版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
a:9:{s:12:"shoshi_title";s:22:"「若者」の時代 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7987-0156-1";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:405:"若者たちは、社会から何を求められ、いかに遇されたのか。 彼らは、どのような栄光と失意と屈辱を体験してきたのか。 復興期から高度成長期、停滞期を経て格差の時代へ―― 歌謡曲、映画、記録、TVドラマ、文学、マンガなどを素材に、戦後社会を走り抜けた「不機嫌な魂」の多彩な軌跡を追う。";s:6:"author";s:24:"菊地 史彦(著/文)";s:10:"publishers";s:21:"トランスビュー";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:21:"トランスビュー";s:12:"release_date";i:1425481200;}

「若者」の時代

社会一般 ラノベ

菊地 史彦(著)
発行:トランスビュー

四六判   342頁  上製
定価 2,400円+税

ISBN 978-4-7987-0156-1   C1036
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2015年3月
書店発売日 2015年3月5日
登録日 2015年1月26日

このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2015-05-10 東京新聞/中日新聞  
評者:三上治(評論家)
2015-04-19 日本経済新聞  
評者:吉見俊哉(東京大学教授)

紹介

若者たちは、社会から何を求められ、いかに遇されたのか。
彼らは、どのような栄光と失意と屈辱を体験してきたのか。

復興期から高度成長期、停滞期を経て格差の時代へ――
歌謡曲、映画、記録、TVドラマ、文学、マンガなどを素材に、戦後社会を走り抜けた「不機嫌な魂」の多彩な軌跡を追う。

目次

序章 反抗までもう一歩
1 美空ひばりの不機嫌な踊り子
2 若者たちに求められたもの
3 〈社会意識〉と若者の戦略

第1章 忘れられた歌姫―青山ミチの存在と闘い
1 十三歳のデビュー
2 歌に書き込まれた宿命
3 ライヴァルは弘田三枝子
4 失踪する少女
5 ポリドール時代の試行錯誤
6 和製ポップスから「艶歌」へ
7 「艶歌」という偽史

第2章 転がる卵のように―集団生活と戦後都市
1 駅のホームから始まった物語
2 卵たちへのまなざし
3 差別的な就職先
4 流転のドラマ―森進一への軌跡
5 出奔の衝動―永山則夫への軌跡
6 列島を旅する「艶歌」
7 戦後都市の応対―吉永小百合が演じたもの
8 最後の集団就職列車が走った頃

第3章 端境期のセヴンティーン―六〇年安保のさなかで
1 安保と三池―一九六〇年のふたつの軸
2 戦後と民主主義の曲がり角
3 十七歳のテロリスト、山口二矢
4 「偽モノ」への嫌悪
5 リング状の十七歳―ファイティング原田の本気
6 勝った男・転じた男・負けた男―原田・斎藤・青木
7 加賀まりこのスタイル
8 「反惰性」と「非日常」の美学
9 六月の記憶―干刈あがたと奥浩平の安保
10 時の中の時、六月十五日

第4章 舞い降りたバリケード―高校闘争一九六九
1 次はウチだ!
2 「期待される人間像」
3 学校郡に対する憤懣
4 私自身への闘争
5 バリケードは舞い降りた
6 教師だった父との衝突
7 父はどこからやって来たか
8 教師としての戦後史
9 一九六九年の思想
10 父と子の「戦後民主主義」

第5章 学園はいかに夢見られたか―学校意識の変容
1 「学園」の出現
2 学園ドラマの原型と変貌
3 恋する少女たちの行方―ラブコメに向かって
4 「自由」と「民主」の幻想
5 「学園」の終わりの始まり―学校ぎらいの出現
6 暴力におおわれた時代
7 不安な学園物語
8 分かりにくい若者たち―薬師丸ひろ子の身体性
9 「ゆとり」が生んだ廃墟
10 河のほとりで―岡崎京子の風景

第6章 〈遠郊〉の憂鬱
1 閉ざされた殺人者―市川一九七四
2 切り裂かれた田園―宇都宮一九八〇
3 窮乏化する地方経済
4 ローカリズムと不良文化―ヤンキーたちの伝説
5 ジャスコのある風景
6 ロードサイドからイオンモールへ
7 地元のユートピア
8 〈遠郊〉の捉え方
9 ヒーローはいかに地元で死ぬか

終章 東北と若者たち
1 『山びこ学校』の時代
2 遠ざかる山びこ
3 浜通りにやってきたもの
4 「原子力ムラ」への異議
5 “これからの戦後”を生きる
6 若者文化と戦後史

あとがき

引用・参考文献

著者プロフィール

菊地 史彦(クチ フミヒコ)

1952年、東京生まれ。76年、慶應義塾大学文学部卒業。同年、筑摩書房入社。89年、同社を退社。編集工学研究所などを経て、99年、ケイズワークを設立し、企業の組織課題やコミュニケーション戦略を中心にコンサルティング活動を行なう。現在、株式会社ケイズワーク代表取締役。国際大学グローバル・コミュニケーションセンター客員研究員。著書に『「幸せ」の戦後史』(トランスビュー)、『情報文化の学校――ネットワーク社会のルール・ロール・ツール』(共著、NTT出版、1989)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。