版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
死は人生で最も大切なことを教えてくれる 鈴木 秀子(著/文) - SBクリエイティブ
..
【利用不可】

死は人生で最も大切なことを教えてくれる (シハジンセイデモットモタイセツナコトヲオシエテクレル)

哲学・宗教
このエントリーをはてなブックマークに追加
新書判
168ページ
定価 926円+税
ISBN
978-4-7973-9186-2   COPY
ISBN 13
9784797391862   COPY
ISBN 10h
4-7973-9186-3   COPY
ISBN 10
4797391863   COPY
出版者記号
7973   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年3月31日
最終更新日
2017年6月16日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

自分の死に対しても、大切な人の死に対しても、
不安や恐怖や悲しみが和らぐうえ、
「悔いなく美しく生きられるようになる」本です。

「死」というと、不安、恐怖、絶望…、マイナスのことばかり考えてしまいます。
しかし、誰もが絶対に迎えてしまうもので、避けることはできません。
それは、自分自身もそうですし、周りの大切な人たちも、同じです。

また「死」は、生きている私たちは、誰も見たことがない世界ですので、
得体の知れないものにも思ってしまいます。
しかし、「死」から目を背けてばかりいたり、
大切な人の死を悲しんでばかりいては、何も始まりませんし、
恐怖や悲しみは消えるどころか、強まるばかりです。

しかし、死と向き合えば、
限られた時間や限られた出会いの中で、よりよく生きることを考える、
絶好の機会となります。

そこで本書では、
死とのよい向き合い方と、その時に死が教えてくれることを、
実際にあった話を通してやさしくお伝えします。
死への恐怖・不安・悲しみが和らぐお手伝いもできればと思っています。
また、死が教えてくれる「よりよく生きるヒント」を
簡単に実行に移せるための「簡単な心がけ」もご用意しました。

NHK Eテレ「団塊スタイル『誰にでも訪れる“死”どう考える?』」
の美輪明宏氏との対談などでも多くの反響を呼んだ
カトリックのシスター・鈴木秀子氏が著者です。
鈴木氏は、長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、
特に「死」について多くの相談を受けてきており、
テレビや雑誌の出演も多いシスターです。

目次

●第1章「死」が“ありのままに生きる”に導いてくれる
「死」が、今の当たり前の生活のありがたさに気づかせてくれる
「死」が執着を振り払い、“聖なるあきらめ”をもたらす
「死」で、自分がいるだけで感謝されることに気づく
「死」が息苦しさから解放してくれる
「死」は人の真の価値を教えてくれる

●第2章「死」は人を優しくする
「死」で、嫌いな人も受け入れられるようになる
「死」で人は、攻撃しなくなる
「死」を前にすると、感謝したい相手が見つかり、心が穏やかになる
「死」への意識で、周囲への愛情が強くなる
「死」が最高のおもてなしを生み出す

●第3章「死」が困難を乗り越えさせる
「死」が“たった1ミリのプラス思考”を生み出す
「死」で誰もが、ポジティブになれる
「死」への意識で、失敗もトラウマも、すべて意味があったことに気付く
「死」についての知識は、人を強くする
「死」は限界を振り払ってくれる

●第4章「死」は人を成熟させる
「死」で、本当に必要なものが見つかる
「死」は最良の決断を教えてくれる
「死」を意識することで、信頼関係を強めることができる
「死」で人は、美しく老いることができる
「死」は最高の幕引きの舞台を用意してくれる

著者プロフィール

鈴木 秀子  (スズキ ヒデコ)  (著/文

東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。 フランス、イタリアに留学。スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。 長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、多くの相談を受けてきた。特に、死が近づく人やその関係者からの相談が非常に多い。世界中の病院をめぐり、東日本大震災の被災地巡りを頻繁に行っていることや、自身が臨死体験をしたことが関係している。 著書に44万部突破の『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』(PHP研究所)のほか、『死にゆく者からの言葉』(文藝春秋)、『愛と癒しのコミュニオン』(文藝春秋)、『心の対話者』(文藝春秋)など。

上記内容は本書刊行時のものです。