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阿毘達磨仏教における業論の研究 説一切有部と上座部を中心に

哲学・宗教 ラノベ

清水 俊史(著/文)
発行:大蔵出版

A5判   536頁 
定価 13,000円+税

ISBN 978-4-8043-0592-9   C3015

書店発売日 2017年9月10日
登録日 2017年8月9日

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紹介

 「阿毘達磨」理解への新たなアプローチ!
 仏教は因果の理論をどのように体系化したのか――古代インドの宗教家たちは、業報輪廻の世界を苦しみと捉え、それを終極させ解脱する方法を探究した。本書は、仏陀直説と伝わる初期経典(阿含・ニカーヤ)から、かつて北西インドを席巻した説一切有部と、スリランカを中心に今も栄える上座部の教理書までを考察の対象とし、仏教が業報輪廻の世界をいかに認識・分析し教理化していったかを浮き彫りにする。

目次

【略目次】
  はしがき/凡 例
序 論
 一 業と輪廻/二 先行研究の推移/三 研究の目的と範囲
第一部 表の構造(行為の構造Ⅰ)
 はじめに
 第一章 上座部における表の構造
  問題の所在/第一節 行為の本体/第二節 業になる思/第三節 速行と継続的行為/第四節 業道の解釈/結 び
 第二章 説一切有部における表の構造
  問題の所在/第一節 表と等起/第二節 表の構造の教理的展開/結 び
 総 括
第二部 無表の構造(行為の構造Ⅱ)
 はじめに
 第一章 無表研究の総括と展望
  第一節 予備的考察/第二節 先行研究の総括/第三節 無表研究の展望
 第二章 静慮律儀と無漏律儀の構造
  問題の所在/第一節 随心転の無表の得/第二節 随心転の無表の捨/第三節 随心転の無表と輪廻/結 び
 第三章 別解脱律儀の構造
  問題の所在/第一節 別解脱律儀の得/第二節 例外的な別解脱律儀の得/第三節 別解脱律儀の捨/結 び
 第四章 不律儀の構造
  問題の所在/第一節 不律儀の得/第二節 不律儀の捨/第三節 不律儀と律儀/結 び
 第五章 非律儀非不律儀の構造
  問題の所在/第一節 非律儀非不律儀の得/第二節 業道の構造/第三節 福業事の構造/第四節 非律儀非不律儀の捨/結 び
 第六章 行為論における無表
  問題の所在/第一節 根本業道としての無表/第二節 助因としての無表/結 び
 第七章 無表と異熟
  問題の所在/第一節 有部法相の検討/第二節 『順正理論』に説かれる衆賢説/結 び
 第八章 上座部における無表不要論
  問題の所在/第一節 戒/第二節 命令による根本業道/第三節 福徳の増大/結 び
 総 括
第三部 業果の理論
 はじめに
 第一章 上座部における相続転変差別
  問題の所在/第一節 上座部における無我と相続の理解/第二節 相続と種子の譬え/第三節 相続転変差別の理論/結 び
 第二章 説一切有部における与果と得
  問題の所在/第一節 加藤精神説とDhammajoti説/第二節 得と与果が関係する場合/第三節 得と与果が関係しない場合/結 び
 総 括
第四部 修道論における業滅と造業
 はじめに
 第一章 不定業と既有業
  問題の所在/第一節 有部における定業・不定業/第二節 上座部における既有業/結 び
 第二章 上座部修道論における業滅
  問題の所在/第一節 業滅の順序/第二節 煩悩を助縁とする資料/第三節 業滅の起こる主体/第四節 預流と不還/結 び
 第三章 上座部における四無量心と世間的業滅
  問題の所在/第一節 四無量心と業滅/第二節 四無量心に関する註釈文献の検討/第三節 重業の定義/結 び
 第四章 説一切有部修道論における業滅
  問題の所在/第一節 説一切有部における煩悩と業滅/第二節 不堕悪趣の理論/第三節 定業と業障/第四節 業の清算/結 び
 第五章 阿羅漢の行為論
  問題の所在/第一節 上座部における阿羅漢の行為/第二節 説一切有部における阿羅漢の行為/結 び
 第六章 聖者と飲酒
  問題の所在/第一節 性罪/世間罪と遮罪/制定罪/第二節 説一切有部における理解/第三節 上座部における理解/結 び
 総 括
第五部 業論と聖典解釈
 はじめに
 第一章 上座部におけるアングリマーラ
  問題の所在/第一節 アングリマーラ関連資料の構造/第二節 アングリマーラの阿羅漢果と業滅/第三節 大量殺人の悪業と、無間業に対する配慮/第四節 アングリマーラの苦受/第五節 「業の異熟」の原意と再解釈/結 び
 第二章 説一切有部におけるアングリマーラ
  問題の所在/第一節 有部論書におけるアングリマーラ理解/第二節 有部伝承におけるアングリマーラ説話/結 び
 第三章 上座部における宿作因論批判
  問題の所在/第一節 苦受/第二節 死没/第三節 業論と宿作因論の差異/結 び
 第四章 施餓鬼の構造
  問題の所在/第一節 上座部における施餓鬼の構造/第二節 有部における施餓鬼の構造/結 び
 総 括
結 論
  初出一覧/Abbreviations//Bibliography/索 引

著者プロフィール

清水 俊史(シミズ トシフミ)

2010年 佛教大学大学院修士課程修了
2013年 佛教大学大学院博士課程修了 博士(文学)
現  在  日本学術振興会特別研究員PD、佛教大学総合研究所特別研究員

上記内容は本書刊行時のものです。