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愛という名の支配
オンデマンド版
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年10月10日
- 書店発売日
- 2019年10月10日
- 登録日
- 2019年9月20日
- 最終更新日
- 2019年10月18日
紹介
愛するとは、結婚とは、性とは、仕事とは、子育てとは。女と男の抑圧関係をさわやかに超え、〈女らしさ〉の鎖をぶっちぎれ。〈あなたらしさ〉を発見して、大きく大きく〈元気〉になるための本。【1992年刊のハードカバー版の品切れにともない、オンデマンドのソフトカバー版で復刊しました】
目次
1--気づいたときからフェミニストだった
食わせてもらうことの屈辱が生きる原点/おしおきを我慢するのは“ウスノロな子”/
イヤなものから逃げられない“ドレイ根性”/抑圧の連鎖から生みだされる、家庭版・いじめの構造/
人に好かれることは、人にあわせて“自分”を殺すこと/自分をいじめる人から逃げられない心理
2--女はドレイになるようにつくられた
女が養われているかぎり、男は女を尊敬しない/女を分割して統治せよ、それが結婚制度/
タダ働きの家内労働に耐えられない女たちの出現/「母性」は、男社会が認めた女の唯一の権利!/
「男らしい」男と「女らしい」女が生みだす悲劇/世間や家庭が女を「女らしく」育てあげる/
女という身分をあらわし、自由を縛る服装/マリアでいくか、イブでいくか、ひとりの人間として生きるか
3--ペニスなしでどこまで人を愛せるか
いまの社会でのセックスは、女への侵略・占領/ペニスなしで、どこまで人を愛せるか/
男社会に適応するために、愛をおねだりする女たち/チャタレイ夫人は跡継ぎを産むためだけの存在
いのちに対する共感から生まれるセックス/セックスレス現象は、男のペニス幻想からの解放
4--抑圧のファミリー・チェーンをどう断ち切るか
しつけとは、愛の名においてなされるいじめ/恋愛という愛と憎しみの代理戦争/
自立した男と女にあらわれるピュアな力関係/抑圧のコアは、相手をピンで刺しとめるような支配力/
私を抑圧から解き放った私の“フェミニズム”/抑圧を断ち切り、自分のための闘いをはじめる
●Epilogue--ただのフェミニズムを求めて
子どもを思いどおりにした親がつくりだす“親不孝”/妻と母の役割はあっても、自分がない「良妻賢母」
自分の“足”でお金を稼ぐことが自立の基本/「母性」に固執しているかぎり、女に自由はない
「男らしさ」から自由になる男たち/仕事をする魅力的な女たちとのうれしい出会い
“冠つきフェミニズム”ではなく、ただのフェミニズムへ/これからは「心は社会主義、足は資本主義」のバランスで/
民主的で差別のない豊かな社会の模索こそ、フェミニズムの目的
上記内容は本書刊行時のものです。