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死は人生で最も大切なことを教えてくれる
- 書店発売日
- 2017年6月22日
- 登録日
- 2017年3月31日
- 最終更新日
- 2017年6月16日
紹介
自分の死に対しても、大切な人の死に対しても、
不安や恐怖や悲しみが和らぐうえ、
「悔いなく美しく生きられるようになる」本です。
「死」というと、不安、恐怖、絶望…、マイナスのことばかり考えてしまいます。
しかし、誰もが絶対に迎えてしまうもので、避けることはできません。
それは、自分自身もそうですし、周りの大切な人たちも、同じです。
また「死」は、生きている私たちは、誰も見たことがない世界ですので、
得体の知れないものにも思ってしまいます。
しかし、「死」から目を背けてばかりいたり、
大切な人の死を悲しんでばかりいては、何も始まりませんし、
恐怖や悲しみは消えるどころか、強まるばかりです。
しかし、死と向き合えば、
限られた時間や限られた出会いの中で、よりよく生きることを考える、
絶好の機会となります。
そこで本書では、
死とのよい向き合い方と、その時に死が教えてくれることを、
実際にあった話を通してやさしくお伝えします。
死への恐怖・不安・悲しみが和らぐお手伝いもできればと思っています。
また、死が教えてくれる「よりよく生きるヒント」を
簡単に実行に移せるための「簡単な心がけ」もご用意しました。
NHK Eテレ「団塊スタイル『誰にでも訪れる“死”どう考える?』」
の美輪明宏氏との対談などでも多くの反響を呼んだ
カトリックのシスター・鈴木秀子氏が著者です。
鈴木氏は、長年にわたり、全国および海外で講演活動を行い、
特に「死」について多くの相談を受けてきており、
テレビや雑誌の出演も多いシスターです。
目次
●第1章「死」が“ありのままに生きる”に導いてくれる
「死」が、今の当たり前の生活のありがたさに気づかせてくれる
「死」が執着を振り払い、“聖なるあきらめ”をもたらす
「死」で、自分がいるだけで感謝されることに気づく
「死」が息苦しさから解放してくれる
「死」は人の真の価値を教えてくれる
●第2章「死」は人を優しくする
「死」で、嫌いな人も受け入れられるようになる
「死」で人は、攻撃しなくなる
「死」を前にすると、感謝したい相手が見つかり、心が穏やかになる
「死」への意識で、周囲への愛情が強くなる
「死」が最高のおもてなしを生み出す
●第3章「死」が困難を乗り越えさせる
「死」が“たった1ミリのプラス思考”を生み出す
「死」で誰もが、ポジティブになれる
「死」への意識で、失敗もトラウマも、すべて意味があったことに気付く
「死」についての知識は、人を強くする
「死」は限界を振り払ってくれる
●第4章「死」は人を成熟させる
「死」で、本当に必要なものが見つかる
「死」は最良の決断を教えてくれる
「死」を意識することで、信頼関係を強めることができる
「死」で人は、美しく老いることができる
「死」は最高の幕引きの舞台を用意してくれる
上記内容は本書刊行時のものです。