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愛という名の支配 田嶋 陽子(著) - 太郎次郎社エディタス
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愛という名の支配 (アイトイウナノシハイ) オンデマンド版

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四六判
縦195mm 横129mm 厚さ15mm
重さ 255g
232ページ
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-8118-0495-8   COPY
ISBN 13
9784811804958   COPY
ISBN 10h
4-8118-0495-3   COPY
ISBN 10
4811804953   COPY
出版者記号
8118   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年10月10日
書店発売日
登録日
2019年9月20日
最終更新日
2019年10月18日
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紹介

愛するとは、結婚とは、性とは、仕事とは、子育てとは。女と男の抑圧関係をさわやかに超え、〈女らしさ〉の鎖をぶっちぎれ。〈あなたらしさ〉を発見して、大きく大きく〈元気〉になるための本。【1992年刊のハードカバー版の品切れにともない、オンデマンドのソフトカバー版で復刊しました】

目次

1--気づいたときからフェミニストだった
  食わせてもらうことの屈辱が生きる原点/おしおきを我慢するのは“ウスノロな子”/
  イヤなものから逃げられない“ドレイ根性”/抑圧の連鎖から生みだされる、家庭版・いじめの構造/
  人に好かれることは、人にあわせて“自分”を殺すこと/自分をいじめる人から逃げられない心理

2--女はドレイになるようにつくられた
  女が養われているかぎり、男は女を尊敬しない/女を分割して統治せよ、それが結婚制度/
  タダ働きの家内労働に耐えられない女たちの出現/「母性」は、男社会が認めた女の唯一の権利!/
  「男らしい」男と「女らしい」女が生みだす悲劇/世間や家庭が女を「女らしく」育てあげる/
  女という身分をあらわし、自由を縛る服装/マリアでいくか、イブでいくか、ひとりの人間として生きるか

3--ペニスなしでどこまで人を愛せるか
  いまの社会でのセックスは、女への侵略・占領/ペニスなしで、どこまで人を愛せるか/
  男社会に適応するために、愛をおねだりする女たち/チャタレイ夫人は跡継ぎを産むためだけの存在
  いのちに対する共感から生まれるセックス/セックスレス現象は、男のペニス幻想からの解放

4--抑圧のファミリー・チェーンをどう断ち切るか
  しつけとは、愛の名においてなされるいじめ/恋愛という愛と憎しみの代理戦争/
  自立した男と女にあらわれるピュアな力関係/抑圧のコアは、相手をピンで刺しとめるような支配力/
  私を抑圧から解き放った私の“フェミニズム”/抑圧を断ち切り、自分のための闘いをはじめる

●Epilogue--ただのフェミニズムを求めて
  子どもを思いどおりにした親がつくりだす“親不孝”/妻と母の役割はあっても、自分がない「良妻賢母」
  自分の“足”でお金を稼ぐことが自立の基本/「母性」に固執しているかぎり、女に自由はない
  「男らしさ」から自由になる男たち/仕事をする魅力的な女たちとのうれしい出会い
 “冠つきフェミニズム”ではなく、ただのフェミニズムへ/これからは「心は社会主義、足は資本主義」のバランスで/
  民主的で差別のない豊かな社会の模索こそ、フェミニズムの目的

著者プロフィール

田嶋 陽子  (タジマ ヨウコ)  (

田嶋 陽子(タジマ ヨウコ)
英文学・女性学研究者。元法政大学教授。元参議院議員。
さまざまなメディアをとおして身近でわかりやすいフェミニズムを説く。
1941年、岡山県に生まれ、静岡県沼津市で育つ。津田塾大学大学院博士課程修了。65歳からシャンソン歌手として、また70歳から書アート作家として活動をはじめ、コンサートや個展などを精力的におこなっている。
著書に『フィルムの中の女』(新水社、のち講談社+α文庫『ヒロインはなぜ殺されるのか』)、『もう、「女」はやってられない』(講談社)、『それでも恋がしたいあなたへ』(徳間文庫)、『だから、なんなのさ!』(TV朝日)、『田嶋陽子が人生の先達と考える女の大老境』(マガジンハウス)、『だから、女は「男」をあてにしない』(講談社)、『女は愛でバカになる』(集英社be文庫)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。