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呪いの言葉の解きかた 上西充子(著/文) - 晶文社
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呪いの言葉の解きかた (ノロイノコトバノトキカタ)

社会一般
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発行:晶文社
四六判
縦186mm 横129mm 厚さ18mm
284ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7949-7088-6   COPY
ISBN 13
9784794970886   COPY
ISBN 10h
4-7949-7088-9   COPY
ISBN 10
4794970889   COPY
出版者記号
7949   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年5月30日
書店発売日
登録日
2019年4月26日
最終更新日
2024年1月26日
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書評掲載情報

2019-08-03 朝日新聞  朝刊
評者: 本田由紀(東京大学教授・教育社会学)
2019-07-14 毎日新聞  朝刊
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紹介

「文句を言うな」
「君だって一員なんだから」
「嫌なら辞めちゃえば?」
「母親なんだからしっかり」. . .


政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を
2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や
「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が
「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く!

「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)

目次

第1章:呪いの言葉に縛られない
1 嫌なら辞めればいいのだろうか
2 呪いの言葉の解きかた

第2章:労働をめぐる呪いの言葉
1 アルバイト学生の悩み
2 「カラスはやっぱり黒いです!」――『ダンダリン』
3 持ち込まれた分断――『サンドラの週末』
4 「だらだら残業」という呪い

第3章:ジェンダーをめぐる呪いの言葉
1 「妻」役割をめぐる葛藤――『しんきらり』
2 家事労働はなぜ無償か――『逃げるは恥だが役に立つ』
3 「母なるもの」が追い詰める
4 仕事の上では破綻は見せない――男性を縛る「呪い」
5 支援を受ける権利
6 私は黙らない

第4章:政治をめぐる呪いの言葉
1 原発事故後の情報過疎の中で
2 デモが変えるもの
3 政権との対峙
4 国会パブリックビューイング――可視化が持つ力

第5章:灯火の言葉
1 人を動かす言葉
2 相手と向き合う
3 仕事のうえでの言葉はリップサービスか
4 見つめた先に――『わたしは、ダニエル・ブレイク』
5 偽りの称賛とやりがい搾取

第6章:湧き水の言葉
1 視界が開けて、言葉が湧き出る
2 人生やり直しスイッチは、もう押さない――『カルテット』

あとがき
註一覧
付録 呪いの言葉の解きかた 文例集

著者プロフィール

上西充子  (ウエニシミツコ)  (著/文

1965年奈良県生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得中退。
日本労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)研究員を経て、2003年に転
職。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授、同大学院キャリアデザイン学研
究科教授。
2017年3月に衆議院厚生労働委員会にて、2018年2月と2019年2月に衆議院予算
委員会にて、意見陳述(順に、求人トラブル問題、裁量労働瀬データ問題、統計
不正問題)。2018年6月より、国会パブリックビューイング(@kokkaiPV)代表。
著書に、『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(石田眞・浅倉む
つ子との共著、2017年、旬報社)、監修に『10代からのワークルール』(2019年、
旬報社)など。
『Yahoo! ニュース 個人』や『ハーバー・ビジネス・オンライン』に「働き方改革」
など時事問題を寄稿。

上記内容は本書刊行時のものです。