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呪いの言葉の解きかた
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年5月30日
- 書店発売日
- 2019年5月25日
- 登録日
- 2019年4月26日
- 最終更新日
- 2024年1月26日
書評掲載情報
2019-08-03 |
朝日新聞
朝刊 評者: 本田由紀(東京大学教授・教育社会学) |
2019-07-14 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
「文句を言うな」
「君だって一員なんだから」
「嫌なら辞めちゃえば?」
「母親なんだからしっかり」. . .
政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を
2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や
「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が
「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く!
「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)
目次
第1章:呪いの言葉に縛られない
1 嫌なら辞めればいいのだろうか
2 呪いの言葉の解きかた
第2章:労働をめぐる呪いの言葉
1 アルバイト学生の悩み
2 「カラスはやっぱり黒いです!」――『ダンダリン』
3 持ち込まれた分断――『サンドラの週末』
4 「だらだら残業」という呪い
第3章:ジェンダーをめぐる呪いの言葉
1 「妻」役割をめぐる葛藤――『しんきらり』
2 家事労働はなぜ無償か――『逃げるは恥だが役に立つ』
3 「母なるもの」が追い詰める
4 仕事の上では破綻は見せない――男性を縛る「呪い」
5 支援を受ける権利
6 私は黙らない
第4章:政治をめぐる呪いの言葉
1 原発事故後の情報過疎の中で
2 デモが変えるもの
3 政権との対峙
4 国会パブリックビューイング――可視化が持つ力
第5章:灯火の言葉
1 人を動かす言葉
2 相手と向き合う
3 仕事のうえでの言葉はリップサービスか
4 見つめた先に――『わたしは、ダニエル・ブレイク』
5 偽りの称賛とやりがい搾取
第6章:湧き水の言葉
1 視界が開けて、言葉が湧き出る
2 人生やり直しスイッチは、もう押さない――『カルテット』
あとがき
註一覧
付録 呪いの言葉の解きかた 文例集
上記内容は本書刊行時のものです。