動向
3 生産サイドの諸要因
4 低価格米志向の定着とその経路
5 価格・需給調整政策の課題
第3節 農地法「改正」と企業の農業進出
1 原点としての耕作者主義
2 株式会社の農地取得論と農地制度「改革」
3 農地法改正案とその修正
4 企業の農業進出の実態
5 実態から見た法改正の意味
第3章 協同組合はどこに行くのか
第1節 農協はどこに行くのか
1 農協をとりまく環境認識 
2 農業復権と地域貢献 
3 「JA経営の変革」の方向 
4 農協組織のあり方 
第2節 生協の事業展開と生協らしさ
1 いわゆる生協「らしさ」
2 生協の事業展開
3 生協再編の時代
第3節 協同組合はどこに行くのか
第4章 地域農業支援システム
第1節 地域農業支援システム
1 協議から協働へ
2 振興から支援へ
3 支援システムの多様性
第2節 酒田市・上越市における取り組み
1 酒田市の事例―推進員の接着剤機能の活用
2 上越市とえちご上越農協―協働と独自性の追求
第3節 郡の復活 ―上伊那地域
1 上伊那地域と上伊那農協 ―郡の復活
2 宮田村方式
3 飯島町方式
4 駒ヶ根市・伊那市のとりくみ
第4節 農業公社による利用集積 ―島根県斐川町
1 斐川町農業公社とグリーンサポート斐川
2 面的集積機能と集落営農
第5節 集落営農組織の協同―広島県旧大朝町
1 広島県における集落営農の展開
2 旧大朝町(北広島町)と大朝農産
第6節 まとめに代えて
1 到達点と新たな問題
2 支援システムの地域性
3 集落営農とワンフロア化
4 ワンフロア化の諸形態
5 農業公社の面的集積機能
6 相互支援へ
第5章 集落営農組織―長野県の事例
第1節 特定農業団体・農作業受託組織 ―安曇野市の集落営農
1 小田田井農村夢倶楽部(特定農業団体)
2 久保田協働農村倶楽部(農作業受託組織)
3 踏入ゆい倶楽部(特定農業団体)
第2節 明治合併・昭和合併村の「集落営農」
1 農事組合法人「みのわ農産」(箕輪町)
2 伊那市西春近村・東春近村の取り組み
第3節 藩政村・農業集落の集落営農
1 農事組合法人・田原(伊那市)
2 農事組合法人・北の原(駒ヶ根市)
第4節 有限会社形態の「集落営農」
1 田切農産(飯島町)
2 ライスファーム野口(大町市)
まとめ
1 集落営農の実態―どこまで協業しているか
2 集落営農のエリア戦略 
3 政策との関連
あとがき

著者プロフィール

田代洋一(タシロヨウイチ)

1943年千葉県生まれ。1966年東京教育大学文学部卒業、農水省、横浜国立大学経済学部等を経て2008年より大妻女子大学社会情報学部教授。博士(経済学)。
(時論集)
『日本に農業は生き残れるか』大月書店、2001年11月
『農政「改革」の構図』筑波書房、2003年8月
『「戦後農政の総決算」の構図』筑波書房、2005年7月
『この国のかたちと農業』筑波書房、2007年11月
(近著編著)
『集落営農と農業生産法人』筑波書房、2006年3月
『農業・協同・公共性』筑波書房、2008年4月
『協同組合としての農協』(編著)筑波書房、2009年5月

上記内容は本書刊行時のものです。