書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
楽譜作成ソフトDorico入門
基本操作をやさしくガイド
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年11月
- 書店発売日
- 2017年11月9日
- 登録日
- 2017年10月17日
- 最終更新日
- 2019年12月3日
紹介
新たに登場した楽譜作成ソフトDorico(ドリコ)は、これまでの楽譜作成ソフトとは一線を画した新たな発想で開発された次世代楽譜作成ソフト。本書は、そのユニークなソフトの基本的な操作方法を丁寧に説明し、またDoricoの初心者や乗り換えユーザーが悩むと思われる点なども重点的に解説した。開発元はCubaseで知られるSteinberg(スタインバーグ)社。印刷マニュアルがないので、マニュアル代わりの解説書としても活用できる。
前書きなど
Doricoは手軽に楽譜を作ったり、画面上の楽譜を思いのままに操作したり、作った楽譜を高音質の音源で鳴らしたりすることができるパソコンソフトです。DAWソフト、Cubaseで有名なドイツのSteinbergが開発しました。
そうした背景もあり、これまで楽譜作成ソフトで楽譜を作ってこられた方々だけでなく、DAWソフトで楽譜を作っていた人たちが、Doricoで楽譜を作ってみたい、新時代のソフトを積極的に使いたい、となるのは自然なことでしょう。そうした方たちはもちろん、Doricoから楽譜作成をはじめる方にも、ぜひ本書を参考にして楽譜制作を楽しんでいただければと思います。
このソフトには、DWAソフト風の操作がある一方で、新しいソフトならではの、ユニークな使い方もあります。特に、これまで他の楽譜作成ソフトを使ってこられた方からすると、「あれ?」と思うこともあるでしょう。そうした「あれ?」が減るように心がけて本書は作られています。
Doricoは2016年後半に発売されたばかりの新しいソフトですから、これからどんどん進化していくソフトです。そのため本書ではバージョン1.1を元に、今後も大きく変化することのない(と思われる)基本的な操作を中心に解説しています。チュートリアル編とテクニック編にわかれており、本書を読むことで、Doricoの基本的な操作方法がマスターできるでしょう。
今後のアップデートの内容次第では、画面の見た目が変化したり、メニューの位置が変わったりする可能性もあります。その場合はご面倒ですが、適宜類推して本書を役立てていただければ幸いです。
本書を活用して、ぜひDoricoを使いこなしてください。
版元から一言
Dorico(ドリコ)は新たに生まれた楽譜作成ソフトです。次世代楽譜作成ソフトとも言われるように、これまでの楽譜作成ソフトとは操作方法でも一線を画し、楽譜の作り方はユニーク。それゆえ操作方法に戸惑うユーザーも多いようです。そこで本書は、1つのサンプル楽譜を作り上げるまでの手順をチュートリアル方式で紹介し、基本的な操作方法はもちろん、Dorico初心者や乗り換えユーザーが悩むと思われる点を重点的に解説しています。また、楽譜作成中につまづきそうな点やちょっとしたテクニックも解説しています。(※本書は、Doricoバージョン1.1を元に執筆されています)
このソフトの開発元は、人気DAW(DTM)ソフト、Cubaseの開発で知られるドイツのSteinberg(スタインバーグ)社です。アメリカ生まれのFinale、日本生まれのスコアメーカー、イギリス生まれのSibelius、そこへドイツ生まれのDoricoが加わり、それぞれ特徴ある楽譜作成ソフトが揃いました。
楽譜を自分で作りたい、作らなければならないという方に、新たな選択肢が登場したわけです。Doricoを手にした人が戸惑うことなく楽譜が作れることを願い、本書は作られました。多くのユーザーの方にとって必携のガイドブックとなることを願っています。
上記内容は本書刊行時のものです。