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出版者情報
カラスと人の巣づくり協定
発行:築地書館
四六判
128ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2017年6月16日
- 登録日
- 2017年4月1日
- 最終更新日
- 2017年4月1日
紹介
カラスはなぜ電柱に巣をつくるの?
止めさせることはできないの?
30年に及ぶ研究でわかった、なわばり意識と巣づくりの習性。
カラスの巣を減らすには、「撤去」ではなく「設置」が鍵だった!
カラスの生態研究を通して描かれる、
カラスと人が共生するやさしい社会を作り出す画期的方法。
目次
はじめに
第1章 カラスの巣づくり騒動
第2章 電柱に巣を作るのはどのカラス?
カラスの一生
春に日本にいるカラス
DNAでわかった巣の住人
丸見えの巣
世界地図でみる生息地
第3章 撤去しても減らない営巣数のからくり
なわばりの中の巣づくり
営巣活動を動かす環境シグナル
第4章 巣の構造と営巣数増減のからくり
四部構造の巣
巣材からみえるカラスの暮らし
巣材の中の農業廃棄物
第5章 新しい営巣対策
人工巣
営巣対策の出発点
人工巣へのカラスの反応
人工巣利用の手応え
第6章 カラスの置き土産
謎に包まれたアカマダラハナムグリ
なぜアカマダラハナムグリはカラスの巣を利用するのか
第7章 カラスと人の新しい関係
撤去を減らして高まる経済的効果
再営巣をなくす道
農業廃棄物で地域活性化
撤去しない巣から始まる生物多様性への道
あとがき
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。