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カラスと人の巣づくり協定 後藤 三千代(著/文) - 築地書館
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カラスと人の巣づくり協定

発行:築地書館
四六判
128ページ
定価 1,600円+税
ISBN
9784806715405
Cコード
C0045
一般 単行本 生物学

出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年4月1日
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紹介

カラスはなぜ電柱に巣をつくるの?
止めさせることはできないの?

30年に及ぶ研究でわかった、なわばり意識と巣づくりの習性。
カラスの巣を減らすには、「撤去」ではなく「設置」が鍵だった!
カラスの生態研究を通して描かれる、
カラスと人が共生するやさしい社会を作り出す画期的方法。

目次

はじめに

第1章 カラスの巣づくり騒動

第2章 電柱に巣を作るのはどのカラス?
カラスの一生
春に日本にいるカラス
DNAでわかった巣の住人
丸見えの巣
世界地図でみる生息地

第3章 撤去しても減らない営巣数のからくり
なわばりの中の巣づくり
営巣活動を動かす環境シグナル

第4章 巣の構造と営巣数増減のからくり
四部構造の巣
巣材からみえるカラスの暮らし
巣材の中の農業廃棄物

第5章 新しい営巣対策
人工巣
営巣対策の出発点
人工巣へのカラスの反応
人工巣利用の手応え

第6章 カラスの置き土産
謎に包まれたアカマダラハナムグリ
なぜアカマダラハナムグリはカラスの巣を利用するのか

第7章 カラスと人の新しい関係
撤去を減らして高まる経済的効果
再営巣をなくす道
農業廃棄物で地域活性化
撤去しない巣から始まる生物多様性への道

あとがき
参考文献

著者プロフィール

後藤 三千代  (ゴトウ ミチヨ)  (著/文

1967年、東北大学農学部卒業。農学博士。元山形大学農学部教授。
現在、山形大学農学部客員教授。専門は昆虫環境生理学、カラスの生態学。

約30年にわたって山形県でカラスの問題に取り組み、徹底的に生態を研究。
繰り返される電柱営巣は、人間の対処法に原因があることを突き止める。

著書に『ヒエという植物』(分担執筆、2001年、全国農村教育協会)、
『休眠の昆虫学』(分担執筆、2004年、東海大学出版会)、
『耐性の昆虫学』(分担執筆、2008年、東海大学出版会)、
『ニカメイガ』(分担執筆、2009年、東京大学出版会)、
『昆虫の低温耐性』(共編著、2010年、岡山大学出版会)、
『地球温暖化と南方性害虫』(分担執筆、2012年、北隆館)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。