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自然保護教育論 阿部 治(監修) - 筑波書房
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自然保護教育論 (シゼンホゴキョウイクロン)

教育
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発行:筑波書房
A5判
175ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-8119-0331-6   COPY
ISBN 13
9784811903316   COPY
ISBN 10h
4-8119-0331-5   COPY
ISBN 10
4811903315   COPY
出版者記号
8119   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2008年8月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2012年10月1日
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紹介

『自然保護教育の歴史と展開』、『自然保護運動と地域の学び』、『自然保護教育の到達点』、『自然保護教育の展望』のテーマで自然保護教育を論じた。

目次

はじめに
第1章 自然保護教育の歴史と展開
1 はじめに
2 下泉重吉の自然保護教育
3 中西悟堂と日本野鳥の会
4 金田平・柴田敏隆と三浦半島自然保護の会
5 東京教育大野外研究同好会(野外研)と会員たち
6 「自然観察会」の取り組み
7 自然保護教育のさまざまな取り組み
第2章 自然保護運動と地域の学び
第1節 「多摩川の自然を守る会」の活動に見る自然保護教育の成果
1 多摩川の自然を守る会
2 環境パートナーシップの構築
3 パートナーシップから環境ガバナンスへ
 第2節 川辺川ダム問題における住民運動と環境学習の展開
─住民討論集会を中心に─
1 はじめに
2 川辺川ダム問題における住民運動
3 「住民討論集会」の展開過程
4 住民討論集会における環境学習
5 「熊本型民主主義」の成立
 第3節 千葉の干潟を守る会・大浜清の軌跡
1 はじめに
2 個人史研究の方法論について
3 大浜清の個人史
4 大浜「なぜ」自然保護運動に関わっていったのか
 第4節 高尾の自然保護運動
1 はじめに
2 運動の歴史的変遷
3 住民による自然保護の取り組み
4 圏央道建設と今後の自然保護運動の課題
5 自己教育運動としての高尾の自然保護運動
─コラム トトロの森、狭山丘陵の自然保護
第3章 自然保護教育の到達点
第1節 1970年代から80年代にかけての自然保護教育の方法論的模索
     ─日本ナチュラリスト協会の実践史より─
1 問題設定と方法……103
2 自然保護教育実践としてのナチュラリスト運動
3 自然保護教育の方法論をめぐる日本ナチュラリスト協会の実践
4 1970年代から80年代にかけての自然保護教育の方法論的特徴
5 社会教育・生涯学習実践としての1970年代から80年代の自然保護教育の到達点
第2節 環境教育としての自然観察会の再評価
1 自然観察会の成立過程と環境教育への志向性
2 「自然観察会」の野外活動と自然保護ゼミ
3 「しのばず自然観察会」の到達点
4 金田平と自然観察指導員養成理念の到達点
第4章 自然保護教育の展望
第1節 自然保護教育の視点
1 はじめに
2 今日の自然保護をとりまく状況
3 自然の持続可能な利用とは何か
4 東京教育大学野外研究同好会
5 日本自然保護協会の自然観察会
6 日本生物教育学会における自然保護教育
7 結論
8 おわりに
第2節 自然保護教育の展望
1 自然保護教育における観察と行為
2 自然保護運動に内在する教育力
3 自然保護教育と〈ローカルな知〉の可能性

著者プロフィール

阿部 治  (アベ オサム)  (監修

立教大学社会学部・大学院異文化コミュニケーション研究科教授。現在持続可能な開発のための教育(ESDE)の国連の1年を通じたアションリサーチに従事。

朝岡 幸彦  (アサオカ ユキヒコ)  (監修

東京農工大学大学院准教授、日本環境教育学会事務局長、博士(教育学)。食育・食農教育論、社会教育学。

小川 潔  (オガワ キヨシ)  (編著

東京学芸大学准教授。しのばず自然観察会代表幹事。博士(農学)。タンポポを中心とした外来種問題、地域環境教育。

伊藤 静一  (イトウ セイイチ)  (編著

福生市民会館・公民館長。公民館事業として、身近な自然環境の中で、自然観察・自然体験活動などを企画実践してきた。

又井 裕子  (マタイ ヒロコ)  (編著

東京農工大学大学院博士後期過程。指導者の自己教育過程についての研究、環境教育学、社会教育学。

上記内容は本書刊行時のものです。