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出版者情報
デザインはストーリーテリング
「体験」を生み出すためのデザインの道具箱
- 書店発売日
- 2018年10月15日
- 登録日
- 2018年4月11日
- 最終更新日
- 2018年10月2日
紹介
本書は、デザイナーの活動領域が広がり、デザインが持つ人々への影響力が認識されつつある現代のための、デザインの入門書です。今や、何かを「作って終わり」ではなく、制作物を含めたプロジェクト全体をデザインしていくことが求められている時代です。そうしたあらゆるデザインにおいてキーとなるのが「物語(ストーリー)」です。
構成は3部からなり、
1.アクション:多くのストーリーが持つ基本パターンを活用しながら、ものごとの展開をデザインするために、
2.エモーション:人々の気分や感情を汲み取ったり動かしたりするために、
3、センセーション:人々の知覚や認知を方向づけるために、
知っておきたい知識や手法がコンパクトにまとめられています。
グラフィックデザインにはじまり、多くの著作を生み出しながら現在ではミュージアムのキュレーターを務めるという稀有な経歴を持つ著者ならではの、デザインのエッセンスがつまっています。
「ストーリーテリング(物語ること)」が持つ力によって、あなたのプロジェクトに人々を巻き込み、関わり合い、そしてよりよいデザインを実践するためのリファレンスとしてお使いください。
(解説:須永剛司)
目次
序幕
はじめに
謝辞
前振り
第 1 幕:展開 ̶ Action
ナラティブアーク
ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)
ストーリーボード(絵コンテ)
3の法則
シナリオ計画
デザイン・フィクション
第 2 幕:感情 ̶ Emotion
体験経済
エモーショナル・ジャーニー(感情の変遷)
共創
ペルソナ
Emoj(i 絵文字)
色と感情
第 3 幕:感覚 ̶ Sensation
視線
ゲシュタルトの法則
アフォーダンス
行動経済学
多感覚的デザイン
幕引きの後で
クリニック | 文章力を高めるために
クラスルーム | 新規プロジェクト用ワークシート
おみやげ | ストーリーテリング・チェックリスト
解説:物語ることの力
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。